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哲学に関するTomosugiのブックマーク (59)

  • 【考察】『君の名は。』量子論や神話で見えてきた隠された意味とは?哲学研究者にきいてみた | 不思議.net - 5ch(2ch)まとめサイト

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    【考察】『君の名は。』量子論や神話で見えてきた隠された意味とは?哲学研究者にきいてみた | 不思議.net - 5ch(2ch)まとめサイト
  • なぜ組織をゼロから再構築しなければならなかったのか。東浩紀が振り返る『ゲンロン』の3年間【後編】|FINDERS

    前編はこちら 批評家・思想家・作家として、そして出版社「ゲンロン」の代表として日で類を見ない独自のポジションを築き上げてきた東浩紀氏。同社の事業の核として発行してきた批評誌『ゲンロン』が、東氏の単著『ゲンロン0』を含め3年間で全10冊を刊行し、第一期が終了となった。 このタイミングで東氏にインタビューを敢行し、『ゲンロン』3年間の振り返りおよび、今後の事業展開、そして作家としての東氏がどんなものを書いていくのかということをうかがった。 後編では、今後の事業展開の話題に関連し、SNSで突如発表されて物議を醸した社内体制の大幅変更(同氏が代表退任を申し出る直前のタイミングだったが)の意図についてを中心にうかがっている。前編でも「金儲けのためではなく理念のために会社をやっているし、事業を遂行するスタンスやそのアウトプット自体がすべて理念を反映している」と語ってきた、「経営者」としての東氏がこれ

    なぜ組織をゼロから再構築しなければならなかったのか。東浩紀が振り返る『ゲンロン』の3年間【後編】|FINDERS
  • 【感想】東浩紀『ゆるく考える』 - ブサイクバカンス読書部

    限りなく3月に近いけど、日付上はもう4月です。 ほんとうはもっとはやく更新するはずだったのですが、ウルトラのツアーのチケットも確保済みだった電気グルーヴファンなので、ちょっと精神的にキツい時期がありまして。 逮捕報道が出た翌日なんて心身が絶不調で……。 ほんっとうに不調で、「夜は墓場で運動会、深夜は畳でゴム草履」「夢の中でもタワシが売れない」「ユニフォーム姿の半漁人」「賽の河原で学級会」「貴い手淫、「貴ナニー」」など、数々の言葉が脳にあらわれては消えあらわれては消え。 せっかくだから、浮かんだ文言を、電極を刺してコンピュータに繋いでるタイプの友人の脳に直接、端末から送り込んでは消し、送り込んでは消し。 そんな遊びをしているうちに少しずつ少しずつ気持ちも上向きになり、「まぁ、スモールルームフィロソフィ哉さんも逮捕されたことあるし……」なんて後ろ向きな慰め方もしつつ、ようやく読み終えたのがこの

    【感想】東浩紀『ゆるく考える』 - ブサイクバカンス読書部
  • 意味がない無意味 書評|千葉 雅也(河出書房新社)|書評専門紙「週刊読書人ウェブ」

    書は、現代日の思想シーンにおける最も重要な書き手の一人である哲学者・千葉雅也による、『動きすぎてはいけない――ジル・ドゥルーズと生成変化の哲学』(河出書房新社、二〇一三年)に続く、哲学的かつ批評的な第二の主著である。哲学論文の他に、美術批評、ファッション批評、書評、その他分類しづらいエッセイなどが、適切な改稿を施されたうえで書には収められている。したがって私たちは書を通じて、千葉の「第一期の仕事」(と千葉自身が名づけるもの)をファイナライズされた状態で、パノラミックかつミクロスコピックに振り返ることができるようになったと言えるだろう。 この「第一期の仕事」の鍵概念は、『動きすぎてはいけない』での表現に従えば「非意味的切断」、そして「有限化」であった。書はこれらの概念を、新たに「意味がない無意味」というトートロジー的表現によって名づけなおそうとする。書序論「意味がない無意味――あ

