ついさっき、人生初の「自分が担当した本」の校了を経験しました。 校了とは、印刷用語で、「本を刷るだけの状態にすること」です。 2013/11/7(木) 午前3:43に僕は、「校了」と書かれたハンコを原稿に力強く押し付け、 凸版印刷さんへの受け渡し窓口にその封筒を預けました。 この原稿が印刷され、製本され、全国の書店さまに届けられることになります。 その本の名前は、『百合のリアル』。 牧村朝子さんという、パリで最愛の女性と同性婚を果たした方が書いた、星海社38冊目の新書です。 瑣末なことではありますが、僕にとって初の「編集主担当」新書でもあります。 星海社に来て1年と半年、何冊もの本の校了に「副担当」として関わらせて頂きました。 「副担当」という名前ではありますが、 作家さんとの連絡やデザインをはじめとした本造りに関わる手配のすべてを、自分ひとりで行います。 4冊を同時に校了した月もあり、「