安倍晋三氏のInstagramより すべては菅政権の描いたシナリオ通りに進んだが、菅義偉首相も自らが支えた前首相の言動にだけは鈴がつけられなかった。 安倍晋三前首相の後援会が「桜を見る会」前日に開かれた夕食会の費用を補填していた問題で、安倍氏が12月25日、衆参両院の議員運営委員会に出席。首相在任中の答弁を訂正し、謝罪した。 だが、冒頭発言こそ「道義的責任を痛感」「深く、心よりお詫びする」としたものの、野党の質問に対しては、自身の言い分をまくし立て、反論する場面も。野党議員からは、「真実を説明しようという姿勢は微塵も感じられなかった」(立憲民主党・辻元清美衆院議員)、「言い逃ればかりでなんの反省もない」(共産党・田村智子参院議員)、「なんのための弁明だったのか理解に苦しむ」(国民民主党・玉木雄一郎代表)と呆れられる始末だった。 立憲の福山哲郎幹事長は「疑惑が深まった。これで矛を収めたら国民