今作は、普段の彼のハードロックやヘヴィメタルのベーシストというイメージとはまったく異なる、モンドなラウンジテクノアルバム。空手バカボンのトラックメーカーという過去の経歴もうっすらと匂わせつつ、1970年代のムーグミュージック、アメリカ西海岸のアンダーグラウンドシーン、1980年代のMute RecordsやAta Takなどのレーベルの作品を想起させる、ユニークな電子ポップ集に仕上げられている。 収録曲は「サンフランシスコ」「カーネーション・リインカネーション」「イワンのばか」「戦え!何を!?人生を!!」など、いずれも筋肉少女帯の楽曲のカバー。ヘヴィメタルがラウンジテクノにアレンジされどのように生まれ変わったのか、その耳で確かめてみよう。 なお内田は今作の発売を記念し、2月12日に東京・タワーレコード錦糸町店イベントスペースにてインストアイベントを行うことが決定している。 内田雄一郎「SW