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この手の話を書くと毎回燃えるのであまり触れたくないのだけど、なぜ自由ソフトウェアを使うのかって大きな目的としてデータ資産の保護があると思う。少なくとも自分が重要だと思っているデータについては自由ソフトウェアで扱える必要がある。 世の中には RMS とか江添亮とかいう人がいて自由ソフトウェア主義というのが潔癖なイメージで語られがちなのだけど、自分の場合は普通に不自由なソフトウェアも利用している。 ただデータ資産の保護という観点では自由なソフトウェアを使ったほうが良いと思う。たとえば不自由な商用ソフトウェアでしか再生できない形式でデータを保存していたとしよう。それが何らかの理由で発売中止になり、ソフトウェアが入手できなくなってデータを再生できなくなったら一大事だ。その点、自由ソフトウェアならデータ資産は保護される。なにか問題があったとしてもソフトウェアの中身をもとに自己責任でデータを利用するこ
MySQLに限らないけど、「GPLは営利目的では使えない的な思い込み」は止めて欲しい。 先週、システム開発の提案で客先に行ってきた。 当方、30前半のSE。対応してくれた担当者は40代後半の情報システム部門の方。 提案したシステムの規模はそれほど大きくはなく、お客さんからもあまり予算はないと言われていたため、RDBMSに「MySQL」を使ったWebシステムを提案したところ、「それほど可用性は求めてないし、無料で使えるDBの方がいい」と言われた。 あぁ、商用ライセンスを購入すると勘違いしたんだな、と思ったので、「MySQLはGPLライセンスもあるので無料で使うことができますよ」と説明したところ、担当者の顔が険しくなった。 「GPLだとソースコードを公開しないといけないんだよ?たとえMySQLのソースコードを改変していなくても、MySQLを使ったソフトウェアであればソースコードを公開しないとい
オープンソースで有名なEric S. Raymondが、自由ソフトウェアで有名なRichard Stallmanに、GCCのアンチプラグインポリシーについて突っ込んでいる。 GCCは、長年、コンパイラーのモジュール化を政治的な理由で行っていなかった。もし、例えばパーサーや意味解析だけを分離して使えるようにしたり、内部表現を規格化したりしてしまうと、GCCの一部が、不自由なソフトウェアに取り込まれたり、あるいは不自由なソフトウェアがGCCのプラグインという形で入り込むことになってしまう。これは、利用者の自由を第一とする自由ソフトウェアにとって、悪夢のような未来である。そのような未来を未然に防ぐために、政治的な理由で、GCCのはプラグインに反対するポリシーを採用している。もし、GCCを改良したければ、自由なソフトウェアとなるべきなのだ。そして、GCCのプロジェクトに参加するべきなのだ。 とはい
「よくわかるFOSSライセンスまとめなんてないよねー」と煽られたので3分で書く。 オープンソースライセンスは、以下の3種類に大別される。 代表的なライセンス 改変部分のソースコードの開示が必要 リンクして使う、他のソフトウェアのソースコード開示が必要 GPL (コピーレフト型) ○ ○ LGPL /MPL (準コピーレフト型) ○ × BSDL / MITL (非コピーレフト型) × × 自作のソフトウェアをオープンソースで公開する場合、 コピーレフト型にする場合は「GPLv2以上」 準コピーレフト型にする場合は「LGPL兼MPL」 とするのが無難。非コピーレフト型はMITLのほうがBSDLよりも明確だと言われることが多い(そしてどちらを選んでも問題ない)。 ※表の出典は OSS ライセンスの比較および利用動向ならびに係争に関する調査 より詳しく知りたい方へ: ライセンスの解釈については、
OAuth daemonはnode/JavaScript製のオープンソース・ソフトウェア(GNU Affero General Public License)です。 OAuth.ioはフロントエンドエンジニアにとっては便利なサービスと言えますが、セキュリティ的にはOAuthの概念を覆してしまう問題があります。そこでOAuth.ioのコア部分を取り出してオープンソース化したOAuth daemonを使ってみましょう。 管理画面です。まず最初に管理者アカウントを設定します。 次にアプリケーションを作成します。複数作成が可能です。 ドメインも複数指定できます。 そしてプロバイダごとにキーの設定を行います。 例えばこんな感じです。 Tumblrなどになるとどこに設定を行うべきかのヘルプもあります。分かりやすいです。 クライアントID、シークレットを設定します。 その場で試すことができます。認証ダイ
