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ブックマーク / gekkan-nippon.com (4)

  • 安倍晋三は「エセ保守」だ

    ナショナリズムを煽るエセ保守たち 弊社はこのたび、作家の適菜収氏と山崎行太郎氏の対談『エセ保守が日を滅ぼす』を出版いたしました。書では安倍首相や産経新聞をはじめ、一般に「保守」と見られている政治家やメディア、知識人などを俎上に載せ、彼らが「エセ保守」にすぎないことを明らかにしています。 エセ保守の特徴は、愛国心やナショナリズムを煽るところにあります。これは三島由紀夫が最も批判したことでもあります。ここでは、弊誌2016年4月号に掲載した、適菜氏と山崎氏の対談を紹介したいと思います。 愛国心を嫌った三島由紀夫 山崎 最近では自称保守が愛国心やナショナリズムを煽ることが増えていますよね。しかし、適菜さんは『ミシマの警告』で、三島由紀夫が愛国心を嫌ったと書いています。これは鋭い視点だと思います。自称保守は戸惑うと思いますよ。 適菜 三島は愛国心について次のように言っています。「愛国心の『愛

    安倍晋三は「エセ保守」だ
  • 青木理 ケント・ギルバートが出した究極のヘイト本

    なぜ排外主義的言説がはびこるのか 現在、書店では多くの排外主義的な書籍が販売されています。言論人の中には「言論の自由」の名のもと、排外主義的な言説を肯定する人もいます。しかし、言論の自由とは、言論の無秩序ではありません。人種差別や民族差別は、いかなる理由があろうとも許容すべきではありません。なぜ日でこのような言説がはびこるようになってしまったのか、我々は真剣に考える必要があります。 ここでは、弊誌6月号に掲載した、ジャーナリストの青木理氏の論考を紹介したいと思います。全文は6月号をご覧ください。 罵詈雑言を羅列した下品な侮蔑 いまにはじまったことではないが、〝嫌中・嫌韓〟に類するが有象無象の出版社から出版され、巷の書店に山積みされている。雑誌にも類似の記事があふれている。当初は取材の必要もあっていくつかのや記事に目を通したが、すぐにやめた。粗雑な理屈と怪しげな情報、そして差別的な妄

    青木理 ケント・ギルバートが出した究極のヘイト本
  • 菅野完×横山孝平 靖国神社を私物化する日本会議

    会議が守ろうとしているのは「戦後の日」だ 菅野 僕が今回なぜ横山さんと是非ともお話ししたいと思ったかと言いますと、横山さんが楠公祭(*楠正成公・正行公親子ら楠氏一党の尊皇精神を継承すべく、有志によって毎年開催されているお祭り)で読み上げられた祈願詞にとても心を打たれたからです。横山さんはその中で、安倍政権の安保法制を批判しつつ、「いま、為政者は憲法に規定されない『護憲の軍隊』を、同盟国といわれる他国の軍隊の傭兵として、差し出す準備を固めました。自らが求める『憲法改正』を『解釈』と、『新たなる法制化』という手段によって、まさに、を正さず末に走る姑息な手段で、後世にまで禍根を残す、愚かな結末を招来させようとしています」と言われています。こういう言い方は大変おこがましいのですが、これは極めてまっとうな国家観、あるべき国家観だと思うんです。 ところが、僕が追いかけ続けている日会議の国家観

    菅野完×横山孝平 靖国神社を私物化する日本会議
  • 村上正邦×菅野完 日本会議を支配しているのは誰か

    菅野氏は日会議を追い続ける中で、ある人物に辿りついた。それは安東巖という、これまで殆んど表に出なかった人物である。安東氏は日会議や日青年協議会(日青協)を一手に仕切る、陰の支配者であると言っていい。 生長の家の谷口雅春初代総裁の知遇を受けた安東氏は、病気治しの実践者であり、この力を背景にして、日会議や日青協には絶対的な影響力を持つカリスマ的存在である。しかも、反対勢力には「力」の行使も辞さないという側面を持っている。 安東氏こそ日会議と日青協の実質的な支配者と呼ぶに値する人物なのだ。 彼をよく知る元参議院自民党議員会長の村上正邦氏に、その人物像を聞いた。 安東巖とは何者か 菅野 僕は『日会議の研究』(扶桑社)の中で、村上先生からうかがったお話などに基づきつつ、安東巖のことを描きました。僕は安東を語らずに日会議を語ることはできないと考えています。そこで、改めて村上先生に安東巖と

    村上正邦×菅野完 日本会議を支配しているのは誰か
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