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ブックマーク / blog.livedoor.jp/fromvancouver (16)

  • 今週のつぶやき : 外から見る日本、見られる日本人

    2023年03月25日10:00 カテゴリ経済一般社会一般 今週のつぶやき まずはWBC、日優勝やったぜー、ですね。何かに「マンガ以上の展開だった」とありましたが、私もそう思います。こんな出来すぎの筋書きがあるんでしょうかね?メキシコ戦の村上の逆転打は高校野球に通じるものがあり感動、アメリカ戦の最後、大谷とトラウトとの一騎打ちは「巨人の星」でも出てこないようなシーンでした。チームの輪は選手たちだけではなく、日中を一丸とさせ歓喜の渦に巻き込んだ素晴らしい歴史となりました。ほんと、明るいニュースでよかったです。 では今週のつぶやきをお送りします。 まだ去らない金融危機 先週、私は「市場参加者がひどく疑心暗鬼に陥っている」(3月18日)とし、「今の金融界を見る限り私はまだまだFragile (壊れやすい)ので『扱い要注意』」(3月20日)と述べました。また欧州の銀行が多く発行しているAT1債

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  • どうした自民党? : 外から見る日本、見られる日本人

    2020年04月17日10:00 カテゴリ日政治社会一般 どうした自民党? これは新型肺炎に端を発した政治崩壊と言われかねません。減収世帯への30万円給付が一転して10万円給付の方向となりました。このところ、どうしちゃったのでしょう、と当につぶやいてしまいました。 30万円給付方針が発表された際、4月4日付のブログで「私は30万円の現金給付も含め、当にそのやり方が正しいのかわかりません。実際に月収が減額した人はどうやってわかるのでしょうか?自営業者はどう判断するのでしょうか?いつもそうなのですが、日はボトムアップ型の援助が主体なのですが、案外収入の中間層が一番苦しかったりするものです。今回の新型肺炎はほぼ全収入層への影響であるはずなのにどうしても消費税の減額はしない気でしょうか?」と書かせて頂きました。 カナダでも様々な経済対策が行われています。連邦レベル、州レベル、市のレベル、

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  • 侮れない中国の実力 : 外から見る日本、見られる日本人

    2017年07月07日10:00 カテゴリ中国関連社会一般 侮れない中国の実力 習近平氏が「鵜飼い」に見えるのは私だけでしょうか?香港返還20周年で習氏は「中央の権力に対するいかなる挑戦も絶対に許さない」(日経)と釘を刺し、香港の独立機運をつぶしにかかっています。もちろん秋の党大会で習氏の独裁体制を更に強化するためにはあらゆる民族の独立運動の芽は摘んでおく必要があります。特に香港をコントロールできなければ台湾はもってのほか、であることに習氏の鵜飼いの能力が問われるところであります。 一方、北朝鮮に今一つチカラを見せないのは習氏の気持ちの表れかもしれません。一つには秋という限られた時間内で北朝鮮対策で成果を引き出せる可能性が微妙であること、一つはアメリカへの従属意識を植え付けられたくないこと、一つは中国韓国北朝鮮を天秤にかけているようにみえることがあります。 韓国は政権交代と新大統領で中

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  • 甘い経営 : 外から見る日本、見られる日本人

    2017年03月28日10:00 カテゴリ経営社会一般 甘い経営 私もいろいろな会社や起業家の方と接点がありますが、時々、経営、大丈夫かな、と思わせるのは経費の使い方が明らかに業容と違うケースでしょうか。「あれ?」と思う例に大企業に勤めていてそこから自分のビジネスを立ち上げた人が大企業の裕福な環境を忘れられない場合や、社長というサル山の大将になって躍ってしまうタイプの方ではないかと思います。 「新しいコンピューターのシステムを導入したんだよね」「景気いいんだね」「この前、大口の入金があってさ」というのは実はかなり危ないケースであります。大口の入金には大口のコストも掛かっているはずです。それがいつ支払われるのか、そこが飛んでいるんです。しかし、手元に大金が転がり込んでくれば「ほしかったあれ」を買ってしまうのです。まるで子供のようです。 甘い経営に陥る人の多くは経理がわからない場合が多いと思い

