日本のエンターテインメント業界で絶大な影響力をもっていた、芸能事務所「ジャニーズ事務所」創業者で社長のジャニー喜多川氏が9日、くも膜下出血のため東京の病院で死去した。87歳だった。共同通信やジャパン・タイムズなど同国メディアが伝えた。
ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長が9日午後4時47分、都内の病院で、解離性脳動脈瘤(りゅう)破裂による、くも膜下出血のため死去した。87歳だった。 ジャニー喜多川さんとジャニーズ事務所の歩みは次のとおり。 ▼1931年(昭6) 10月23日にロサンゼルスで生まれた。父は真言宗米国別院の僧侶。 ▼33年 父、母、姉、兄と帰国。 ▼44年 和歌山県の勝浦町に疎開。 ▼47年 再びロスに渡る。高校に通いながら劇場で裏方のアルバイトもした。 ▼50年ごろ 父が建てた集会所で、美空ひばり、高峰三枝子、山本富士子、ディック・ミネ、笠置シヅ子、二葉百合子らが公演などを行う際、通訳やコーディネーターを務めた。 ▼52年 日本に戻り、米大使館職員として勤務。戦争孤児に英語を教えるため朝鮮戦争の戦地に。その後、再び日本に戻り、東京・代々木のワシントンハイツ(在日米軍施設)に住む。 ▼62年 代々木周辺で遊
ジャニーズ事務所から「代表取締役社長ジャニー喜多川に関するご報告」とのタイトルでファクスが報道各社に送信された。以下は原文ママ。 平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。 弊社代表取締役社長ジャニー喜多川につきましてご報告がございます。 2019年7月9日午後4時47分、都内病院におきまして、ジャニー喜多川は、永眠いたしました。 享年87歳、死因は、解離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血でございます。 ジャニーは、自身が育てたタレント達を応援してくださるファンの皆様やご支援くださる関係者の皆様に支えていただくことにより、自身の創作活動が成立し、日々、タレントの育成に励むことができていることに、日頃より大変感謝いたしておりました。ジャニーに代わりまして、心より御礼申し上げます。 2019年6月18日午前11時30分頃、自宅におきまして体調の異変を訴え、病院に向かおうとしたところ意識を失い
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