ソニー銀行がパブリッククラウドサービスで動作する富士通の勘定系システムの導入に向けて具体的な検討に入った。高い信頼性が求められる勘定系システムにクラウドサービスを全面採用するのは珍しい。コストを抑えながら、FinTech関連の新サービスを迅速に投入する狙いだ。
「100年に一度の大変革」と言われる自動車のEV化や自動運転化の競争が象徴するように、新しいテクノロジーへの対応が企業の命運を分ける時代に突入している。大変革への対応に欠かせないのがオープンイノベーションである。その進め方を実践的に解説した書籍『新たなる覇者の条件』の著者が、最新の産業ニュースを踏まえながら、オープンイノベーション成功のポイントを紹介する。 前回は、トヨタの脱・自前主義を例にして、オープンイノベーションの5つのステップを解説した。今回は、5つのステップの4番目「プラットフォームを進化させる」について、建設機械(建機)大手のコマツを例に考えてみる。コマツは、新しいプラットフォームを作り、シェアリングビジネスに挑もうとしている。 国内のシェアリング経済は依然黎明期 近年、日本でもシェアリングエコノミーの市場成長が始まっている。野村総合研究所によると、2017年の国内ユーザー取引
話しかけるだけでさまざまな機能が利用できるスマートスピーカーや、ネット経由で自宅の鍵やエアコンの操作などが可能なスマートデバイスが人々の暮らしの中に次々に取り入れられるようになってきました。便利さの反面、その背後にある「ユーザーは監視されている」という忘れるべきではない側面について述べるTEDのプレゼンムービーが公開されています。 What your smart devices know (and share) about you | Kashmir Hill and Surya Mattu - YouTube 昨年の誕生日に、夫から「Amazon Echo」をプレゼントされてショックを受けたというカシミア・ヒル氏。ヒル氏と夫はテクノロジー業界でプライバシーとセキュリティの専門家として仕事をしており、そんな夫が妻へのプレゼントとしてAmazon Echoを選んだというのは、衝撃的な出来事だ
The Next Must-Have Smartphone Feature スマホ進化はAndroidから AR拡張Tangoの新世界 グーグルの新しい位置検知システムによって、拡張現実の利便性が高まる。 by Elizabeth Woyke2016.08.16 5 9 0 スマートフォンは、飛行機に乗り遅れないようにいつ出発すべきかを教えてくれ、空港までの道を音声ガイド付きで案内し、渋滞を避ける方法も示してくれる。しかし空港内の特定のカウンターまでの音声案内が欲しいと思っても、まだきでない。そのような機能を実現するには、建物の奥深く、GPSが届かない場所でも独力で詳細な位置を把握する機能が必要なのだ。最新の携帯電話にもこのような機能はない。 グーグルのエンジニアであるジョニー・リー研究員は、そのような事態に長い間フラストレーションを感じていた。大きな建物内で何かを探しているとき、なぜ「携
小売・流通業の「次」を読み解く専門誌。流通業界の経営トップへのインタビュー、企業特集、データ特集など、さまざまな角度から小売企業、経営の動向を分析している。 News&Analysis 刻々と動く、国内外の経済動向・業界情報・政治や時事など、注目のテーマを徹底取材し、独自に分析。内外のネットワークを駆使し、「今」を伝えるニュース&解説コーナー。 バックナンバー一覧 家電量販店大手ヨドバシカメラのEC事業「ヨドバシ・ドット・コム」が好調だ。2017年3月期にはEC売上高1000億円を突破し、全体の売上高構成比15%を超えた(店舗事業も合わせた売上高は6580億円)。快進撃を続ける要因は何か、EC事業を統括する藤沢和則副社長に聞いた。(『ダイヤモンドチェーンストア』編集部 阿部幸治、髙浦佑介) “何でも屋”をめざす きっかけはマンガ ──ヨドバシ・ドット・コムは、家電以外にもさまざまな商品を販
GoogleやQualcomm、Alibabaなどから22億ドル(約2500億円)もの巨額の出資を受けて独自のARシステムを開発してきたMagic Leapが、ついにARシステム「Magic Leap One」を2018年後半に市販化することを明らかにしました。アメリカの大手通信企業AT&Tがパートナーとなって独占的に販売を手掛けるとのことで、次世代通信5Gの有力コンテンツになる可能性を感じさせます。 AT&T takes stake in AR company Magic Leap at a $6.3B valuation and exclusive distribution deal | TechCrunch https://techcrunch.com/2018/07/11/att-takes-strategic-stake-in-ar-company-magic-leap-in-i
大日本印刷は、人工知能(AI)を使ってモノクロの漫画データを着色するサービスの商用化に乗り出す。AIが着色し、トーンの変更など細かい部分を人が手直しする。色を塗る作業にかかる時間は、全て人が行う場合に比べて半分程度にできるという。漫画の出版を手がける企業の需要を見込んでおり、2020年度に2億円の売り上げを目指す。 大日本印刷が開発したシステムは、AIが漫画の各コマに書かれた内容を判断して着色する。内容によっては1コマ10秒程度で着色可能。さらに同社の漫画専門のエンジニアが、トーンの変更など細かい修正をして完成度を高める。人が漫画の着色をする場合、1枚のイラストに1日程度要する場合もあるが、同サービスを使えば時間を半分程度に短縮できるという。 同社によると、海外の電子コミック市場ではカラー漫画が主流。一方、国内の漫画はモノクロの作品が多く、「海外進出にはカラー化した方が良いのでは」という声