    意味がない無意味 書評|千葉 雅也(河出書房新社)|書評専門紙「週刊読書人ウェブ」
  • 知の快楽:哲学の森に遊ぶー西洋哲学史の一試論

    写真は、左上から横、下へと順に、ソクラテス、アリストテレス、デカルト、ロック、カント、ヘーゲル、マルクス、ニーチェ、ベルグソン、フロイト、ハイデガー、フーコー、西田幾多郎、井筒俊彦 壺齋散人が知の快楽を語る。その知とは、古代ギリシャに発し、西洋諸国に哲学として広がった知をいう。それを壺齋散人は哲学の森という。それには日の近代哲学も含まれる。されば、散人の知の快楽は、哲学の森を遊ぶことからもたらされる。 知の愛求(哲学)の祖と呼ばれるタレスとともに、西洋の哲学思想の歩みは始まった。タレスを含め古代のギリシャの哲学者たちが目指したものは、存在とはなにか、そのそもそもの始まり(アルケー)とは何かについて探求することであった。 ギリシャの哲学者たちによる思想の営みは、アリストテレスによって集大成され、存在にかかわる知の体系として纏め上げられた。それは古代・中世を通じて西洋哲学の枠組みを形作った。

  • カントのアンチノミー(二律背反)

    アンチノミー(二律背反)に関するカントの議論は、理性概念としての理念(イデア)を論じるときに人間が陥りやすい罠について、その原因とそれが生じる必然性のようなものについて論じたものである。先に取り上げた誤謬推論や神の存在証明にまつわる議論と並んで、カント哲学のハイライトともいうべき部分である。 二律背反とは、同一の事柄について、ふたつの矛盾・対立する命題が同時に成立する事態をさしていう論理学の用語である。論理学においては、それはありえない事態を意味している。ところが人間の作り出した理念をめぐっては、このありえないことが生じる。それはなぜか。このことを論じたのがカントのアンチノミーを巡る議論なのである。 カントは二律背反表として四組のアンチノミーをあげている。 第一のアンチノミー:世界は時間的に端緒を持ち、空間的に限界を持つ、即ち有限である(定立命題)、世界は時間的に端緒を持たず、空間的に限界

  • 【哲学】カントの『純粋理性批判』を世界一わかりやすく解説した。|カントブッダ

    哲学書の中でも難しいと言われるカントの「純粋理性批判」を小学生でも理解できるくらいわかりやすく解説しました。 純粋理性批判の中では難しい単語がたくさん出てきますが、ここでは出来るだけ簡単な単語に置き換えて紹介しています。 簡単な単語でも、カント哲学のコアな部分はわかるようになっていますので、これから純粋理性批判を読む方も、読んで挫折した方も、読み終わったあとで考えを整理したい方も、ぜひ参考にしてください。 3つの大きなテーマ 純粋理性批判では次の3点を大きなテーマとして取り扱っている。 「世界そのもの」と「人間が見ている世界」 人間はどのように物事を理解するか 宇宙の始まり、世界の最小単位、自由、神について それぞれ一つずつ丁寧に解説していこうと思う。 「世界そのもの」と「人間が見ている世界」 純粋理性批判では世界をこの図にあるように捉えている。つまり、「世界そのもの」というモヤモヤしたも

    【哲学】カントの『純粋理性批判』を世界一わかりやすく解説した。|カントブッダ
  • カント『純粋理性批判』を解読する

    カントの議論を追っていくと、様々な概念がいくつも出てくる(物自体はまだいいほうで、カテゴリー、図式、判断力、先験的理念など、哲学史上カントしか使ったことのないような概念が山ほどある)。しかし全体の大枠をつかむためには不要なものもあるので、概念の多さに戸惑わないでほしい。書の白眉は何と言っても「アンチノミー」に関する議論だ。悟性と理性の関係に着目して読むと、カントの真摯な熱さを感じられるはずだ。 (1)感性:データを採取し、直観を供給する能力 カントは次のように言う。 私たちは感官を通じて対象を認識する。対象が心を触発することで、その対象は私たちに与えられる。その際に重要な働きを行うのが感性だ。 感性は外部データを採取し、直観を私たちに与えてくる能力だ。感性を通じて、対象の色や形といったデータが、私たちに与えられる。感性がなければ、そもそも対象を知覚することも認識することもできない。 対象

