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ブックマーク / www.artonx.org (16)

  • 今、Cで開発するためのスタンダードを知るための本 - L'eclat des jours(2013-09-30)

    _ 今、Cで開発するためのスタンダードを知るための 例によってアスキーの鈴木さんから、をもらった。花井さんのモダンC言語プログラミングだ。なお、似たような題の洋書があって、しかも花井さんは翻訳もするので、そのの翻訳書と勘違いされる可能性もありそうだが、完全にオリジナルだ。 Cは、Unixと共に(というか少し遅れて)生まれたということは、すでに40年以上の歴史があり、それだけの年月がたてば、COBOLなどと同じく老害言語と言われてもこれっぽっちもおかしくはない。 ところが、COBOLと異なり開発者市場がどんどん先細り(あるいは固定化)されるということはなく、むしろ増えている。それどころか最近の調査では最も利用されている(TIOBE 2013)。 一方、C++が先鞭をつけたビジネスプログラミングへのオブジェクト指向プログラミングの適用は、Java、Objective-C、C#と種類を増や

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    atsushifx 2013/10/01
    アジャイルやOPP、DevOpsなどの知見を取り込んだモダンなC言語プログラミングの本、読みたくてたまらん。namespaceとかをどう実現しているかが気になるな
  • L'eclat des jours(2013-03-04)

    _ 型付けと変更に対する強さ (時事解説) shiroさんが召喚されたという点が、今回の発端となった(と僕は読んだけど)『変数に型がないということの利点について考える』の一番の成果だったのではないだろうか。 最初にshiroさんは、変更に対する強さというものを、平衡状態の長短として考えることを提案する(『型付けと変更の時定数』)。強い型付けであれば、非平衡状態は比較的すぐに解消する(ただし非平衡状態では実行できない)。弱い型付けであれば、非平衡状態でもそれなりに実行できる。 読んで考えた。これは実体験としてわかる。 それまでchar buff[]だったものをstd::string buffに修正する必要が仮にあったとすれば、とにかく宣言を先に変えてしまう。そしてmake cleanしてmakeし直せば、少なくとも修正しなければならない箇所はその時点ですべて網羅できる(もっとも、表面的にしか

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    atsushifx 2013/03/04
  • L'eclat des jours(2012-12-30)

    _ 21世紀、いよいよ日は封建制から抜け出す(か?) 下部構造はとっくに資主義になっているのだが、どうも上部構造は未だに封建制を引きずっているのだなと、『正社員』(とそこからリンクされているページ)を読みながら考える。 江戸時代、やんごとなき事情で藩がお取り潰しになる。あるいは厳封となりリストラが始まる。その藩に仕官していた侍のほとんどは(別の藩からスカウトされる人脈力があったり特異能力があったりする侍もいないわけではない)途端にい詰めて(百姓と異なり農地は持たず、商人と異なりビジネススキルは持たず、職人と異なり技術は持たない)、しょうがないので人手が必要そうな江戸へ出てくる。 何人かは誰でもできる傘を張るという刺身タンポポ(でも実体は菊)な仕事につき、何人かは埋め立て工事の現場で働き、何人かは不良浪人として悪いことに手を染め、何人かは佐渡送りになる。 下部構造が劇的に異なるにも関わ

    atsushifx
    atsushifx 2012/12/30
    ちょっと前のノマドブームも封建制から民主主義への移行ということかもしれん。とするとノマドというのは本来の市民を表すといった方がいいかもしれない
  • L'eclat des jours(2012-08-19)

