前回の記事で、最近の社会の性嫌悪傾向と、東京オリンピックに向けた都市のジェントリフィケーションは、社会の過剰クリーン化路線と関連していると述べましたが、今回は、最近の社会の性嫌悪傾向の根源について考察していこうと思います。 まず初めに、最近の性嫌悪傾向の原因の一つとして、学校で児童たちが教わる性教育が、堅苦しく優等生的すぎることを考えから外すことはできません。学校で教える性教育は、「セックスとは、好きな異性と子供を作ることを目的とした時に行われるもの」を基準とした一元的なものであり、「人工妊娠中絶はもの凄く恐ろしいもの」「避妊……コンドームやピルをはじめいろいろなものがありますが……以下略。」「同性愛…………」というように、多くの若者が興味を持つであろう「子供を作ることを目的としないセックス」や、「異性以外に性的興味を持つこと」に関してお茶を濁してます。そのうえで「人工妊娠中絶や中絶が身体
女が配偶者選びにおいて重視すべき10項目 という記事がホッテントリになった。 ここで、次の記述が目を引いた。 「隠れ保守」「潜在的家父長」は,高学歴男性に割と多い印象である。彼らは高い教養を身につけているから,表向きにリベラルを「装う」ことの重要性は承知している。しかし付き合いが長くなるにつれ,彼らはその保守性を露わにし始める。私の友人たち(東大卒)がその元彼たち(東大卒)から言われた言葉の例はもう,口にするのも恐ろしくてここには書けないくらいだが,まあ要するに,「男と女なら,女が仕事をやめるのが当然」みたいなことを平然と言い出す。相手がいかなる「バリキャリ」と言われる部類の女性であろうともである。しかしながら,当然ながら知り合いたてや付き合い始めの時点においては,彼らはリベラルなフェミニストを装っているので,非常に見極めづらい。まあ,遅かれ早かれボロは出るので,そこは友人の言う通り,「じ
私自身、最初に見たときの感想は、「うわっ、さすがにちょっとエロすぎる……ほかに画像はなかったのか!? ゾーニングのことを考えてほしい」。 「のうりん」は美濃加茂の農林高校を舞台にした作品で、下ネタやギャグが多いが農業部分はしっかり取材をして描かれている。 原作は挿絵やタイポグラフィを活かした遊びも多く、そういう面から見てもおもしろい。なのに、こんなにおっぱいを強調されたら、まるで単なるエロアニメみたいに見えてしまうではないか……。 そして今回メインに扱われた女の子・良田胡蝶は、「のうりん」のメインキャラクターではあるが、いちばんメインの女子キャラクター(いわば「作品を象徴するヒロイン」)ではない。アニメ公式サイトの「登場人物」ページでも、4番目の紹介だ。 アニメのメインビジュアルは、美濃加茂の山をバックに、メイン登場人物5人が配置されたもの。良田胡蝶の胸は「巨乳キャラ」なので大きいが、今回
観客の大半が男性というピンク映画の世界において、これまでにもっとも多くの作品を世に送り出しているのは、女性監督の浜野佐知さんだということをご存じだろうか? かつては女性が皆無だった業界ゆえ、度重なる弾圧も経験したという彼女が、今なお第一線で活躍し続ける理由に迫った。 男のために股を開くのではなく、自ら欲情する女を撮りたかった――ピンク映画を撮るようになったいきさつを教えてください。 私は子どものころから映画が大好きで、中学・高校時代には映画館に通い詰める日々を送っていました。そんな中、日本映画に登場する女性たちがひどくステレオタイプなことに違和感を覚えるようになったんです。 聖母のような母親だとか、3歩下がって夫に従う妻だとか、父親の言うことは無条件に聞く素直な娘だとか。セクシャルな女性はすべて愛人で、しかもそいつは悪い女なんです(笑) 一方、同時期にヨーロッパから入ってきたヌーベルバーグ
「女が男を部屋へ招いたらセックスOK」という考えは女にとって恐怖でしかない - 外資系OLのぐだぐだ まぁタイトルの通りなんだけど。同性の友人知人を家に招いてセックスなしで過ごすのは、普通によくあることで、というか、同性だったら家に招いてもセックスとか考えるわけないだろっていうのが、なんとなく世の中の常識になっていて、一方で異性の場合だと、「家に招くのはセックスOKの合図。だからセックスする気がないのなら家に入れるな」なんて、私はおかしいと思うんだよね。 世界的には、同性婚できるところが増えていて、日本でも渋谷区で同性パートナーシップ条例ができて、世の中の流れとしては、確実に「同性愛者は存在する」ということを前提とした社会を構築する流れになっている。こうなると、セックスしていいかどうかは、「異性・同性にかかわらず、家に招いたらセックスOK」となるか、「家に招くことは、セックスOKの合図では
はい先生、僕はビッチ売りしてたのに結婚してから処女だったことを明かしたビヨンセ姉さんに頭にきました
ライブドアニュース @livedoornews 【ひどい】「ベビーカーが邪魔」駅で1歳児殴った疑い、64歳の男を逮捕 有楽町駅 news.livedoor.com/article/detail… 「ベビーカーが進路をふさぎ邪魔だったので腹が立った」と容疑を認めている。男児にけがはなかった。 pic.twitter.com/Um5YSRd8Gl 2015-09-28 14:29:19 リンク ライブドアニュース 1歳児を殴った疑いで男を逮捕「ベビーカーが邪魔で腹が立った」 - ライブドアニュース 警視庁は28日までに、1歳の男児を殴ったとして無職の男を現行犯逮捕した 。26日、駅の通路で擦れ違いざまにおでこを右手で1回殴った疑い 。進路をふさぐベビーカーが邪魔で腹が立ったと容疑を認めているという 262
