青色ダイオード研究でこのたびノーベル賞を受賞された中村修二氏は、現在は米国籍らしい。なら「アメリカ人が受賞」じゃないの?南部陽一郎氏のように…と思ったら、どうもノーベル賞委員会が公式に決定しているのかな?つまり、その賞の対象となる業績を出した時の国籍で判断、決定する…らしい??よく分かりません。 で、そのインタビューより http://www.nikkei.com/article/DGXLASDC07011_X01C14A0I00000/ ――米国籍を取得した理由は。 「こちらの大学で研究する上では、米国籍がないと軍の予算がもらえないし、軍に関係する研究もできない。それで市民権を取得した」 ――日本人として受賞したことについてはどう思うか。 「もちろんうれしい。日本は小さな島国だが、今回3人も受賞したことは、日本人として誇らしく思っている」 なるほど。 「軍の研究」をアタマから忌避する空気
昨日発表された、今年のノーベル物理学賞は、青色LEDの発明に対してで、名城大学の赤崎勇教授、名古屋大学の天野浩教授、およびカリフォルニア大学の中村修二教授の三名に贈られることとなった。 個人的には青色LED は応用的な発明で、ノーベル賞の対象にはならないと思っていたので、結構意外だったんだけど(取るとしても赤崎さんだけかなあと)、オレの予想を覆してお三方が受賞されたことは本当に喜ばしい。 どうも、高輝度の青色LEDの発明で作れるようになった白色LEDが、アフリカなど電力網のまだ行き届いていない場所でも使える明か理として普及してきたことが、今回の受賞の一つの理由になっているらしい。その波及効果の大きさはやっぱり凄いものなんだね。 で、まあ、オレは95年の夏前に、中村修二さんの取材をして当時連載していたログインに記事を書いたんだよね。日経産業新聞かなんかで青色LEDがはできたってのを読ん
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