「ラガーが2人いる」…。8月12日の朝、甲子園の注目カード・東海大相模−聖光学院の試合中に、野球ファンの間で話題となった。 「ラガー」とは、通称・ラガーさんと呼ばれる高校野球の名物おじさんのこと。ラガーシャツと蛍光イエローの帽子がトレードマークで、いつも甲子園のネット裏最前列に座っていることからファンの間で話題になり、今やテレビで取り上げられるほどに認知を広げてきた。 甲子園の中継を見てみると、たしかにネット裏最前列には「ラガーが2人いる」状態。ラガーさんの隣に、もう1人ラガーシャツを着用し、蛍光イエローの帽子を被った男性が座っていたのだ。 その人物は、Twitterで自ら“偽ラガー”と名乗る男性。事の発端は11日の試合中、偽ラガー氏が甲子園のネット裏に最も近い「8号門」の先頭に並んだ。ねらいはラガーさんの席となりつつあるネット裏、右打者の後方の席を確保することだった。 背景にある