GitHubが、どのオープンソースライセンスを選択すればよいのか指針となるサイトを公開したので、それぞれの特徴を翻訳してまとめてみました。 Choosing an OSS license Apache v2 License GPL v2 MIT License Mozilla Public License Version 2.0 LGPL v2.1 BSD (3-Clause) License Artistic License 2.0 GPL v3 LGPL v3 Affero GPL Public Domain (Unlicense) No License Eclipse Public License v1.0 BSD 2-Clause license 備考:各項目の補足説明 最後の「備考:各項目の補足説明」に各項目の補足となる説明をまとめました。 Apache v2 License ソ
このところ、自由ソフトウェアのコピーレフトライセンスは方向性を間違えており、許諾的なオープンソースライセンスが流行っているとする主張がある。 漢(オトコ)のコンピュータ道: フリーソフトウェア運動は方向性を間違えてはいない これについて思うことがあるので書く。その前に、まず自由ソフトウェアとは何かということから説明しなければならない。 もちろん、許諾的なオープンソースライセンスと呼ばれるもののほとんどは、ストールマンの自由四原則を満たす。 What is free software? - GNU Project - Free Software Foundation (FSF) すなわち、 あらゆる目的でプログラムを実行する自由(自由0) プログラムがいかにして動作するのかを検証し、変更して自分の意のままに動作させる自由(自由1)。ソースコードへのアクセスはこの自由への前提条件である。 複製
Latest topics > 「コピーレフトとBSDスタイルではBSDスタイルの方が発展するのでは」という議論についての誤解あるいは言葉の裏にある欺瞞 宣伝。日経LinuxにてLinuxの基礎?を紹介する漫画「シス管系女子」を連載させていただいています。 以下の特設サイトにて、単行本まんがでわかるLinux シス管系女子の試し読みが可能! « 「元のソフトウェアがGPLだから公開できない」という誤解について Main アドオンの自動ビルドとかリリース手順の自動化とか » 「コピーレフトとBSDスタイルではBSDスタイルの方が発展するのでは」という議論についての誤解あるいは言葉の裏にある欺瞞 - Feb 03, 2013 元のプロダクトがGPLでも、自分で開発した部分のソースは別のライセンスを指定できるよ、というエントリを書いた後で、言及した事例が自分の想像を超えた残念事例だったという事を
[Phoronix] LLVM Developers Ponder Using C++11 Features [LLVMdev] Using C++'11 language features in LLVM itself LLVMのMLで、LLVMのコードにC++11のいくつかの基本的なコア言語機能を使うべきかどうかという議論がなされている。議論を発起したChris Lattnerのメールによれば、 平穏な日だから、ちょっと混ぜっ返すことをしようか。 LLVMで、auto指定子とかrvalueリファレンスとかlambda式等といった、基本的なC++11の言語機能(C++11のライブラリ機能は除く)を使い始めるのは、狂気だろうか? 思うに、いくつかの簡単な決まりを設ければ、まともにやっていけるんじゃないだろうか。例えば、言語機能はMSVC 2010以降と、GCCのあるバージョン以降(GCCの
(2012/02/10追記:まぎらわしいのでタイトルに「?」を追加しました。) ここ数日、MySQLのライセンスに悩んでいました。きっかけは知り合いがFacebookに書き込んだ以下のコメントです。 MySQLのライセンスの話から、GPLについて調べてた。受託開発でGPLライセンスのプロダクトを利用する場合の、納品についてのライセンス形態について、まだ理解できていない。 「えっ、MySQLのライセンスはGPLだよね、それなら簡単でしょ。」って思い、コメントしたのですが...少し気になって調べると驚くべき記事がありました。 MySQL ライセンスで頭が痛い: http://d.hatena.ne.jp/kurosaka/20071214/p1 より 企業ユーザは100% MySQL AB社にライセンス費用を支払わなければならない感じ。 また上記のブログには以下のように追記されている。 GPL
Ruby会議2010へ行ってきた。何を隠そう、Ruby会議に参加したのは今回が初めてである。休日に自由時間を確保するのは、小さな子供が居る既婚者男性諸君であればそれが如何に厳しいことかということを理解しているはずだ。だが息子も3歳になり、さらに幸いにも予定が一切かぶっていなかったため、3日間すべて参加することが出来たのであった。 Ruby会議2010のテーマは「Conflict and Resolution」(衝突と解決)である。大規模なオープンソースプロジェクトには人々の衝突がつきものであるため、日本有数のオープンソースプロジェクトであるRubyにはピッタリのテーマであるといえよう。というわけで、Ruby会議初参加者による視点で、面白かったことや気になったことなどについてレポートをお届けしたい。 1日目まず最初に、今回一番の目当てにしていた「Ruby開発会議つくば」を傍聴。gdgdなリラ