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  • それでも建てる賃貸アパート : 外から見る日本、見られる日本人

    2016年12月11日10:00 カテゴリ不動産社会一般 それでも建てる賃貸アパート 日でアパート建築ラッシュが続きます。一時このブームも止まるかと思ったのですが、そうでもないようです。このアパート建築ラッシュについて少し考えてみます。 まずはブルームバーグのこちらの記事の一部をご覧ください。「国土交通省によると、住宅着工戸数は貸家が9月まで11カ月連続で増加。前年同月比の伸び率は12.6%と、持ち家(1.4%)を上回った。調査会社タスによると、アパートの空室率は少なくとも13年以降は30%前後で推移していたが、昨夏から悪化し始め、今年9月時点では神奈川県37%、東京23区と千葉県が35%に達している。」 賃貸アパートの建築は持ち家の伸びの9倍にもなるのです。人口減の日では当然ながら潜在的入居者が減少傾向ですから空室率は5ポイントほど上がっていることになります。それでもアパートを建築し

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  • 「住友銀行 秘史」の前史 : 外から見る日本、見られる日本人

    2016年11月28日10:00 カテゴリ不動産社会一般 「住友銀行 秘史」の前史 2016年10月に発刊された「住友銀行 秘史」が話題を呼んでいることは以前、このブログで触れたと思います。なぜこんながいまさら注目されるのか、といえば著者の國重惇史氏は戦後最大の経済事件と言われた「イトマン事件」に深く関与する住友銀行に於いて担当者の一人でありました。が、それ以上に当時、大蔵省等に発出された数回にわたる差出人不明の内部告発書の当人であることを自ら明かしたからでありましょう。 ところで私はこの467ページに及ぶは一般の人には面白くないだと断言しています。それはこれを読んでも事件の内容が詳しく書かれているわけではなく、銀行上層部の慌てふためき、あわただしく動き回るその息遣いを銀行のごく一面から描いているものであり、事件の全貌を知る書ではないからです。事件を知るなら朝日新聞大阪社会部の「イト

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  • 海外で見る日本の若者 : 外から見る日本、見られる日本人

    2016年10月10日10:00 カテゴリ社会一般海外生活、ビジネス 海外で見る日の若者 カナダでレンタカーのビジネスをやっているといろいろな客に接することになります。国籍、レンタカーの目的などそれこそ人間模様の縮図を垣間見ることも可能です。ホテル業や航空業界も同様のことがいえるかと思います。例えば、飛行機を降りるとき、周りの席を見ることは多いと思いますが、意外と汚いものです。ゴミ、新聞に毛布まで散らかっていると、その人の家での生活が飛行機に座った後だけでも大体想像がついてしまいます。 では私のレンタカービジネスを通じた最近の日人の様子です。 正直申し上げると私の知る限りでは一番厄介なのが日人のお客様です。ゴミを残し、べ物の袋は散乱し、ドライブしながらべたであろうお菓子のカスは座席や足元に散らかっています。何故だろうと思うのですが、運転しながらモノをべ、飲む人は日人に多い傾向

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  • アフリカ援助で日本が果たす役割 : 外から見る日本、見られる日本人

    2016年08月29日10:00 カテゴリ日経済外交 アフリカ援助で日が果たす役割 安倍首相が出席するケニアでのアフリカ開発会議は日アフリカ諸国を結ぶ定期的会議であります。今回、ブラジルからの長旅の疲れも取れぬままケニアへの長旅へと精力的にスケジュールをこなす首相の姿はここにきてパワーアップしている感すらあります。 私から見るアフリカは地球で残された最後の可能性ある大地の一つであります。元来、アフリカはフランスなど欧州の影響が強く出ていましたが、今はアフリカ援助をする余力はなく、それに代わって中国が大規模な投資を伴う援助を行ってきました。その点、日アフリカ支援については中国に後れを取っているともされ、直近の経済支援規模も安倍首相が今回3年で3兆円を打ち出したのに対して中国は昨年今後3年で6兆円規模の支援をすると表明しています。 但し、中国の金銭的規模が果たして順調なのか、あるい

