自民党の二階俊博幹事長は26日、大阪市で開いた二階派の研修会であいさつし「自民党はいろいろ言われているが、そんなことに耳を貸さないで正々堂々、自信を持って頑張らなければならない」と述べた。批判を意に介する必要はないと受け取られかねない発言だ。 支持率低下を受けて、安倍晋三首相が「国民目線に立ち、丁寧に説明する…
自民党の竹下亘国会対策委員長は4日、国会内で民進党の山井和則国対委員長と会談し、加計(かけ)学園問題などで野党が求めている国会の閉会中審査について、安倍晋三首相が出席しない文部科学、内閣両委員会の合同審査を来週前半に行うことを提案した。前川喜平・前文部科学事務次官の参考人招致を受け入れる考えも伝えたが、山井氏は首相が出席しない閉会中審査は受け入れられないと拒否した。 竹下氏は提案で、首相が出席しない文部科学、内閣両委員会の合同審査とした理由を「まずは事実を明らかにする意味」と説明。山井氏は「安倍首相が説明責任を果たすのが大前提だ」として首相の出席を求めたが、竹下氏は「その必要性はない」と拒んだ。 会談に先立ち、民進、共産など野党4党の幹事長、書記局長は国会内で会談。安倍首相が出席する予算委員会の閉会中審査のほか、臨時国会の早期召集▽前川前次官や首相の妻昭恵氏の証人喚問▽都議選の応援演説で「
臨時国会、早期召集応ぜず=稲田氏罷免も拒否-安倍政権 菅義偉 官房長官は29日の記者会見で、民進党など野党が求める臨時国会の早期召集に応じない考えを示した。東京都議選(7月2日投開票)の応援で「自衛隊としてもお願いしたい」と発言した 稲田朋美 防衛相についても続投させる方針を表明、野党の罷免要求を拒否した。都議選への影響を回避する姿勢を崩していない。 民進党の 山井和則 国対委員長は29日、自民党の 竹下亘 国対委員長と会い、稲田氏の罷免と臨時国会召集、閉会中審査実施を要求。30日昼までの回答を求めた。この後、民進、共産、自由、社民の野党4党国対委員長は、 大島理森 衆院議長に対し、臨時国会の早期召集に向け協力を要請した。大島氏は「しっかり内閣に伝える」と応じた。 野党の臨時国会召集要求は、衆参いずれかで総議員の4分の1以上の求めがあった場合の召集決定を政府に義務付けた憲法53条に基づ
行財政専門情報サービス 全国の新聞社43社と共同通信社が提供する行財政ニュースサービスです。中央省庁や多くの自治体でご利用いただいています。 民進党の山井和則国対委員長は27日、自民党の竹下亘国対委員長と国会内で会談し、加計学園(岡山市)の獣医学部新設を巡る疑惑を解明するため、臨時国会と衆院予算委員会などの閉会中審査を早急に開催するよう重ねて要求した。竹下氏は「安倍晋三首相は加計問題について追及されることを嫌がっている」と述べ、拒否した。会談後、山井氏が明らかにした。 山井氏は会談で、首相が獣医学部新設の「全国展開」を打ち出したことに関し、国会で説明するよう求めた。竹下氏は東京都議選への影響についても懸念を示した。
民進党の山井和則国対委員長は23日、野党4党が求めていた安倍晋三首相との面会を断られたことを明らかにした。菅義偉官房長官から「東京都議選の最中だ」と連絡があったという。 【動画】籠池氏「100万円返す」 記者「真ん中が白い…」 野党4党は22日、学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設計画を巡る問題の真相解明に向け、臨時国会の召集を求める要求書を衆参両院に提出。民進党の野田佳彦幹事長は来週にも首相に直接要求する意向を示していた。 一方、自民党の竹下亘国対委員長は、予算委員会などの閉会中審査をするかどうかについて都議選後に判断する考えを山井氏に伝えた。【樋口淳也】