コムスコア(comScore)によると、ヴォーグ(Vogue)は2018年5月、1360万人という記録的なユニークビジターを惹きつけた。過去の同様のイベントのトラフィック源はFacebookだったが、今年のトラフィックはGoogleや電子メール、インスタグラム(Instagram)から来ていた。 ヴォーグ(Vogue)は、編集を支える方法を変更しようとしている。 コムスコア(comScore)によると、コンデナスト(Condé Nast)が所有するこの高級ファッション誌は2018年5月、「メット・ガラ(Met Gala)」と英国のロイヤルウェディングを特集し、1360万人という記録的なユニークビジターを惹きつけた。過去の同様のイベントのトラフィック源はFacebookだったが、今年のトラフィックはGoogleや電子メール、インスタグラム(Instagram)から来ていた。 5月の検索トラフ
清水建設が開発した自律型パネル貼りロボット「ROBO-BUDDY」。片腕(写真奥)でパネルを支え、もう一方の腕でパネルを留めていく=東京都江東区 ゼネコン各社が自律型ロボットや人工知能(AI)の活用による省人化の技術開発を加速させている。高齢化による離職など建設技能労働者の人手不足が深刻化する中、先進技術の導入で作業の効率化を進め、人への負担を軽減しながら生産性を維持する狙いだ。 清水建設の技術研究所(東京都江東区)のロボット実験棟では、2本のアームを持つ自律型ロボット「ROBO-BUDDY」(ロボ-バディ)の開発が進められている。 鉄骨造の建物内部を模した区画に設置されたロボットは、仕事開始の指令を出すと、アームの1本が脇に置かれたパネルを天井へと水平に持ち上げ、もう1本のアームが天井部分の金属の骨組みを狙ってビスを打ち込む。「従来は職人1人が頭でボードを支えながらビスを打つ。何枚もやる
NTTデータと日本電信電話(NTT)は5月16日、NTTの生活習慣病の発症リスク予測技術を保険業界で活用すべく、保険会社の商品開発や加入時の査定、加入後の健康改善などにおける有効性を検証するため、無償トライアルに賛同する保険会社を募集している。 両社によると、現在日本では健康寿命の延伸を目指し、さまざまな予防・健康づくりの取り組みが行われているという。特に生活習慣病は、医療費の増大や企業における従業員の生産性低下などをもたらす社会問題となっており、発症予防に向けた個人の生活習慣の改善や健康リスクの把握が求められている。 そこでNTTは、AI関連技術(corevo)のひとつとして、不均質および、希少なデータであっても、高精度な分析が実現可能な手法を確立。健康診断で得られたデータをもとに、将来の生活習慣病の発症確率の予測を実現した。 なお、健診データの分析では、継続して受診していない場合のデー
Googleの開発者向けイベント「Google I/O 2018」が2018年5月8日~10日まで開催されています。今回のGoogle I/Oの目玉は「AI」にあり、数多くの新機能が発表されました。Googleアシスタントが人間の替わりにお店に電話する「Google Duplex」など、GoogleのAIが解決してきた数々の問題が、Googleの公式ブログでまとめられています。 Solving problems with AI for everyone https://www.blog.google/topics/innovation-technology/io18-overview/ ◆現実世界の問題を解決する GoogleのAI技術は医療分野の可能性も開いています。2016年に糖尿病の合併症として起こる糖尿病網膜症をディープラーニングによる画像認識処理で検出可能にしたGoogleは、同
3月になって杭州市で謎の無人カートが公道を走行しているところが目撃され、ネットで大きな話題となっている。これは、菜鳥物流が開発した無人配送車の公道試験だったと新智駕が報じた。 杭州市で目撃された謎の無人カート 3月頃から、杭州市で、無人の小さな車が公道を走行しているところが目撃をされ、写真や動画撮影され、ネットで大きな話題になっていた。これは菜鳥物流の無人走行カートではないかと言われていたが、3月24日に深圳で催された技術フォーラムの席上で、菜鳥物流で「菜鳥小G」の父と呼ばれる陳俊波氏が、菜鳥物流の無人カートであることを認めた。さらに、菜鳥物流は年内にも無人カートの量産を始めることを明らかにした。 ▲杭州市で目撃され、ネットで話題になった無人カート。速度は歩行者並みだが、ちゃんと信号を感知して、赤信号では止まる。 衝突を避け、自律的に走行する無人カート この無人カートには「菜鳥ET実験室」
読者の皆さんは米アマゾン・ドット・コム(Amazon.com)の「Treasure Truck」や「Mama Bear」をご存じだろうか。米国では現在、同社の新しいサービスや商品が次々に登場しており、日本人が知らないアマゾンの本当のすごさ、恐ろしさが浮かび上がる。 まずは米国でしか見られないアマゾンの新しい姿を3つ紹介しよう。(1)日替わりの特売品を運んでくるTreasure Truck、(2)商品を配達する車両の場所がリアルタイムで分かる自社配達サービス、(3)赤ちゃん用品や食品、家具などのプライベートブランド(PB)、である。 ホールフーズの駐車場で特売品を販売 Treasure Truck(お宝トラック)は2017年の年末商戦から米国の主要25都市で展開が始まったアマゾンの最新サービスだ(写真1)。サービス提供地域に住むユーザーのスマートフォンには毎朝、その日の「特売品」の情報が届く
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