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  • 天皇陛下の退位打診について思うこと : 外から見る日本、見られる日本人

    2016年07月14日10:00 カテゴリ日の社会社会一般 天皇陛下の退位打診について思うこと 週末の早朝、皇室を紹介する長寿レギュラー番組があることをご存知でしょうか?日テレの「皇室日記」とTBS系の「皇室アルバム」、フジ「皇室ご一家」であります。バンクーバーで時折拝見させていただいております。皇室の動きを国民にきちんと紹介する意味ある報道ですが、まず大多数の方はその存在すら知らないかもしれません。「皇室アルバム」は1959年からの番組とのことですから日で最も長寿な番組の一つなのではないでしょうか? 今上天皇は昭和天皇の難しい過去を引き継いだ意味において非常に困難なご公務をこなしてこられたと思います。また、社会が大きく変化する中で天皇家が大きく庶民の茶の間の話題になることもあり、昭和の初期の時代を知っている年配の方には様変わりを感じられていることかと思います。 今般、天皇陛下が退位を

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  • つまづいたシャープ : 外から見る日本、見られる日本人

    2016年03月22日10:00 カテゴリ経営日経済 つまづいたシャープ シャープの鴻海への売却交渉が延びています。来であればもうすでに契約済みであるべきところでしたが、2月25日にシャープより開示された偶発債務リストが波紋を呼び、鴻海側がそれを精査、売買条件の再交渉に入っているとしばしば報道されています。更に3月21日には一部報道で買い取り価格の1000億円減額を含む大幅な条件見直しを迫る可能性があることも示唆されています。 私の2月26日のブログでは次の様に指摘しています。「シャープがもしも意図的に偶発債務の内容を伏せた状態でディールに臨みその結果、鴻海が知りうる企業価値に重大なる瑕疵が存在するならば①ディールの解消②ディール内容の大幅な変更(含む減額)③鴻海によるシャープへの損害賠償請求訴訟が考えられます」。 更に「鴻海はこの重要な内容につき精査するとする期間をひと月以上かければ

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  • 前向き評価できる慰安婦問題合意 : 外から見る日本、見られる日本人

    2015年12月29日10:00 カテゴリ外交韓国関係 前向き評価できる慰安婦問題合意 欧米は休みでニュースが少ない中、ある意味、世界中がこの会談の行方に注目していたと思います。私は当初、合意出来ないのではないか、という懸念もあったのですが、合意に至ったのは結構なことだと思います。 多分、多くの日韓の国民はこの合意を素直に受け止められないと思います。なぜなら件は事実よりも感情論が先走ってしまい、双方の国民にやり場のない怒りを作り上げてしまったからです。つまり、感情だけの話をすれば解決などはあり得ないのです。 私は今年の1月からカナダの慰安婦像建立問題で振り回されました。以前からそれなりに書物などで知識は積み上げていたのですが、いざ実践でその問題に対峙すると様々な困難にぶち当たりました。その一つは日韓双方で問題に対する感情の深さが違うことでした。カナダで慰安婦問題の交渉相手となるべく韓国

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  • 日本の不動産市場は健全か? : 外から見る日本、見られる日本人

    2015年11月05日10:00 カテゴリ不動産経済 日不動産市場は健全か? 東京の大手銀行不動産部。1時間半に渡って交わした話は想像を上回る市場のゆがみでありました。 東京に物件がない、これはあちらこちらから聞こえていた声であります。つまり、欲しくても不動産物件が出回ってこないのであります。多くの売り出し物件は銀行や地元の不動産業者が押え、それを自分のクライアントに売却する為、公開される不動産売り情報に上がってこないのであります。不動産屋は両手で手数料が取れますので「うひゃうひゃ」状態ともいえましょう。 誰が買っているのか、これは物件のタイプにより多少違うのですが、特徴的なのは「数億円程度の小金持ち」が血眼になって物件を探しているということでしょうか? 数億円を小金持ちと括ってしまってはお叱りを受けるかもしれませんが、不動産市場の場合、戸建てやマンションが戸当たり3000万円から

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  • 期待できるのか、慰安婦問題解決 : 外から見る日本、見られる日本人