学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設問題に絡み、民進党など野党4党が求める国会閉会中の委員会審査について、自民党の竹下亘国会対策委員長は23日、7月2日投開票の東京都議選後に対応を考える方針を民進の山井和則国対委員長に伝えた。竹下氏はこれまで、「議論しても堂々巡りで同じ議論になる」と実施を拒んでいた。 山井氏によると、竹下氏は閉会中審査について「来週ということは考えていないが、都議選の結果を見て考える」と述べた。憲法53条に基づく臨時国会の召集を週明けに安倍晋三首相に直接申し入れたいとの求めについては、都議選期間中を理由に応じない考えを示したという。 山井氏は竹下氏との会談後、「(政府・与党の対応は)『国民に丁寧に説明する』という首相の言葉と違いすぎる。(臨時国会や閉会中審査を)早急に開くように申し入れを続ける」と記者団に話した。(又吉俊充)
民進党の野田佳彦幹事長は23日東京都内の街頭演説で、民進、共産、自由、社民の野党4党が求める臨時国会召集に関し、安倍晋三首相に直接要請しようとしたが、官邸に面会を断られたと明らかにした。「真摯に説明責任を果たしたと言えるのか。安倍政権のおごりだ。強権的な国会運営、権力の私物化だ」と述べた。 蓮舫代表は街頭演説で「自民党と政府は(臨時国会召集を)拒否する姿勢だ。ダブルスタンダードを絶対に許してはいけない」と批判した。 野党4党は22日に学校法人「加計学園」(岡山市)問題を巡り、憲法53条に基づく国会召集の要求書を衆参両院に提出した。
萩生田官房副長官は総理大臣官邸で記者団に対し「前川氏の記者会見の内容を肯定するわけではないが、少なくとも文部科学省が私を頼りにして相談に来たものであり、私の側から文部科学省に指示や働きかけをしたわけではないことが明らかになったのではないか」と述べました。
学校法人「加計学園」の獣医学部新設問題などをめぐり、野党4党などは22日、憲法53条に基づく臨時国会の召集を求める要求書を衆参両院に提出した。同条は内閣に対し、召集義務を課しているが、与党は早期召集に否定的で、野党側は週明けにも安倍晋三首相に直接申し入れる方針だ。 同条は、衆参いずれかで総議員の4分の1以上の要求があれば「内閣は召集を決定しなければならない」と定める。野党はこの日、衆院は民進、共産、自由、社民4党の120人、参院は4党に1会派を加えた72人の、いずれも「4分の1以上」の賛同議員の名簿を添えた要求書を提出した。 加計学園問題をめぐっては、安倍首相が19日の記者会見で「指摘があればその都度、説明責任を果たす」と強調。直後の20日に萩生田光一官房副長官の関与を示す新たな文書が文部科学省で見つかったことから、野党側が閉会中審査などを自民党に求めたが、拒否された。 このため野党は22
民進、共産、自由、社民の野党4党の幹事長・書記局長は22日午後、国会内で会談し、安倍晋三首相の友人が理事長を務める学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設計画を巡り、憲法53条に基づき臨時国会の召集を求める方針を確認する。首相が19日の記者会見で「今後も分かりやすく説明する」と述べたことを踏まえ、安倍政権を揺さぶる構えだ。 【画像】「10/21萩生田副長官ご発言概要」と題した文書 53条は、衆参どちらかの院の総議員の4分の1以上が要求すれば、内閣は臨時国会の召集を決定しなければならないと定めている。野党4党を合わせると両院とも4分の1を満たすため、22日中に川端達夫衆院副議長に申し入れる。 民進党の山井和則国対委員長は22日午前、「説明責任を果たすと言いながら、首相や萩生田光一官房副長官は逃げ回っている。異常な状態だ」と記者団に語った。 野党4党は、萩生田氏が文部科学省に早期開学を
