過激派組織IS=イスラミックステートの台頭など混乱が続くイラクを日本の議員団が訪れ、イラク国内で避難生活を送る人たちに対して、人道支援を拡充する方針を伝えました。 会長を務める自民党の小池百合子議員は、安倍総理大臣が国連総会でシリアとイラクの難民などへの支援を増やすと表明したことを受けて、ISによって住む場所を追われたイラク国内の避難民に対し、人道支援を拡充する方針を伝えました。 これに対し、ジャファリ外相は、こうした人道支援に加え日本の支援でイラク警察が今月から隣国ヨルダンで爆発物処理の研修を受け始めたことに謝意を示しました。 会談のあと、小池議員は「1日も早くこの地域が安定するように、お互い力を尽くしていこうと伝えた」と話していました。 イラクでは、政府や議会内での宗派対立が、ISに対する作戦を進めるうえで障害になっているため、日本政府は来月、イラクの主要な政治勢力の議員たちを日本に招