日本青年会議所は結構面白い。なんというか真面目にやろうとしているのだが、抜けている感じがそこかしこにする。事務能力のない連中が集まった壮大な結社ごっこにも見えるものだ。 その会頭さんが、ネパールの大地震への支援援助のメッセージを出している。もちろん、良いことである。ごっこ遊びにお金を費消することに較べれば相当に有意義だろう。 だが、詰めは甘い。献血の呼びかけのあたりは、あまりにも現状を知らない。また、被災地域では負傷者が多く、血液が不足しているとの情報が入っております。皆様の地域の赤十字やIFRCへお問合せいただき、ネパールへの血液の提供が可能な方は、自発的に献血のご協力をお願いいたします。 とあるが、日本には血液を国外に出す余裕はない。 日本は国内需要でも血液は常に不足気味であり、ネパールに持っていく余裕はない。このあたりは、最近どうにか自給体制に持っていったものの、血液製剤についてはか