    _ サービスデザインパターン レビューに参加したので、アスキーの黒いのうちでも最も高度な青い、サービスデザインパターンをいただいた。 マーティンファウラーのサインシリーズを、ぶりきじゃの角征典(児玉サヌール)さんと高木さんが翻訳していて、これまでのマーティンファウラー系の翻訳に頭を悩ませていた人も原書をひも解く必要がゼロという快挙ですなーる。 サービスデザインパターン SOAP/WSDLとRESTful Webサービスの基的な設計ソリューション(Robert Daigneau) で、このおもしろいです。どのくらいおもしろいかというと、レビューで完全に目を通せたくらいだ。ひさびさに、固い設計系のを読んで実におもしろかった。 内容は、Webサービスのパターンアンドプラクティスで、とは言ってもマーティンファウラー系なのでターゲットはエンタープライズアーキテクチャで、はてなんでそれが

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    atsushifx 2012/08/20
  • L'eclat des jours(2012-07-08)

    _ ガレルの愛の残像 イメージフォーラムでフィリップガレルの愛の残像を観る。おもしろかった。多分、初ガレル。最初に名前を知ったのは六木のシネヴィヴァンの頃だが、えらくつまらなそうな芸術系作家だと予告編を観て思ったので敬遠してた。 (どうもその後に普通の映画を撮ったら、元より才能のある作家なのでえらくヒットしたらしいが、それも未見) 一応、まともな物語があって、若いカメラマンがそれなりに売れている女優の写真を撮りに女優の家を訪問するところから始まる。女優の夫はハリウッドに仕事に行っていて不在。仲良くなるのだが朝の4時に夫が帰ってきて、絵に書いたような間男の恰好で家を抜け出る羽目になり、相当にプライドが傷ついたのか疎遠になる。女優は死ぬ。墓参り。2007年のことだと墓碑銘からわかる。だが、映像はモノクロなので時代感はまるで1970年代だ(誰も携帯電話は使わず、紙でメモを取るので日常生活が21

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    atsushifx 2012/07/08
    確かに最後の for (::) が一番しっくりくるけど、それじゃループ文が敗北したきがする。 現代的構文なら関数型の考えを取り入れて、リストを遅延評価ですみそうだけど
  • L'eclat des jours(2012-04-14)

    _ 最初の1冊になれるJavaScriptの初心者用入門書 以前、理想のJavaScript入門書として、テスト駆動JavaScriptを取り上げたことがあったが、おれにとってはJavaScriptの入門書かも知れないが、初心者の役には立たないだろうというツッコミを何人かからもらって、うむ、それはそうだなぁと気にしていた。 先日、アスキーの鈴木さんから同じシリーズ(アスキー黒い)の『オブジェクト指向JavaScript』をもらったので、これはどうかなぁと読んだ。練習問題は解いてないけど(一部解いた)、完読したので、紹介する。 著者は、Stoyan Stefanovで、Yahooの人。Yahooの人なのでレビュアーにはダグラス・クロフォード(JSONの人。JavaScriptのご意見番的存在)が入っている。ということで、技術的におかしなことが書いていることはあり得ないなということはわかる。

    atsushifx
    atsushifx 2012/04/15
  • 理想のJavaScript入門書 - L'eclat des jours(2011-12-08)

    _ 理想のJavaScript入門書 アスキーの鈴木さんから、テスト駆動JavaScriptをいただいた。 これは、実に良い。おれが考える理想のJavaScript入門書に限りなく近い(というか、おれが書くより良いから上方向から近い)。 まず、これはTDDのであり、JavaScriptの問題点は、それがRubyなどのスクリプト言語より、固いプログラミング言語(JavaとかCとか)に近い構文を持っているのが原因だと思うけど、どうしても変数とか関数名とか長く書きたくなるし(これは不思議な心理的な要求による)、言語が持つ予約語自体が長いし(functionだよ)、つまりいやでもタイプミスして死ぬ。 どうすれば良いかといえば、解決方法は2つしかない。プリプロセッサを用意して未定義変数とか利用していないかチェックするか、あるいはテストするかだ。前者よりも後者のほうがまあ有意義だ。というわけで、TD

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    atsushifx 2011/12/08
  • L'eclat des jours(2011-10-27)

