暴言、失言が止まらない。27日、都内板橋区で行われた都議会議員候補の集会で、稲田朋美防衛相が「(2期目の当選を)防衛省、自衛隊、防衛大臣、自民党としてもお願いしたい」と発言。自衛官の政治活動を制限する自衛隊法や、選挙における公務員の地位利用を禁じた公職選挙法に抵触する疑いが浮上した。 24日には安倍首相が神戸で非正規労働者を誹謗する発言。萩生田光一官房副長官は18日、地元八王子の都議候補の応援演説で、野党による加計学園問題の追及を「難癖」として、自己弁護した。 まさに政権末期。厳しい世論と支持率低下に、政府・自民党の焦りが見え始めている。(写真は首相官邸) ■数日おきに暴言・失言 一強の驕り・ゆるみに加え、支持率低下への焦り。首相や閣僚らの暴言・失言は、まさに政権末期を思わせる混乱ぶりだ。国会が閉じられた18日以降、以下の問題発言が続いている。 ■国民に「難癖つけた」萩生田氏 加計学園の獣