1901年、アメリカ北西部で見つかった、15.5トン近くもある大きな隕石。アメリカ自然史博物館に所蔵されている。アメリカ国内で最大の隕石。 2. ムボジ隕石 16トンもあるこの大きな隕石は、アフリカ、タンザニアにある。1930年に発見されたと言われているが、衝突によるクレーターが見当たらないことから、研究者たちは衝突後に落ちてきたか、クレーターの痕跡が消えてしまうほど昔の衝突だった可能性があると言っている。 3. グリーンランドのアグパリリク隕石
「隕石をピカピカの玉に磨くと…こんなに美しい」宇宙のロマンを感じるパラサイト(石鉄隕石)の写真 いろんなタイプの隕石が地球に落ちていますが、パラサイト(石鉄隕石)と呼ばれるものは全体の2%弱しかなく、希少価値も高いそうです。 成分はニッケル鉄とケイ酸塩鉱物で、磨くと宝石のような美しさを持っているのも特徴です。 球形のパラサイトを磨いたという写真をご覧ください。 こちらが磨いたパラサイト。 直径5.5cm、重さは494gだそうです。 まわすと、金属(ニッケル鉄)の部分と鉱物(カンラン石など)の部分が混じっているのがわかります。 ほぼ金属部分しか見えないアングル。 ちなみにこの隕石、以下のサイトで売りに出されているそうで、お値段は1万2000ドル(約140万円)だそうです。 Seymchan Pallasite Meteorite Slices for Sale 希少な隕石だけに、やはり高い…
ナチス親衛隊(SS)の探検隊がチベットから持ち帰った毘沙門天像(2012年9月26日公開)。(c)AFP/ STUTTGART UNIVERSITY/ELMAR BUCHNER 【9月27日 AFP】1938年にナチス親衛隊(SS)の探検隊がチベットから持ち帰った仏像は、隕石(いんせき)を彫って作られていたという論文が26日、科学誌「Meteoritics and Planetary Science(隕石学と惑星科学)」に発表された。 アドルフ・ヒトラー(Adolf Hitler)の「第三帝国(Third Reich)」と宇宙からの「財宝」の結びつきを示した独オーストリアの合同研究チームによる調査結果は、まさに映画『インディ・ジョーンズ(Indiana Jones)』を地で行くような話だ。 鉄分を多く含む岩石で作られていることから「アイアンマン(Iron Man、鉄の男)」と呼ばれるこのチ
翻訳 タグ:ロンズデーライトダイヤモンド突然変異科学宇宙隕石鉱物 ロンズデーライト、という種類の宝石がある。 これは、隕石が地球に落下した際の熱や圧力によって形成される、 いわゆるダイアモンドの一種であることが知られており、 ロンズデーライトが発見された場所は、すなわち隕石の落下地点であると信じられてきた。 だが、ロンズデーライトが隕石の落下地点を示す、という考え方は、 改められなければならないようだ、という研究結果が示されたのである。 簡単に言えば、ロンズデーライトは、単に異常構造を持っているだけで、 通常のダイヤモンドとそれほど変わりない、ということがわかったというのだ。 つまり、ロンズデーライトは何も隕石に固有の変化ということではなく、 条件さえ満たせば通常のダイヤモンドはロンズデーライトに簡単に変異してしまうということである。 このことにより、ロンズデーライトはダイヤモンドとして全
天文学 タグ:宇宙天文地質隕石地球 【AFP=時事】約4億5800万年前、2個の小惑星が地球に激突し、現在のスウェーデンで見られる衝突クレーターを形成したとの研究論文が、23日の英科学誌ネイチャー(Nature)系のオンライン科学誌「サイエンティフィック・リポーツ(Scientific Reports)」で発表された。 スペイン・宇宙生物学センター(Centre for Astrobiology、CAB) の科学者らの研究チームによると、この出来事の発端は、そのさらに約1200万年前に小惑星帯で発生した、太陽系史上「最大級の宇宙大惨事の一つ」である強大な衝突にまでさかのぼることができるという。 この衝突により、直径200キロの小惑星はばらばらに砕け、大きな岩の塊を周囲にまき散らした。 その一部は、後に地球の軌道を横断。論文によると、そのうちの2つが、地球と激突したという。 場所は、現在のス