Software Freedom Conservancy(SFC)は8月3日、GPL v2の下で公開されているユーティリティ「BusyBox」の製品への組み込みがライセンスに違反しているとして家電メーカーらを相手取って起こしていた訴訟で、欠席裁判で米Westinghouse Digital Electronicsに勝訴したことを報告した。 この訴訟は、自社製品へのBusyBoxの組み込みがGPLライセンスに違反しているとして2009年12月、Software Freedom Law Center(SFLC)がSFCの代理となり、韓Samsung Electronicsや米Best Buyら14社を相手取って起こしていたもの。SFCは、オープンソースプロジェクトによる法的保護や体制維持を支援する目的でSFLCが発足させた組織。 SFCが公開した7月27日付けの米ニューヨーク南地区地方裁判所の
This is the default welcome page used to test the correct operation of the Apache2 server after installation on Debian systems. If you can read this page, it means that the Apache HTTP server installed at this site is working properly. You should replace this file (located at /var/www/html/index.html) before continuing to operate your HTTP server. If you are a normal user of this web site and don'
逆転検事を先日クリアして、久しぶりに逆転裁判1〜3をやり直そうか迷い中のfujisawaです。シンプルなデータクラスタリングツールを作成しましたので、そのご紹介をさせていただきます。 クラスタリングとは クラスタリングとは、対象のデータ集合中で似ているもの同士をまとめて、いくつかのグループにデータ集合を分割することです。データマイニングや統計分析などでよく利用され、データ集合の傾向を調べたいときなどに役に立ちます。 例えば下図の例ですと、当初はデータがゴチャゴチャと混ざっていてよく分からなかったのですが、クラスタリングすることで、実際は3つのグループのデータのみから構成されていることが分かります。 様々なクラスタリング手法がこれまでに提案されていますが、有名なところではK-means法などが挙げられます。ここでは詳細については触れませんが、クラスタリングについてより詳しく知りたい方は以下の
2009/03/25 オープンソースムーブメントの立役者の1人で、その開発モデルを分析した論文「伽藍とバザール」の存在で知られるエリック・S・レイモンド氏が、われわれ(オープンソースコミュニティ)は、「もはやGPLを必要としていない」という論議を呼びそうな自説を主張している。 GPLはデメリットが大きい GPLは、もはやメリットよりデメリットが大きいという持論を「異端の説」としてレイモンド氏が唱えたのは「LILUG」(ロングアイランドLinuxユーザー会)での講演。レイモンド氏を招いたLILUGが、2009年3月10日の講演内容をブログで伝えている。ブログには講演の動画へのリンクがあるほか、主張のポイントとなる個所が全文引用されている。 レイモンド氏は、オープンソースコミュニティ全体を代表しているわけではないが、優秀なハッカーとして、また文筆家として広く尊敬を集めている。レイモンド氏は、1
Subversionを使って開発しているソースコードを管理しているプロジェクトは多数ある。会社でも利用されている方が多いだろう。ソースコードをただコミットしておくだけというのが一段階目、次がリビジョンを比較したり、ソースコードの変化を追うようになる。そして次は必要な変化を探すようになる。 ソースを取り込んでインデックスを作成する どこからソースコードが変化したのか、前に見たコメントはどこにあるのか…そんな情報を知るには検索するのがベストだろう。 今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはSupoSE、Subversion用リポジトリ検索エンジンだ。 SupoSEはJava製のソフトウェアで、Windows向けにはコマンドファイルが用意されている。まずインデックスの作成が必要で、リポジトリのURLを指定して行う。これは各リビジョンの各ソースコードに対して行われるので若干時間のかかる処理になる
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