日本アイ・ビー・エム(日本IBM)とソフトバンクは2月19日、コグニティブ・コンピューティング「IBM Watson」を活用したサービスの日本語版提供を発表した。 コグニティブ・コンピューティングのIBM Watsonは、理解や推論、学習を行い、認知・気付き(コグニティブ)を利用者へ提供する。今回のサービス提供はIBMとソフトバンクによる共同展開の昨年2月の発表に基づくもので、SaaS型によるAPIの提供で顧客企業はWatsonを活用できるようになる。 サービス開始当初は、次の6種類のAPIを日本語で提供する。 Natural Language Classifier(自然言語分類) Dialog(対話) Retrieve and Rank(検索およびランク付け) Document Conversion(文書変換) Speech to Text(音声認識) Text to Speech(音声
ゴルフは、最も人々を熱中させるスポーツではないと思う人もいるかもしれない。けがをすることも少ないし、乱闘が起きることなどめったにない。しかし、2015年のマスターズゴルフトーナメントを現地で観戦した何千人もの人々は、ゴルフに夢中だ。テレビやスマートフォン、タブレットでマスターズを観戦して、あらゆる動きを楽しみにして待ち、すべてのパットやドライバーショットを細かく分析するファンも世界中に何百万人といる。 2015年のマスターズでは、ファンにさらなるボーナスが提供された。世界中のどこにいようともゴルフファンがマスターズにより近づけることを目指すテクノロジを、IBMが開発したのだ。 同社のその最新のテクノロジが「Track」だ。 狙いはシンプルである。IBMが目指しているのは、毎年開催されるマスターズを現地で観戦できないファンに、実際のプレーを可能な限り近くで感じてもらうようにすることだ。モバイ
メガバンクで、日本IBMの質問応答システム「Watsonテクノロジー(Watson)」を実用化する動きが広がっている。まずは、リテール向けのコールセンター業務に投入する。オペレーター業務の効率化と品質の向上で成果を挙げたい考えだ。 三井住友銀行は2014年9月よりWatsonのPOC(Proof of Concept、新しいコンセプトを実証すること)を実施。既に、実用化のメドとしていた正確さの水準をクリアしているという。みずほ銀行は2015年2月にも神奈川県のコールセンターで部分的に導入し、来夏には全席に展開する予定だ。 質問・回答の候補を表示 「ネットバンクは誰でも利用できますか」。銀行のコールセンターには、こうした質問が日々寄せられる。オペレーターは電話応対の中で顧客が知りたがっている内容をくみ取り、問答集や業務マニュアルを調べて回答する。Watsonが担うのは、オペレーターがスムーズ
IBMが、企業による独自クラウドの開発とテストを支援するサービスを打ち出し、クラウドコンピューティング事業への取り組みを強化している。 IBMは米国時間6月16日の声明で、「Smart Business」ブランドに統合される一連のクラウド製品およびサービスを発表した。当初はクラウド開発と仮想デスクトップに注力するという。 平均的な企業は技術インフラの30〜50%を開発とテストに割り当てているが、そのうち最大90%が有効活用されていないのが一般的だ、とIBMは述べている。 「ソフトウェア開発者は、使用許諾を受けて、仕事に必要なシステムやツールを入手するのに、膨大な時間と生産性を失っている」と、IBMは声明で述べた。 IBMは、クラウド開発およびテストのサービスを3種類提供する。第1は、企業がIBMのクラウドでソフトウェアを稼働したりテストしたりできるベータ版サービスだ。第2のサービス「IBM
稼動を開始できるようになったブレードサーバ。それにしても省スペースで、冗長性もリーズナブルに確保できた。次はいよいよシステムのインストール、そして仮想化だ! イジって分かったブレードの、スゴイところをレポート。 先回の5時間の死闘により、ようやくブレードサーバが使えるようになった。ストレージ・モジュールに差し込んだSATAのHDDは1ブレードに2台づつSASゾーニングで割り付けられ、ブレードサーバ内に差し込んだSAS拡張カードによりRAID1(ミラーリング)を構成し、ブレードからはSASのHDDとして見える状態になっている。 ここまでくれば、普通に10台のPCサーバがあるのと同じだ。今回導入したブレードのCPUは4コアのXeon Quad Core E5405だ。このブレードに仮想化して格納しようとしている古い世代の1CPU1コアので考えれば、10枚のブレードで48コア(計算が合わないのは
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