    _ 電子書籍の続き で、思うに、既存出版社は旧刊を文庫の5倍くらいの価格でDRM無しで売ればいいんだよ。旧刊は元々テキストが無いんだからテキスト化するのに金がかかるのは乞にも理解できるだろう。それに、一般論では、高額商品を入手した人はシェアをしない傾向にあるらしい(カジュアルにコピーすることに価格が抵抗感を生むらしい)。 で、それがどれだけ売れて、どれだけシェアされるかから、消費者の民度がわかるわけだから、そこから降りるか続けるか決めれば良い。取り敢えず、安部公房全集をよろしく。 人間そっくり (新潮文庫)(公房, 安部)

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    atsushifx 2011/10/29
    あとは立ち読みや電子書籍を貸すことを認めるのもいいかも。最初の1章ぐらい読ませてもいいじゃないか
  • L'eclat des jours(2011-09-18)

    _ これは良いプログラミング入門 20歳を過ぎてからプログラミングを学ぼうと決めた人達へ 三つ子の魂百までというから、最初に覚えたものは強くその人の価値判断に影響するのだろう。ことわざレベルの知見はほぼ正しいはずだ(でなければことわざとして生き延びるはずがない)。 nowokay曰く処理はifとforですべて書けるが、もちろん再帰とifでもすべて書ける。 でも、実はそんなところに問題はないんだよなぁと気付いてしまった。 リアルワールドの話だ。 要件を語る人、それを仕様に落とす人が、手続的に書くからだろ(自然言語で記述すると手続きのほうが遥かに書きやすい、あるいはそういう読み書きの訓練を受けているので理解しやすい)。 で、その仕様書を実装にマップするには手続型プログラミングモデルのほうが向いているわけじゃん。 というわけで、これはジャンルが違うからだというのが結論となるか、または、リアルワー

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    atsushifx 2011/09/18
  • 創立者は仕事する(創業者仕事中) - L'eclat des jours(2011-08-26)

    _ 創立者は仕事する(創業者仕事中) アスキーの嘉平さんにFounders at Workをもらったので読み始めた。 書いているのは(というかインタビュアーは)、ポールグレアムの奥さんらしい。ジェシカリビングストンという人。(Yコンビネータのファウンダーの一人だとは書いてあるけど、奥さんだとは書いてないな)(追記:奥さんであってた 序文でポールグレアムがこんなことを書いている。 書は、今に至るまでほんの一握りの人々しか見ることのできなかったこと、つまりスタートアップの初年度に起きることを、明るみに出す。 おもしろいのは序文の〆の言葉。 スタートアップが会社っぽく見えるように努力をするのではなく、既存企業がスタートアップ風に見えるように努力する時代がすぐにやってくるだろう。それはよいことだ。 書いている(インタビューしている)のがYコンビネータの人だからと言って、登場するインタビューイはY

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    atsushifx 2011/08/26
  • L'eclat des jours(2011-08-07)

    _ 悲しいとき C:\Users\popop\.VirtualBox\HardDisks>\progra~1\oracle\virtualbox\vboxmanage.exe modifyhd 2008svr2.vdi --resize 50000 0%... Progress state: VBOX_E_NOT_SUPPORTED VBoxManage.exe: error: Resize hard disk operation for this format is not impleme nted yet! not implemented yetと言われるくらいに悲しいことがあるだろうか。

  • ActiveScriptRuby and Other packages

    RScript(Ruby IActiveScript wrapper)についてのバグ報告や要望はGithubのIssuesに登録してください。 Ruby MSI Packages Ruby-2.4.0 (i386-mswin32_100) Microsoft Installer Package (2016-12-24 revision 57164) 19,310,592バイト (msi 1.0.0) MD5 checksum: dd445a60ce6164374ab4689990dfc6f1 ActiveScriptRubyのバージョン付きLanguage名はRubyScript.2.4です ActiveScriptRuby(RubyScript.2.4), RJBを含みます。なおriドキュメントは省略しています。 リファレンスはDiceさんが作成されたRubyリファレンスマニュアル ch