あるモノの大きさだけで自分の存在を肯定できてしまう男性と、たとえ美人でも総合的に評価されないと自分を肯定できない女性。AV監督の二村ヒトシさんが、男女の自意識の違いを鮮やかに浮き上がらせます。そんな男女が、幸せになるにはどうすればよいのでしょうか。経営者の川崎貴子さんの言う、「条件が多いほど、愛情から遠ざかる」という言葉の意味は。聞き手は、アラサーの編集Sです。(構成:崎谷実穂/写真:瀬野芙美香) モノに興味がある男の子、関係に興味がある女の子 二村ヒトシ(以下、二村) 現代ビジネスみたいなまじめな媒体に登場するAV監督は、読者に向けて「もっとハメをはずしてもいいんじゃないですか」って言うことを期待されます。 川崎貴子(以下、川崎) 私はよくこういう媒体で、「女社長という立場から男性を怒る」という役割を期待されますよ。 ―― そういう社会的なイメージってあるんですね。 川崎 すごくあります
英国のカップ麺「ポットヌードル」のCMが、その意外なオチで笑いと感動を呼んでいます。 詳細は以下。 New Pot Noodle advert smashes gender stereotypes (VIDEO) · PinkNews この約1分間のCMのタイトルは"You Can Make It"(『君ならできるよ』)。一念発起した若者が厳しいトレーニングを積み、ついにボクシングの本場ラスベガスのリングに立つというストーリーです。後半のひねりがキュートで、しかもハートウォーミング。 動画はこちら。台詞なしでも全部意味がわかると思います。 主人公の男の子はもちろん、英国からテレビ越しに応援するご家族一同がかわいいったら! このCMは2015年9月5日、人気番組『Xファクター』のCM枠で放映され、大好評だったとのことです。 なお、Metro Newsには本CMの製作裏話があり、そちらもとても
ヒューゴー賞(Hugo Awards)は、世界中のSFファンが注目するSF、ファンタジー、ホラージャンルの重要な賞である。 受賞作は世界SF大会(ワールドコン, World Science Fiction Convention)に登録したファンの投票で決まり、大会の間に開催される授賞式で発表される。気取った文芸賞とは異なり、批評家ではなくファンが決める賞なので、必ずといって良いほど面白く、ベストセラーにもなる。そういった点で、とても信頼性がある賞だった。……少なくともこれまでは。 ところが、このヒューゴー賞が社会政治的なバトルグラウンドになってしまったのだ。 アメリカのSF作家のなかには、最近のヒューゴー賞は「マイノリティの人種、女性、同性愛者への公正さを重んじるリベラルな政治性を優先して選ばれている」、「文芸的な作品が重視され、娯楽的なSFが無視されている」といった不満を持つ者がいる。そ
男性のジェンダー意識の低さがたびたび炎上騒ぎを起こしている昨今。その原因の一端は「男の生きづらさ」にあった!? 今回は、男性学の専門家である武蔵大学・田中俊之先生に、桃山商事の清田代表がお話をうかがいました。 「男らしさ」と「カッコ良さ」が一致しなくなった現代 清田代表(以下、清田) 桃山商事は「失恋ホスト」といって、恋愛に苦しむ女性たちからひたすら愚痴やお悩みを聞かせてもらうという怪しげな活動をしているのですが、そういうことを続ける内に、「恋愛で起こる諸問題はほとんど男に原因があるのでは?」という極端な考えになっていきました。 田中俊之(以下、田中) messyでも男叩きの連載をしてますよね(笑)。 清田 はい、その名も「クソ男撲滅委員会」という……。そんな中、田中先生の『男がつらいよ─絶望の時代の希望の男性学』(KADOKAWA)を読んで、ハッとさせられたんです。男には男特有の「生きづ
2015.09.03 男に「言葉を届ける」のはなぜこんなにも難しいのか? 男性問題を問い直せない社会構造と、男型の“演繹”発想 いくら男の心配をしても、男性に言葉を届けるのは思った以上に困難です。それはなぜなのか? 男性学の専門家である武蔵大学・田中俊之先生に、桃山商事の清田代表がお話をうかがいました。 【前編はこちら!】 男性のジェンダー問題を問い直すと社会が停滞する 清田代表(以下、清田) 前編では、実は男自身もよくわかっていない「男らしさ」というものについてお聞きしました。昔と今ではその内容が変化し、男性が期待されるものは増えている。さらに、社会は大きく変わっているのに、男性のライフコースがまったく多様化していない。こういった要素が、男性特有の「生きづらさ」につながっているというお話でした。 田中俊之(以下、田中) そうですね。しかも、当の男性はその「生きづらさ」を抱えながらも、理由
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く