    カント『純粋理性批判』を解読する
  • ブロガーの正しい資質とは | murashun.jp

    [ + expand ]はじめにブログとは何かブログの必要性ブログと SNS の違いブログを書く理由ブログは誰のものか善悪の彼岸邪悪な人罪悪感の拒否他者を攻撃する動機と目的反社会性パーソナリティ障害自己愛性パーソナリティ障害自己正当化自由意志と自己統制感覚ブロガーとコミュニティ意図的なバズコミュニティと同調圧力炎上商法と売名行為有料サロンと情報商材正義という名の暴力攻撃する者負の連鎖攻撃と批判の境界線情報格差ファインダビリティの限界ミレニアル世代権威に訴える論証プラットフォームへの依存と脱却ブロガーとしての正義インフルエンサーと道義的責任ブログ収益化と功利主義契約の同意と公平性まとめ関連記事はじめに 私たちは、世界をより良くしたいと思っています。ある者は研究室から、またある者は会議室から、そして私たちはインターネットからそれを行おうとしています。次世代の子どもたちが、より良い世界を生きられ

    ブロガーの正しい資質とは | murashun.jp
  • 資本主義的、革命的(前編)—東浩紀の広告戦略について - 批評集団「大失敗」

    新しい情報の提供があるわけでもなく、新しい価値判断があるわけでもない、ましてや学問的研究の積み重ねがあるわけでもない、なにか特定の題材を設定しては、それについてただひたすらに思考を展開し、そしてこれいった結論もなく終わる、奇妙に思弁的な散文(『ゲンロン4』33頁) 東浩紀によって、「批評」とはこのように要約され、定義されている。東によれば批評とは日における特異な現象であり、批評それ自体が考えるに値する。東の思索は、その批評の内容や対象というよりは、その批評という営為が生まれてくる現象そのものに向いている。 東は「批評」という語自体を批評という営為の「可能性の中心」に据えるのだ。 ▲広告の例 歴史修正的 批評という病は、言い換えれば言葉と現実の乖離は、ねじれそのものが解消されなければ癒えることがない。そしてそのねじれはいまも変わらずに存在している(『ゲンロン4』33頁、強調引用者) こうい

    資本主義的、革命的(前編)—東浩紀の広告戦略について - 批評集団「大失敗」
  • この復元には、従来のヘーゲル「歴史哲学」を覆すインパクトがある(伊坂 青司) | 現代新書 | 講談社(1/2)

    歴史哲学」への毀誉褒貶 ヘーゲルのいわゆる「歴史哲学」は、これまで一般にどのようにイメージされてきただろうか。 ヘーゲル哲学への分かりやすい入門書とされる反面で、アジアを低く見るヨーロッパ中心主義の歴史観とか、理性法則に基づいた楽天的な進歩史観として揶揄されるというように、毀誉褒貶の相反する評価が入り乱れてきた。 『歴史哲学』の分かりやすさは、『精神現象学』や『論理学』のようなヘーゲル自身による著作ではなく、複数の聴講者による講義筆記録をもとに編集されたテキストという性格にある。 これまで一般に使用されてきた旧版テキストは、彼の死後、ヘーゲル全集の中の1巻として講義筆記録をもとに編集されたものである。 実はこの編集が曲者で、E・ガンスの責任編集による『歴史哲学』第1版(1837年)は、10年弱の間に隔年で5回講義されたうちの最終回講義(1830/31年)をベースにしながら、しかし複数の筆

    この復元には、従来のヘーゲル「歴史哲学」を覆すインパクトがある(伊坂 青司) | 現代新書 | 講談社(1/2)
  • 哲学・数学・物理とかって役に立たないとか言われるけどさ:哲学ニュースnwk

    2018年09月28日22:30 哲学・数学・物理とかって役に立たないとか言われるけどさ Tweet 1: 風吹けば名無し 2018/09/27(木) 12:42:45.37 ID:z5Vj2+xCH そもそも役に立ってる分野はさておき 役に立ってないってことは,金と時間の余裕がないと研究できないってことじゃん? 哲学とか数学を「役に立たない」って排除しだしたら,その国は時間と金の余裕のない貧しい国になり始めたってことよな 2ちゃん史上最も有名なコピペwwwwwwwwwwwwwwwwww http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/5095361.html 3: 風吹けば名無し 2018/09/27(木) 12:43:17.55 ID:kaKAGBpLM 数学と物理はガチで役に立ってる 哲学はビミョー 数学SUGEEEEEEEEってなる話聞かせて ht

