国策企業扱いのさくらインターネット、501億円の補助金で国を財布にした後は200億円の株券印刷で株主を財布に
inside Enterprise 日々刻々、変化を続ける企業の経営環境。変化の中で各企業が模索する経営戦略とは何か?ダイヤモンド編集部が徹底取材します。 バックナンバー一覧 いちベンチャー企業の下方修正にとどまらないgumiショック。主幹事が野村證券だったことも尾を引いている Photo by Takeshi Kojima 「最悪のIPO(新規株式公開)だ」──。2014年12月に東証1部に上場したばかりのスマートフォンゲーム大手gumiが、投資家から大ひんしゅくを買っている。 上場わずか2カ月半で業績予想を下方修正しただけでなく、15年4月期は黒字予想から4億円の営業赤字に転落することになったからだ。海外向けの主力ゲームが伸び悩んだためだという。 企業側の姿勢も酷評の的だ。もともと同社の國光宏尚社長といえば、ベンチャー業界では有名人。上場後のベンチャーの株価が公開価格を下回り続けている
3月28日、上場後わずか2カ月半で業績予想を黒字から赤字に修正したゲーム会社gumiの混乱をきっかけに、新規株式公開(IPO)で投資バブルへの懸念が深まっている。昨年9月の東京ゲームショー(2015年 ロイター/Yuya Shino) [東京 28日 ロイター] - 上場後わずか2カ月半で業績予想を黒字から赤字に修正したゲーム会社gumi<3903.T>の混乱をきっかけに、新規株式公開(IPO)で投資バブルへの懸念が深まっている。同社は27日、希望退職や資産売却も発表、ベンチャー企業が実力以上に「厚化粧」されているという投資家の警戒心に油を注いだ。 アベノミクスによる緩和マネーの流入を当て込んだIPOラッシュの中で、市場のゆがみを指摘する声も広がっている。 <値決めの妥当性に疑問の声> gumiが収益拡大を掲げて東証一部に上場したのは昨年12月18日。3カ月も経たないうちに起きた業績予想の
gumi<3903>は、この日(3月27日)、gumiとgumi Westの全社員を対象に100名の希望退職者の募集を行うと発表した。募集期間は、3月30日~4月17日までで、退職日は4月30日。gumiの國光社長は、先に行われた決算説明会でも人員整理を行う可能性があることに言及していた。 同社では、2012年より、ブラウザゲームからネイティブアプリへと転換を図ってきたが、ネイティブアプリ開発が可能な人員を新たに雇用するとともに、ブラウザゲームのサービスに従事してきた人員はネイティブアプリ開発に対応できるようにするため、継続的な研修や積極的なネイティブアプリへのアサインとOJTを逐次行ってきたという。 この結果、収益面については、ネイティブアプリの売り上げが90%を超えるなどネイティブシフトがほぼ完了したものの、ブラウザゲームに従事する人員について、一部でスキルセットの転換や配置換えが遅れ
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