戦後一貫して、いや大正11年の創刊以来、穏健な保守派路線を貫いてきた文芸春秋発行の『週刊文春』が、朝日新聞とともに、安倍叩きに狂奔しているのは嘆かわしい限りだ。 一国のリーダーの体調不良だから、メディアが追うのは当然。しかし、扱い方というものがあるだろう。 『文春』(9月3日号)「安倍晋三13年前の悪夢再び 潰瘍性大腸炎が再発した」。前にも書いたが相手は一国の総理、せめて敬称くらいつけたらどうか。 『週刊新潮』(9月3日号)「『安倍退陣』の瀬戸際」。 『週刊ポスト』(9・4)「安倍首相『本当の容態』」。 結局は「官邸記者」やら「政治部デスク」やらの匿名コメントばっかりで本当のところはわからない。 と、ここまで書いたら、「首相辞任の意向」の第一報。残念だ。 武漢ウイルスに関して5月初め以来、一貫して「騒ぎ過ぎ」という報道を続けてきた『新潮』、今週は6ページの大特集で「あまりに大きい代償! も