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  • コンピューターは哲学者に勝てない――気鋭の38歳教授が考える「科学主義」の隘路 - Yahoo!ニュース

    異例の売れ行きを見せる哲学書がある。ドイツの哲学者マルクス・ガブリエルさん(38)が書いた『なぜ世界は存在しないのか』。今年1月に邦訳が刊行されると、半年で2万部を超えた。ガブリエルさんは、ボン大学哲学科教授に史上最年少の29歳で就任した気鋭の哲学者だ。彼が語る「危機の時代の哲学」とは。(ライター・斎藤哲也/Yahoo!ニュース 特集編集部) NHKの取材クルーとともに夜の街を歩いていると、「誰? 誰?」と周囲がざわざわし始める。気さくに話しかけてきた男性は、彼が世界的に有名な哲学者だと聞いて、どこかうれしそうだ。テレビカメラが密着取材する哲学者なんて、めったにお目にかかれるものじゃない。 9日間の来日中、ガブリエルさんは、東大、京大、全国紙をはじめ、10件以上の取材や対談、講演に応じた。専門的な哲学の話ばかりじゃない。宇宙物理学、ロボット、民主主義、資主義など、テーマは多岐にわたってい

    コンピューターは哲学者に勝てない――気鋭の38歳教授が考える「科学主義」の隘路 - Yahoo!ニュース
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  • ジョセフ・ヒース「『批判的』研究の問題」(2018年1月26日)

    [Joseph Heath, “The problem with “critical” studies,” In Due Course, January 26, 2018] 学部生だった頃,こんな風に思っていた――《「客観的」「価値自由」なやり方で社会現象を研究する実証主義が社会科学で蔓延しているのは世界の災厄だ.そんなものは幻想だ,というか有害な幻想だ.だって,客観性をよそおいつつ,その裏には隠れた目標があるんだから.つまり,支配しようという利害関心をもってるんだ.人々を主体ではなく研究の対象として扱うなんて政治的に中立じゃない,だってそうやってうみだされる知識ってのは,どういうわけかうまいぐあいに,まさに人々を操作し管理するために必要とされるたぐいの知識になってるもの.つまり,「客観的な」社会科学はちっとも価値自由なんかじゃない,むしろ抑圧の道具になってるじゃないか.》 これに替わる選

    ジョセフ・ヒース「『批判的』研究の問題」(2018年1月26日)
  • 現代認識論のひとつの紹介 - mercbeinpのブログ

    (公開後、2018/3/25に日語文献を中心に何か所か加筆しました。) この記事は、学部後半から修士2年の現在に至るまで分析哲学における認識論を勉強/研究してきた私の視点と関心から、私が読んできた文献を紹介してみることによって、現代の認識論を紹介してみようというものです。私はこの四月で大学および研究から離れるので、これから認識論を勉強しようという方の参考になれば良いなと思っています。 私が読んできたものを軸に紹介しているため、認識論の紹介としての偏りは当然あります。また、感想を述べている箇所が多いです。文献情報が不正確な箇所が多いかもしれません。挙げている文献のうち「(未読)」と書いてあるものは未読ですが、それ以外は少なくとも流し読みくらいはしました。 記事が長くなったので、全体の内容を概観しておきます。1.1.では入門書・教科書についてコメントしています。1.2.では入門から少し進んだ