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    atsushifx 2011/06/05
    RubyのWindows版実行環境
  • プログラミングの技をめぐる探究 - L'eclat des jours(2011-05-20)

    _ プログラミングの技をめぐる探究 Coders at Workをいただいたので、紹介します。 と言っても厚さが約600ページという分厚い(と言ってもうまく紙を選んでいるのでそんなに厚くはなく約2.5cm)をもらったその日に紹介できるわけじゃない。レビューに参加させていただいたので、相当読んだからだ(でも、期間内に全部は読み切れなかった、すみません)。 これはオーム社同時代開発者叢書の白眉とでも言えるやつで、15人のすごいコーダー(コードを書く人)が、ピーター・サイベルというインタビュアー(追記:この人が実に良く、直前のインタビューイがくさしたものを次の人に弁護させたりする)に応えて、どうやってプログラミングを学んだとか、プログラミングってどんなものかとか、設計はとか、どんなを読んだかとか(ほぼ全員がクヌースを挙げる。で、書のトリはドナルド・クヌースなので、ちゃんとそれについてインタ

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    atsushifx 2011/05/20
  • L'eclat des jours(2011-04-10)

    _ おもちゃ 今作っているおもちゃ。 演能 おれにとってはおもちゃだが、おそらく現存する中では、安定性でも速度でもWindows Serverでは最高のRuby用のHTTPサーバになるはず。理屈の上では。 とりあえず、単独で動くようになった(test_server.rb参照)ので、Rackハンドラを内蔵させてから、マルチプロセス(Windowsなのでspawnを使う)に対応させる予定。 実行にはAdministrator権限が必須。Rubyは、1.9.3devで試している(1.8ではビルドできないし、するつもりもない)。

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    atsushifx 2011/04/11
  • L'eclat des jours(2011-01-18)

    _ ストック 実践F#を読み進めているのだが、やっとOOPの章に辿り着いた。 ってこた、リストとタプルを使ったコードは書けるはずだな、と実戦導入についてちょっと画策。ちょろいインストーラあたりなら外れても影響無いし、いいかな。 実践 F# 関数型プログラミング入門(荒井 省三: いげ太) 以下、タイポ。 P.186 型推論と握手 → 悪手(駄洒落とは思えない) P.221 7.8.2 項題にsumを追加 P.240 最初のリスト。それぞれemp, sglへ束縛するように打つべきだと思う と、F#を読んでいるところに、正月っぽく山野さんから、獏をいただいた。 プログラミングScala(Dean Wampler) これは、オライリーの実践側(実践Rubyとか、Real World Haskellとか)の真打ちだから、Scalaの紹介フェーズが終わって、アーリーアダプターが実戦投入(今は未だイノ

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    atsushifx 2011/01/18
  • 迷宮のRuby - L'eclat des jours(2010-08-24)

    _ 迷宮のRuby 角さんから『メタプログラミングRuby』を頂いた(レビューに参加したから)ので、紹介します。 著者はPaolo Perrotta(どうでも良いけど、ペロッタって、日語の語感としては相当ユーモラスな気がするのだけど。ペロッタが居るならばグリッタが居てもおかしかないし、二人合わせてペロッタとグリッタとか)というイタリアで彼女とと暮らしている人らしい。 で、題名の通り、書はRubyでメタプログラミングするための方法を説明したものです。したがって、Rubyのクラスとオブジェクトとメソッドとあれやこれやがどういうつながりになっていて、何を使えば何が起きるかがいろいろ書いてあるです。 が、このはいろいろ仕掛けがしてあって、そこがうまい。うまいというのは、読みやすく、わかりやすく、おもしろい、という意味。角さんの翻訳がうまい具合にくだけていて日語としてもリズミカルで良い感

    atsushifx
    atsushifx 2010/08/24
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