イスラエル議会は1日、政府にテレビ局の放映を禁止する権限を与える法案を可決した。禁止対象には、カタール政府が出資する衛星テレビ局「アルジャジーラ」も含まれる。
NHKのインターネット事業を「必須業務」に位置づける放送法改正案の概要がわかった。番組の同時・見逃し配信に加え「番組関連情報」の提供を業務範囲にする。番組関連情報の要件の1つを「公衆の生命または身体の安全確保」と定め、災害やミサイル発射などの緊急情報は無料でネットに配信するよう義務付ける。「番組などの配信の(ネットでの)受信を開始した者を受信契約の締結義務の対象とする」と盛り込む。放送の受信料
報道ヘリがうるさくて救助の邪魔になるという話はどう広まったのか、というのを調べてみていたのでメモ そもそもとして「報道ヘリがうるさくて救助の邪魔になる」ということなんてあるのか、という話は、1995年1月17日の阪神淡路大震災にさかのぼる。 震災後6日後に収録されたと言われる1月27日放送の「パペポTV」で上岡龍太郎が次のような発言をしていた。 取材陣のヘリコプターがあの被災地の上を飛び回るでしょう。あの爆音のために、生き埋めになってる人に外からどんなに声かけても、その人たちの声が爆音のために聞こえない 救助の邪魔になるという話 以外にも、被災者から「自分が見せ物にされている」というような苦情もあったようだ。救助ヘリの邪魔になる高度を飛ぶようなこともあったらしい。 これは実際に問題だったようで、その後1997年に日本民間放送連盟から「航空取材ガイドライン」が出されて、報道ヘリがある程度の高
ネット配信が“必須業務”になったNHK NHKのネット事業が「放送」と同じ「必須(本来)業務」に位置づけられることになった。1950年に「放送」を行うために創業したNHKにとって、「放送」も「ネット」も行う「第二の創業」となる歴史的転換点を迎える。 総務省の有識者会議「デジタル時代における放送制度の在り方に関する検討会」が8月末にとりまとめた報告書で、「ネット」の必須業務化が確定、「ネット受信料」の創設も盛り込まれた。 パブリックコメント(意見募集)も9月末に締め切られ、年内に細部を詰めたうえで、放送法の改正案を作成、早ければ2024年の通常国会で成立する見通しで、NHKは名実ともに「公共放送」から「公共メディア」に変貌する。 ネット事業を「放送の補完業務」から「放送と同様の必須業務」に格上げすることは、NHKの長年の「悲願」だった。テレビ離れ・NHK離れが急速に進み受信料収入の減少が確実
Published 2023/08/28 17:52 (JST) Updated 2023/08/29 00:30 (JST) NHKのインターネット業務の在り方を検討する総務省の有識者会議がまとめた報告書案の全容が28日、分かった。NHKによる地上波番組のネット配信について、テレビ放送と同様に実施を必須とする「本来業務」に格上げすべきだとした。テレビを持たず、スマートフォンなどから視聴する人には「相応の費用負担を求める」ことが適当と結論付けた。 衛星放送や国際放送、ラジオの配信に関しては「議論が尽くされた状況とは言えない」として年内に結論を出す。本来業務化に合わせ、ネット上で既に展開する無料文字ニュースなどに代表される「理解増進情報」は「廃止されるべきだ」とした。29日の会合で公表する。 報告書案では、ネットが普及する中、放送に加え、ネット配信もNHKが担うべき役割だと明記した。ネット配
【読売新聞】 NHKのインターネット業務のあり方を有識者が議論する総務省の作業部会が10日開かれ、ネット業務を放送と並ぶ「必須業務」に格上げする方向性を確認した。テレビを持たない人にも費用を負担してもらうことを条件に地上波の番組を配