    現代認識論のひとつの紹介 - mercbeinpのブログ
  • まんがで読破「純粋理性批判」 | マイケルと読書と、、

    数日前に行った、紀伊國屋グランフロント店で買った。 世界の名作を30分から1時間程度で読めるように凝縮して、まんがで紹介されているという「まんがで読破」シリーズは、日頃、書名だけで、ネットで注文するか、図書館に予約することが多い私でも、実際に見てみたいと思ったので、久しぶりに書店で何冊か立ち読みしました。 その中から、「純粋理性批判」を選んだのは、『ホロコースト産業』というの中で、著者であるフィンケルシュタインが、 賞賛を浴びたある回想録で、エリ・ヴィーゼルは、ブーヘェンヴァルト収容所から解放されて間もなく、18歳になったばかりのころに 「『純粋理性批判』を読んだ。笑わないでほしい。イーディッシュ語で、である」 と述べている。当時は「イーディッシュ語の文法などまったく知らなかった」とヴィーゼルも認めているが、それ以前の問題として、『純粋理性批判』のイーディッシュ語訳は1度も出ていないの

    まんがで読破「純粋理性批判」 | マイケルと読書と、、
  • オブジェクトと寄物陳志──ブリュノ・ラトゥール『近代の〈物神事実〉崇拝について』、グレアム・ハーマン『四方対象』ほか

    オブジェクトと寄物陳志 ──ブリュノ・ラトゥール『近代の〈物神事実〉崇拝について』、グレアム・ハーマン『四方対象』ほか 思想、哲学の分野で、僕にとって今年(2017)に起こった忘れがたい出来事は、ブリュノ・ラトゥールの著作が続々と翻訳され始めたこと、そしてグレアム・ハーマンの『四方対象──オブジェクト指向存在論入門』(人文書院)が日語で読めるようになったことである。ちなみに僕自身が8月に発表した『実在への殺到』(水声社)でも、ハーマン論に2つの章が割かれており、第1章からラトゥールについて論じられている。だからというわけではないが、彼ら2人の間に立って諸問題を思考することは、思想や芸術の今世紀の世界的な潮流を視野に収めるためにも、今日とりわけ重要であると思うのだ。 来年はさらに、ハーマンについては『ゲリラ形而上学』が、ラトゥールについては『社会的なものを組みなおす』の翻訳が刊行される見通

    オブジェクトと寄物陳志──ブリュノ・ラトゥール『近代の〈物神事実〉崇拝について』、グレアム・ハーマン『四方対象』ほか
  • 女性哲学者が少ないのは、哲学が女性差別的であるから? - 道徳的動物日記

    昨日にアップしたGoogle社員による「反多様性メモ」についての記事では「一般的に、女性は男性よりも数学やソフトウェア・エンジニアリングに対する関心が低い傾向にある」「Googleの社員やソフトウェア・エンジニアの大多数が女性であることの原因は、男女差別ではなく、興味関心の対象に男女間で生得的な違いがあるためだ」という論点を扱った。 それに関連して、「哲学を専攻する学生や哲学の博士号を取得する院生に女性が少なく男性が多いことの原因は、男女差別ではなく、興味関心の対象に男女間で生物学的な違いがあるためだ」という趣旨の主張を行っている記事を紹介しよう。 heterodoxacademy.org https://www.aei.org/articles/does-philosophy-have-a-woman-problem/ Heterodox Academyに掲載されたこの記事は、女性哲学者

    女性哲学者が少ないのは、哲学が女性差別的であるから? - 道徳的動物日記
  • 「暇」を楽しんでこそ自分が磨かれる [國分功一郎] | ISSUES | WORKSIGHT

    僕は『暇と退屈の倫理学』という著書の中で、暇と退屈の関係性、仕事や余暇を含めた時間の使い方について考えを巡らせています。 「暇」と「退屈」は同一視されがちですが、暇は何もすることのない、する必要のない時間であるのに対して、退屈は何かをしたいのにできないという感情や気分を指します。いわば前者は“客観的な条件”に関わるもので、後者は“主観的な状態”であるわけで、全く別物なんですね。 「暇ではないが退屈」という感覚が日に蔓延している 両者を掛け合わせて考えると、「暇で退屈だ」ということは時間を持て余すような状態であり、「暇がなくて退屈もしていない」ということは何かに熱心に取り組んでいるような状態であると分かります。「暇があるけれども退屈していない」というのは、労働する必要のない有閑階級の時間の使い方といえるでしょう。 では、「暇はないけれども退屈だ」という状態はどうか。一見謎めいているけれども

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