3月21日、AIJ投資顧問が受託した年金資産を毀損した問題を受け、大手金融機関の系列に属さない独立系の資産運用会社12社が都内で集会を開いた。写真は都内で撮影(2012年 ロイター/Yuriko Nakao) [東京 21日 ロイター] AIJ投資顧問が受託した年金資産を毀損(きそん)した問題を受け、大手金融機関の系列に属さない独立系の資産運用会社12社が21日、都内で集会を開いた。 AIJ問題では、独立系の資産運用会社が問題にかかわったとして、年金等の運用で「独立系」を排除する動きや規制強化を求める声が強まっている。これに対し、参加者からは「運用の安全などを過剰に求める規制強化は国債偏重の資産運用を増長し、リスクマネーを減少させるおそれがある」、「マーケットに厚みを持たせるためにも運用者の『多様性』が重要」との指摘があった。