2014年8月17日 12時30分 by ライブドアニュース編集部 ざっくり言うと 2880年に、巨大隕石により地球が滅亡するという説が広まっていた 1950年に観測されていた直径約1kmの小惑星が、2880年に落下するという 現在の衝突確率は、0.025%にまで下がっていると報じられている 近年やけに多くの隕石がロシアに落下している印象がある。衝突した場合の被害や生命体に及ぼす影響は甚大なものがあり、大きさを問わずやはり緊張せざるを得ない。そのような中で、少し前から「2880年、巨大隕石により地球は絶滅のおそれ」という説が波紋を広げていたが…。 2013年2月、ロシア・チェリャビンスクに隕石が落下し、およそ1500人の負傷者を出したことは記憶に新しい。集合住宅、教育施設など被害を受けた建物は4000を超えたと伝えられ、この隕石の破壊力は、広島に投下された原爆の30倍ものエネルギーであった
鏡面仕上げになった隕石。 これはチンガー隕石の写真です。ロシアのトゥヴィンスカヤで発見されたものを4分の1にカットして、断面をポリッシュしたものなのですが…ご覧のとおりものすごいピッカピカになっています。もはや鏡になるレヴェルです。 チンガー隕石は、アタキサイトという鉄隕石の一種。1913年にトゥヴァ共和国の近くを流れるチンガー川で発見されたことから、命名されたんだとか。写真のものには、82.8%の鉄と、16.6%のニッケル、残りはコバルトやリンが含まれているそうです。 明確な内部構造を持たない隕石と言われており、他の隕石のようにエッジング加工した際に見られる縞模様が見られません。そのため、磨くと写真のようにピカピカになるようですが、正直想像以上でした。 それにしても本当にすごい輝きですね。ポリッシュしていない部分と比べてみたら、ちょっと信じられないくらいです。なんだか庭に転がっている似た
ロシア中部に落下した隕石とみられる物体に関連して、NASA=アメリカ航空宇宙局は、小惑星が上空20キロ前後で爆発し、その威力は広島型の原爆の30倍以上に上るとみられることを明らかにしました。 これは、NASAが15日夜に明らかにしたもので、観測データをさらに解析した結果、大気圏に突入した小惑星は直径がおよそ17メートル、重さがおよそ1万トンと当初の推定よりも大きく、上空20キロ前後のところで爆発したとみられるということです。 爆発の威力は、広島型の原爆の30倍以上に相当するおよそ500キロトンで、その爆風と衝撃波によって地上の建物の窓が割れたり扉が吹き飛ばされたりといった被害につながったとみられています。 また、小惑星は火星と木星の間にある無数の小惑星がある領域、いわゆる「小惑星帯」にあったとみられていますが、NASAでは「100年に1度という極めてまれな事態だ」だと説明しています。
2014年7月2日 13時15分 by ライブドアニュース編集部 ざっくり言うと スウェーデンで新種の隕石が発見された 一般的に知られる隕石とは明確に異なる特徴を持っていることが、分かった 正式名称が決定されるまで「mysterious object(不思議な物体)」と呼ばれる By 小惑星が地球の大気圏に突入することで明るく燃える現象は「流星(流れ星)」と呼ばれ、燃え尽きることなく地上に到着するものは「」と呼ばれており、を研究するためにもってこいの資料として重宝されています。そんな宇宙からのプレゼントとでも言うべき隕石について、でこれまで観察されたことのない新しいタイプのものが発見されたとして注目されています。 A fossil winonaite-like meteorite in Ordovician limestone: A piece of the impactor that b
地球に住む人間にとっては悪いニュースだ。この数年間、アルマゲドンを引き起こすような隕石が人口過密地域に落下しなかったのは単なる偶然にすぎないと、かつてのNASAの研究者が述べた。
恐竜絶滅に残された謎 恐竜絶滅の原因で、現在確定的とされているのは巨大隕石の衝突である。 1980年、地質学者のウォルター・アルバレスとその父で物理学者のルイス・アルバレスは、世界的に分布が見られる中生界白亜系と新生界古第三系を境する粘土層(通称K-T境界層)に含まれるイリジウムの濃度が他の地層の数十倍であり、かつ、イリジウムは地殻にはほとんど存在しないことから、これが隕石の衝突によってもたらされたものであると考え、大量絶滅の原因を隕石の衝突に求めた。 その後、1991年メキシコ・ユカタン半島に、直径180キロの巨大クレーター(チチュルブ・クレーター)が再発見され、このクレーターを形成した隕石の衝突が恐竜絶滅の原因だとする説が提唱された。この説では、地球規模の大火災で生態系が破壊され、衝突後に生じた塵埃が大気中に舞い、日光を遮断することで起きた急速な寒冷化が絶滅の原因であると示説された。
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