朝、目が覚めていちばんに考えること。「今日のラーメンどうしよう」。多いときは1日3~4杯のラーメンを食べる生活を18年(!)続けてきましたが飽きることはありませんし、1ミリの負担にも感じたことはありません。むしろ今となっては食べたことのない、知らないラーメンがこの世に存在することがストレスなほどです。 あまりにも人生を捧げているので、普通ではない願望をラーメンに抱いたりもします。「どうか進化を止めないでくれ」と。君のおいしさ、面白さに私の人生かかっているから……「どうか今以上に日本の文化として根付いて欲しい」とさえ思います。 とは言っても、業界内ではラーメンの進化に陰りが見え始めているのではないかという意見が散見されています。あらゆるバリエーションやアイディアが出尽くしたと。 ラーメンの歴史を語らせていただくと、そのはじまりはおよそ100年以上も遡ることになります。それから新しいジャンルの