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化石と人類に関するwamanのブックマーク (9)

  • アラビア半島で8.8万年前の人骨、定説より古い

    サウジアラビア北東部のアル・ウスタ遺跡で発見された、ホモ・サピエンスの指の骨の化石。(PHOTOGRAPH BY IAN CARTWRIGHT) 8万5000年以上前のアラビア半島は、現在のように砂がどこまでも広がる土地ではなかった。 そこは豊かな草原地帯で、雨期が来るたびに緑が芽吹き、数多くの淡水湖が点在していた。アラビア半島の砂の中からはこれまでに、カバをはじめ、アフリカにすむ水生および半水生哺乳類の存在を示す証拠が見つかっている。このほか石器が見つかっており、人類がアラビア半島にいたらしいことはわかっていたが、人類の化石そのものが出土したことはなかった。 ところが先日、その直接証拠を見つけたとする論文が、学術誌『Nature Ecology and Evolution』に掲載された。2016年にサウジアラビアのアル・ウスタと呼ばれる古代の湖で見つかった1の人類の指の骨が、8万800

    アラビア半島で8.8万年前の人骨、定説より古い
  • 1千万年前の歯化石、「人類の起源」は言い過ぎ

    ドイツの遺跡で最近発見されたこの歯が、ヨーロッパの古代霊長類の左上顎犬歯だとする論文が発表された(この写真のアングルでは、犬歯の先端がこちらに向かって突き出している状態)。(PHOTOGRAPH COURTESY LUTZ, H., ENGEL, T., LISCHEWSKY, B. & BERG, A. VON) ドイツで保存状態の良い歯が2つ発見され、現在のヨーロッパ北部で暮らしていた人類の遠い祖先について、貴重なヒントを提供してくれている。「人類の歴史を書き換える発見かも」といった報道も多いが、果たしてこれは当だろうか? ひと言で言えば、その答えはノーだ。 黄褐色をした2つの歯の化石――ひとつは犬歯、もうひとつは上顎臼歯――は、1000~900万年前の霊長類のもののようだ。(参考記事:「ヒトはなぜ人間に進化した? 12の仮説とその変遷」) 2016年9月にこの歯が発掘されたドイツ

    1千万年前の歯化石、「人類の起源」は言い過ぎ
  • 30万年前の人類化石は初期ホモ・サピエンスか

    はるか昔、現在のモロッコにあたるサバンナ地帯で、太古の人類が集団で焚き火を囲んでいた。焚き火のまわりには、彼らが使っていた石器が散乱していた。このほど、火に熱せられた石器を調べることで、彼らが生きた時代が今から30万年以上も前だったことが明らかになった。 科学誌『ネイチャー』6月8日号に発表されたこの発見は、人類の化石記録にある重大な空白を埋めるものだ。モロッコのジェベル・イルード遺跡から出土した今回の化石は、エチオピアの約19万5000年前の遺跡から出土した最古のホモ・サピエンスの化石証拠よりずっと古いにもかかわらず、現生人類と驚くほどよく似た点が多数ある。(参考記事:「ヒトはなぜ人間に進化した? 12の仮説とその変遷」) 発掘現場に残る鉱床。かつてはトンネル状の地形だったが、採鉱により完全に露出した。(PHOTOGRAPH BY SHANNON MCPHERRON, MPI EVA L

    30万年前の人類化石は初期ホモ・サピエンスか
    waman
    waman 2017/06/21
    『彼らは地下鉄ですれ違っても違和感がないような顔をしていました』
  • Why are most people right handed? The answer may be in the mouths of our ancestors

    waman
    waman 2017/01/21
    歯の化石に付いてる跡から右利きが多かったのが分かった、ってくらいの話じゃね? タイトルよ…
  • フローレス原人を絶滅させたのは現生人類だった?

    インドネシアのフローレス島で化石が発見された、フローレス原人の顔の復元。(PHOTOGRAPH BY B CHRISTOPHER, ALAMY) 小型の原人「フローレス原人」は、現生人類ホモ・サピエンスとの出会いがきっかけで絶滅したのかもしれない。そんな可能性を示唆する研究結果が、3月30日付け科学誌『ネイチャー』に発表された。 フローレス原人(ホモ・フロレシエンシス)は、2003年にインドネシアのフローレス島にあるリアンブア洞窟で化石が発見された小型の人類。身長は1メートル余り、体重約35キロで、J・R・R・トールキンの有名な小説の小さなヒーローにちなんで「ホビット」の愛称で呼ばれている。 当初の研究で、フローレス原人はつい1万2000年前まで生きていたと推定されていた。当にこの頃まで生きていたのなら、ネアンデルタール人より新しい時代まで生きていたことになり、現生人類とも共存していた可