4月27日に行われた総務省の有識者会議について、産経新聞が以下の記事を公開した。 ネット時代のNHK財源は「受信料収入」で 総務省有識者会議(4/27 18:04配信 産経新聞) 私もこの会議(公共放送ワーキンググループ)を傍聴していたが、私が聞いたのとずいぶん印象が違う見出しだったので驚いた。2時間にも及ぶ会議を短く要約したせいか、誤解を生みかねない見出しに思える。実際、ネットでは「有識者はスマホ所持なら受信料を取ると意見が一致した」などと誤解したTwitterの投稿や記事を引用した別の記事が飛び交っている。産経の記事にはよくよく読めば誤りはないが、見出しに続けて読むと誤った受け止め方をしてしまうのも当然なので解説しておきたい。 産経の記事では・・・ NHKの財源として、スマートフォンなどを含めて受信できる環境にある人に費用負担を求める「受信料収入」が望ましいとして意見が一致した。 会合
NHK放送センター(「Wikipedia」より) 産経新聞によれば、総務省は先月27日、有識者会議である公共放送ワーキンググループ(WG)の会合(第7回)を開催し、スマートフォンなどで放送を視聴できる環境にある人からの受信料収入が、NHKの財源として望ましいとする意見で一致したという。NHKがスマホ所有者から広く受信料を徴収する動きを加速させるとの見方が広まっている。 総務省は昨年秋から同WGにて、将来のNHKのインターネット関連事業のあり方に関して議論を行っている。焦点は、ネット事業をNHKの「必須業務」に変更するかどうかという点。現在は放送を補完する「実施できる業務」として位置づけられており、配信コンテンツはNHKで放送される内容の「理解増進情報」に限定されている。もしNHKがネット事業を必須業務として多額の受信料収入を元手に大々的に展開すれば、慎重に収益性を見極めながらネット事業を展
ツイート 0.概要 2021年5月30日(日)にNHKがEテレで放送した番組「将棋フォーカス(以下、当該番組)」において、 将棋講座ドットコム(以下、当サイト)の記事が無断転載されました。 それから約3か月間、示談交渉での問題解決を試みましたが、 建設的な話し合いにはほとんどならなかったため、やむを得ず訴訟を提起しました。 そして、約1年半に渡る裁判の結果、知的財産高等裁判所にてNHKによる当サイト管理人の著作権及び著作者人格権侵害が認められて、判決が確定しました。 1.無断転載の範囲 当該番組のコーナー「初心者必見!対局マナー」において、 「座る場所」「駒の準備・片付け」「駒の並べ方」「持ち駒の置き方」「待った」に関する5つの内容のほとんどが、 当サイトの将棋のマナーに関する記事からの無断転載によって制作されたものでした。 その中には当サイト独自の表現が複数含まれており、客観的に見てもほ
――小西文書には2014年から16年にかけ、安倍政権が放送法の実質的な解釈変更を総務省に迫り、放送メディアに圧力をかけるようになるプロセスが生々しく記されています、古賀さんが「アイアムノット安倍」発言をして、「報道ステーション」(テレビ朝日)のコメンテーターを降板することになったのもこの時期ですね。 古賀茂明(以下同) そうです。当時、ジャーナリストの後藤健二さんがイスラム過激派組織のイスラム国に拘束され、水面下で解放交渉が進んでいました。ところが、中東歴訪中の安倍首相が15年1月17日にエジプトで「イスラム国と戦う国に2億ドルを支援する」とぶち上げてしまい、怒ったイスラム国が後藤さんを処刑してしまうということがありました。 おそらく、安倍首相は自国民の人命よりも、イスラム国と対峙する有志国連合の有力メンバーになることを優先し、イスラム国への宣戦布告に等しい2億ドル拠出を表明したのでしょう
BBCの100年、貫く公益 多メディア空間における意義 公共放送の行方(3) 小林恭子 在英ジャーナリスト 世界で最も信頼度が高いメディアの一つとされる英BBCは、英国文化の発信媒体として王室と並ぶ知名度を持つ。今年9月19日のエリザベス女王の国葬では、英国内の多くの放送局がその模様を実況中継した。人口の約40%に当たる約2800万人が番組を視聴したが、そのうちの2千万人がBBCで見たという。英国の放送界でもトップを走る存在と言えよう。 日本のNHKに相当するのが英国のBBCだ。同様に「公共放送」で、視聴世帯からNHKは放送受信料、BBCは「テレビライセンス料」を徴収し、これで活動をほぼ賄っている。ではどこが違うのか。本稿では、BBCの成り立ちと組織の構成、ジャーナリズムの手法などを紹介し、NHKとの違いを明らかにしてみたい。 初期から「公共」のために 英国でラジオ放送が開始されたのは19