萩生田官房副長官(右)の2013年5月10日付のブログに掲載された、(左から)安倍首相、加計学園の加計孝太郎理事長の写真 安倍晋三首相の友人が理事長を務める学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設を巡り、文部科学省幹部に対して、萩生田(はぎうだ)光一官房副長官が加計学園の早期開学を求めたと受け取れる文書が見つかった問題。萩生田氏は文書の内容を否定し、首相と加計孝太郎理事長が「腹心の友」であると最近まで知らなかったと明言している。しかし、自身のブログに首相、加計氏との「スリーショット」写真を掲載するなど、学園との密接な関係は際立っている。 (金杉貴雄) 萩生田氏は十六日の参院予算委員会で、首相が加計氏を「どんなことでも打ち明け相談できる仲」という「腹心の友」と呼んでいることを知っていたか問われ、「報道でそう形容されていると知った。確認も承知もしていない」と答えた。
文部科学省などの担当者(左)を呼んで開かれた民進党「加計学園疑惑調査チーム」の会合であいさつする民進党の蓮舫代表(奥右)=東京都千代田区の衆院第1議員会館で2017年6月20日午後2時2分、川田雅浩撮影 加計学園問題を巡り野党は20日、攻勢を強めた。萩生田光一官房副長官が早期開学を文部科学省に迫ったとされる新文書が発覚し、安倍晋三首相が出席する衆院予算委員会の集中審議開催などを与党に要求。応じないため、憲法に基づき臨時国会の召集を求める方針だ。【真野敏幸、樋口淳也】 18日の国会閉会で攻め口を欠いていた野党にとり、新文書発覚は攻勢のチャンス。23日告示の東京都議選をにらみ追及を強める。民進党が20日に国会内で開いた加計学園疑惑調査チームの会合では、資料要求に対し「検討中」と繰り返す内閣府職員に、桜井充共同座長が「ふざけんな」と声を荒らげる場面もあった。 蓮舫代表は同日の党会合で「都民は首相
首相官邸の関与説を補強する材料がまたひとつ増えたのではないか。 学校法人「加計学園」による獣医学部新設をめぐり、萩生田光一官房副長官が文部科学省幹部に発言したとされる新たな文書が判明した。 「官邸は絶対やると言っている」と手続きを急ぐよう萩生田氏が迫り、2018年4月までに獣医学部を開学するよう安倍晋三首相の意向が伝えられたなどとする内容だ。 加計学園の獣医学部新設については文科省の内部文書が「総理のご意向」など官邸の関与を指摘し、首相らがこれを否定するという展開をたどっている。 萩生田氏については、国家戦略特区による獣医学部新設の条件を加計学園に有利に修正するよう指示したとする内容のメールが判明している。だが、萩生田氏は指示を否定し、山本幸三地方創生担当相は自らが修正を指示したと主張している。 今回の文書は、萩生田氏が昨年10月21日に文科省の高等教育局長と面会した際のやりとりを担当課が
民進、共産、自由、社民の野党4党は21日、憲法53条に基づく臨時国会の召集を要求する方針を固めた。学校法人「加計学園」の獣医学部新設をめぐり、萩生田光一官房副長官の関与を示す新たな文書がみつかり、真相解明に向けた審議が必要と判断した。 憲法53条は臨時国会について、衆参両院のいずれかで4分の1以上の議員の要求があれば「内閣は、その召集を決定しなければならない」と定めている。4野党は22日に国会内で幹事長・書記局長会談を開き、賛同議員の名簿を添えた要求書を衆院に提出する。 通常国会は18日に閉会。野党側は閉会中の予算委員会の集中審議や、前川喜平・前文科事務次官の証人喚問について自民党に求めてきたが、いずれも拒否。政府に召集義務が生じる憲法の規定を使うことにした。ただ、憲法は召集期日を定めておらず、判断は内閣に委ねられる。2015年10月に野党が召集要求した際は、首相の外交日程などを理由に拒み
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