    フローレス原人を絶滅させたのは現生人類だった?
    waman
    waman 2016/04/02
    『長期にわたって問題なく生きてきた古いヒト属が、ホモ・サピエンスが現れた途端に絶滅するというパターンがあるのです。どういう理由かわかりませんが、ホモ・サピエンスは無敵なのです』
  • これが伝説のユニコーン!?2万6,000年前に人類と共に暮らしていた一角獣の頭蓋骨を発見(カザフスタン) : カラパイア

    頭蓋骨から長く伸びるツノを一目見れば、伝説のユニコーンの化石と勘違いしたとしても仕方ないだろう。実際にはユニコーンの正体という説もある、大昔に絶滅したエラスモテリウム・シビリカムというサイの仲間だ。

    これが伝説のユニコーン!?2万6,000年前に人類と共に暮らしていた一角獣の頭蓋骨を発見(カザフスタン) : カラパイア
  • ネアンデルタール人のDNA、人類大移動の年表を書き換え

    米首都ワシントンのスミソニアン博物館に展示された、ホモ・サピエンスの頭蓋骨(右)とネアンデルタール人の頭蓋骨(2010年3月17日撮影、資料写真)(c)AFP/Mandel NGAN 【2月18日 AFP】現生人類の集団は、これまで考えられてきたよりもはるかに早い時期にユーラシア(Eurasia)大陸に到達し、ネアンデルタール人(Neanderthals)と性交渉を持っていたとする、DNA分析に基づく研究結果が17日、発表された。これにより、人類大移動の年表が書き換えられることになるという。 英科学誌ネイチャー(Nature)に掲載された論文では、一部のホモ・サピエンス(Homo sapiens)が、通説より数万年早い、少なくとも10万年前にアフリカ大陸を離れていたことを示す初の遺伝学的証拠を提供している。 この明白な証拠は、ヒトの化石ではなく、あるネアンデルタール人の骨に基づくもの。ロシ

    ネアンデルタール人のDNA、人類大移動の年表を書き換え
    waman
    waman 2016/02/19
    『通説より数万年早い、少なくとも10万年前にアフリカ大陸を離れていたことを示す初の遺伝学的証拠』『ホモ・サピエンスとネアンデルタール人との間の異種性交渉が確認された最古の事例』
  • 人類3種が数万年も共存、デニソワ人研究で判明

    2010年にデニソワ洞窟の発掘現場で見つかった臼歯の化石は、新しいヒト科ヒト属(ホモ属)であるデニソワ人の存在を示す重要な遺伝的証拠となった。この臼歯は、5万年以上前の女性のもの。(PHOTOGRAPH BY ROBERT CLARK, NATIONAL GEOGRAPHIC) 5年前の2010年に報告されたばかりの謎多き“第3の人類”デニソワ人。その歯の化石を分析したところ、彼らは現生人類やネアンデルタール人と数万年もの間共存していたことが、11月16日付けの科学誌「Proceedings of the National Academy of Sciences」の論文で明らかになった。 我々ホモ・サピエンスの祖先が、かつて他のヒト科ヒト属(ホモ属)とユーラシア大陸を共有していたことを裏付ける研究結果である。約4万年前に姿を消したネアンデルタール人は、現生人類と数十万年もの間すぐそばで暮ら

    人類3種が数万年も共存、デニソワ人研究で判明
  • 人類発祥の地は東アフリカか、南アフリカか

    ヨハネスブルクから北西に1時間。このなだらかな丘に隠された石灰岩の洞窟や陥落穴は、人類の起源に関する情報の宝庫だ。この地域は、1999年に「人類のゆりかご」として世界遺産に登録された。(PHOTOGRAPH BY ROBERT CLARK, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE) 南アフリカ、ヨハネスブルクから北西に1時間。草原地帯をドライブしていると、「人類のゆりかご」と呼ばれる世界遺産に行き着く。アカシアやクサギが点在する500平方キロメートル弱の広大な草地にこのような名前が付けられた理由は、主に地中に隠されている。石灰岩の岩盤を通る洞窟や陥落穴が作る迷路には、化石が大量に含まれているのだ。 9月10日、その人類のゆりかごから、ホモ・ナレディと呼ばれる初期人類の新種が見つかったと発表された。化石の特徴から、私たちヒト属(ホモ属)の非常に初期のメンバーと考えられる。で

    人類発祥の地は東アフリカか、南アフリカか
    waman
    waman 2015/09/16
    『化石ハンターはまだ、アフリカ大陸の97%近くを調査していない。』
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