    2015年11月04日10:00 カテゴリ韓国関係外交 期待できるのか、慰安婦問題解決 日韓首脳会議の主たるテーマはやはり、慰安婦問題だったようです。予定時間を大幅に超過した前半の少人数会合ではその多くを慰安婦問題に費やした、とされます。様々な思いがあるこの問題について両首脳は今年中を目標にその解決策を決める方向で動くようです。 やや違和感があるのは件について割と継続的に、そして詳細に報道し続けたのが日経済新聞であります。11月3日には一面トップ記事としてそれを扱っています。また、日側の提示案についても日経が数か月前にかなり詳細に報道していました。私もカナダでの慰安婦問題で様々な方とやり取りしている中で最新の情報元として皆様とシェアするには大いに役立ってきました。 さて、問題解決を促進させ、年度中にどうにか、という目標設定はある意味、この問題に直面している者としてありがたい指針であ

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  • どこに行く、ギリシャ政権の迷走 : 外から見る日本、見られる日本人

    2015年04月08日10:00 カテゴリ世界経済外交 どこに行く、ギリシャ政権の迷走 チプラス首相はギリシャを救うのか、破たんに導くのか、はたまたロシアにラブコールをして新たな友人を探し求めるか、もはや、誰も行方を占うことが出来そうにもありません。 バルファキス財務大臣はIMF向けの4億5000万ユーロの返済期限が9日に迫る中、その返済を確約しました。リファイナンスは当初の財政改革案が不十分で今月初めに再提出、それが現在精査されている状況ですからそれを協議していけばまだ時間がかかりそうで資金繰りがなお一層厳しくなりそうです。雰囲気的にはバルファキス大臣はEU、IMF、ECB(欧州中央銀行)の対トロイカを担当し正攻法の資金繰りを模索しているように見えます。 一方、チプラス首相はトロイカに提出されている財政改革案の国内調整で相当苦労しているように思えます。7日付のロイターには「ギリシャ債務問

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  • リニア新幹線、反対論への反論 : 外から見る日本、見られる日本人

    2013年09月22日10:00 カテゴリ日経済日の社会 リニア新幹線、反対論への反論 JR東海が発表したリニア新幹線計画に対して異論が掲載されていました。千葉商科大大学院客員教授の橋山禮治郎氏が「速いだけ」と酷評した点です。きょうはこの異論の反論をベースにリニア新幹線について考えてみましょう。 まず、景色がよく見えない点です。86%がトンネルで景色も見られないという点については橋山教授だけでなく、比較的多くの人が残念だと思っているでしょう。 私が記憶する限りでは新幹線が新大阪から岡山迄伸延された時、更に西に伸び続けるに従い、トンネルだらけだ、と失望のコメントがされたことをよく覚えています。事実、新幹線に乗ると新大阪までは比較的景色を見ることも可能ですが、そこを過ぎると確かにトンネルが急に増えることにお気づきの方は多いでしょう。鉄道愛好家の方にとって旅愁が車窓から始まるというのは多くの

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  • 相続税は上げるべきか? : 外から見る日本、見られる日本人

    2012年07月05日10:00 カテゴリ日の社会社会一般 相続税は上げるべきか? 消費税増税の議論の後ろに見え隠れする相続税増税の話題。昨年、40%の相続税増税の法案は通過せず一旦、持ち越しの状態となっていますが、この先、何時、復活するとも限らないこの相続税増税、上げたほうがよい、上げないほうがいいなど様々な意見が交錯しているようです。 今日は相続税を少し考えてみましょう。 天照大神が日国土を創生したのち、日国民は神様から土地を分け与えられている=貸与されているという考え方があります。農民は田畑を耕し、農作物を作るその土地は「先祖代々の土地」という発想がベースで土地を売却したり大規模農業がなかなか発展しない背景の一因となっています。これは農家の人の土地は私有ではなく、神様からの借り物である=ひいては国家のもの、という思想がバックに存在しているとしたらどうでしょうか? 日では農地転

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    mmuuishikawa
    mmuuishikawa 2012/07/05
    稼いだお金や資産は自分のもの。だから子どものものではないという考え方もあるのでは
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