サッカーワールドカップ(W杯)カタール大会1次リーグで、ドイツ、スペインを撃破した予想外の展開もあり、テレビ局は情報番組も含めて日本代表の露出を増やし続けている。 フジテレビが2日早朝に放送したスペイン戦は午前4時台ながら、平均世帯視聴率は16.9%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)をマーク。テレビ朝日が27日に放送したコスタリカ戦は世帯視聴率が42.9%と今年最高を記録した。個人全体視聴率も30.6%、1分以上見た人数を算出する到達人数も6082万人となった。同じく、コスタリカ戦を生中継したABEMAは同日の視聴者数が1400万人を超えたと発表。日本の人口を勘案すると、日本中がW杯に盛りあがっているように映る。だが、これも無料放送があってのことだが、今後の雲行きは怪しい。 カタールW杯の放送権を購入したのはNHK、フジテレビ、テレビ朝日の3局のみ。14年ブラジルW杯まではNHKと民放が共同
こんにちは。放送・メディア業界 は 1年目の新人 加我です。 この度 Inter BEE 2022 と、同会場で開催された Media-JAWS に参加してきましたのでブログにて共有させて頂きます。 Inter BEE について 放送・メディア業界のフラッグシップイベントである Inter BEE がどういうイベントなのかをまるっと引用します。ちなみに私は今回が初参加となります。 今年で58回を迎えるInter BEEは歴史と実績に裏づけされた、日本随一の音と映像と通信のプロフェッショナル展として、コンテンツビジネスにかかわる最新のイノベーションが国内外から一堂に会する国際展示会です。 アフターコロナ時代におけるメディア産業の新たなユーザエクスペリエンスを提示する展示会として、「コンテンツ」を中核に位置づけ、コンテンツを「つくる(制作)」「おくる(伝送)」「うける(体験)」の技術要素を網羅
コンビニのなかでも、特にユニークな店内放送を流しているファミリーマート。秀島史香さんの進行や吉本芸人さんの軽妙なトーク、そして「帝京平成大学」「合宿免許WAO!!」など印象的な企業CMまで、オリジナル放送『ミックスファムwith Your Voice』へのこだわりを取材しました。 1990年代からはじまったファミリーマートの店内放送。従来は、お店の音声放送といえば音楽とアナウンスを流すくらいだったが、そのイメージをガラリと変えた立役者だ。 ・名DJ・秀島史香さんのさわやかな進行 ・ヒット曲は少なめ、独特な選曲で流す音楽 ・吉本興業・所属芸人さんの軽妙なトーク ・「帝京平成大学」「合宿免許WAO!!」らのどこか印象的な外部の企業CM など、トークあり、音楽あり、外部CMありの音声空間を作りあげた末に、「帝京平成大学のここがすごい!」なるフレーズは国民の多くが記憶するほどになった。 ラジオ好き
1985年10月26日、曇天の国立競技場で日本はワールドカップ初出場をかけ、韓国と対戦することになった。チアホーンが鳴り響く中、アナウンサーはこう言って放送をスタートした。 「東京千駄ヶ谷の国立競技場の曇り空の向こうに、メキシコの青い空が近づいてきているような気がします」 1986年6月22日、ワールドカップメキシコ大会の準々決勝、アルゼンチン対イングランド戦、伝説のディエゴ・マラドーナ5人抜きを実況はこう伝えた。 「マラドナ、マラドーナ、マラドーナ! 来たー!! マラドーナー!!!」 山本浩アナウンサーはその後も、ジョホールバルの歓喜、日本が初めて出場したワールドカップなどを伝え続け、数々の名台詞を残した。その裏話と、そこに至るまでにどんな苦労があったのか、今の実況の難しさを聞いた。 プロ野球の実況がアナウンサーのステータスだった時代 変化の多い時代だったですね。たまたまといいますか。
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