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学問と本に関するtoyaのブックマーク (15)

  • 大学で読んだ情報科学関連の教科書 - ジョイジョイジョイ

    先日、博士(情報学)になりました。学部と大学院をあわせた 9 年間で読んだ情報科学関連の教科書・専門書を思い出を振り返りつつここにまとめます。私は授業はあまり聞かずに独学するタイプだったので、ここに挙げた書籍を通読すれば、大学に通わなくてもおおよそ情報学博士ほどの知識は身につくものと思われます。ただし、特に大学院で重要となる論文を読み書きすることについては稿には含めておりません。それらについては論文読みの日課についてや論文の書き方などを参考にしてください。 joisino.hatenablog.com 凡例:(半端)とは、数章だけ読んだ場合か、最後まで読んだものの理解が浅く、今となっては薄ぼんやりとしか覚えていないことを指します。☆は特におすすめなことを表します。 学部一年 寺田 文行『線形代数 増訂版』 黒田 成俊『微分積分』 河野 敬雄『確率概論』 東京大学教養学部統計学教室『統計学

    大学で読んだ情報科学関連の教科書 - ジョイジョイジョイ
  • 「人生の意味」の進化心理学 - 道徳的動物日記

    野蛮な進化心理学―殺人とセックスが解き明かす人間行動の謎 作者:ダグラス・ケンリック 発売日: 2014/07/18 メディア: 単行 ダグラス・ケンリックの『野蛮な進化心理学:殺人とセックスが解き明かす人間行動の謎』の白眉は、やはり、第七章の「マズローと新しいピラミッド」だろう。 このについて紹介している他のブログの記事やTogetterまとめでも、この章がメインとして扱われている*1。 画像もいろいろとネットに転がっているので、貼り付けてしまおう。上が「マズローのピラミッド」で、下が「ケンリックのピラミッド」だ。 なお、「ケンリックのピラミッド」は「生活史理論」によって補強されるものである、ということには言及しておくべきだろう。 生活史理論は、「どんな動物の生涯も二つないし三つの段階に分けられ、それぞれで投資におけるトレードオフが異なる」 (p.237)という発想に基づく。人間の場

    「人生の意味」の進化心理学 - 道徳的動物日記
  • こども哲学ハンドブックという本を書きました。 - missasan's notebook

    2018年5月頃から(と記憶しております)、1年以上に渡りコツコツ執筆していたがついに発売されることになりました。日8/21より書店に配される予定です。 著者名は所属する団体名となっていますが、を開いていただくと、奥付に執筆者の一人として私の名前を見つけていただくことができるかと思います。 Amazonからも購入可能です。 こども哲学ハンドブック 自由に考え、自由に話す場のつくり方 作者: 特定非営利活動法人こども哲学おとな哲学アーダコーダ出版社/メーカー: アルパカ発売日: 2019/08/31メディア: 大型この商品を含むブログを見る なぜITのあの字もないようなを書いていたかというと、私は実は平日日中帯のお勤め以外のプライベートの時間を一部費やして「こども哲学 おとな哲学 アーダコーダ」(以下、アーダコーダ)という特定非営利活動法人で理事をしています。 (お仕事の繋がりの

    こども哲学ハンドブックという本を書きました。 - missasan's notebook
  • 立教大学の書店、なぜ店員は一斉に辞めてしまったのか? 某大手書店の「振る舞い」

    立教大学の池袋キャンパスに、「丸善キャンパスショップ立教大学池袋店」がある。運営するのは、丸善雄松堂。文化施設の建築・内装、図書館業務のアウトソーシングなども手がける大手書店だ。 昨年の秋から今年の春にかけて、この書店に10~20年勤めていたベテラン書店員がほとんど辞めてしまった。新たに入った新人も数カ月で辞めていった。大学の書店であるから、もっぱら講義で使われる教科書を売るのが、10年ほど前までの同店の姿だった。学生たちがやってくるのは、ほとんど4月と9月のみだった。 それではもったいないと考えた書店員たちが、文芸書や美術書を置き始めた。学生たちが「丸善で待ち合わせしよう」と言い交わすような場所にするのが、書店員たちの夢だった。売れ筋のものではなく、読んでほしいと勧めたいを並べた。熱心な書店員は休日を使ってを紹介するフリーペーパーをつくった。これはそのまま、並べたに立てるPOP広告

    立教大学の書店、なぜ店員は一斉に辞めてしまったのか? 某大手書店の「振る舞い」
  • "まずはこの一冊から 意味がわかる線形代数" 読んだ - でこらいふろぐ

    もう14年前、私は大学で数学経済学を学びたいと思い経済学部に入ったのでした。 しかし私は生来目的を忘れてしまうタイプでして、大学時代は体育会の部活にうつつを抜かし、日々を過ごしていました。 "うつつを抜かし"とか書くとめっちゃ楽しんでいるように見えますが、実際のところは毎日大学と練習場へ山二つ超えた往復(初めて行った時は自転車で1時間、体力がついてきた頃で自転車で30分強の道のりである)、朝の4時とかに起きて練習し朝ごはんをべ大学に行き、講義を終え大学から練習場へ行き練習し、そこに泊まる(あそこは数十人の雑魚寝である)という感じでしてそういう一連のなんたらは当時の私からすると大変な地獄であり精神は完全に闇の中に沈んでいたのでした。今から思うと普通に睡眠不足とかそういう感じだったのだろうなと思う。ずっと静かな田舎で暮らしていた若者がいきなり大人数の雑魚寝の環境でよく眠れることはないだろう

    "まずはこの一冊から 意味がわかる線形代数" 読んだ - でこらいふろぐ
  • 勁草書房創立70周年記念フェア 「著者が選ぶ 勁草書房のこの3冊」 - 株式会社 勁草書房

    ※フェアはすべて終了しております。開催中はたくさんの方にご来店いただき誠にありがとうございました。17人の著者が選んだ書籍と推薦コメントは当ホームページ内「読み物・読書案内」カテゴリーのこちらに移動し全文を公開しております。こちらのページでは著者の方の選書書籍一覧と開催店の様子を掲載いたします。 1948年4月12日に創業しました勁草書房はおかげさまで今年70週年を迎えることができました。これを記念しまして全国の書店で勁草書房創立70周年記念フェア「著者が選ぶ 勁草書房のこの3冊」を開催いたします。 フェアでは勁草書房がこれまで刊行してきた書籍の中から下記の著者の方々におすすめの書籍や思い出の書籍をそれぞれ3冊ずつ選書いただきました。また全ての書籍について選者よりコメントを頂いており、フェア開催店にてコメントを掲載した20ページの小冊子を無料で配布しております。 10月から開催のフェアでは

  • 【第86回】彼女たちが「フェミニスト」を名乗るまで|世の中ラボ|斎藤 美奈子|webちくま

    ただいま話題のあのニュースや流行の出来事を、毎月3冊の関連を選んで論じます。書評として読んでもよし、時評として読んでもよし。「を読まないと分からないことがある」ことがよく分かる、目から鱗がはらはら落ちます。PR誌「ちくま」2017年6月号より転載。 いまさらながらだが、二〇〇〇年代初頭(〇〇年~〇五年ごろ)のフェミニズムに対する右派のバックラッシュはひどかったなと思う。またの名を「ジェンダーフリー・バッシング」。 「過激な性教育をしている」「ジェンダーフリー教育は性差を否定している」。そんな言説が「正論」などの保守系メディアを中心に広がり、当時の自民党には安倍晋三を座長とする「過激な性教育・ジェンダーフリー教育実態調査プロジェクトチーム」なるチームまでできたほどだった。いま思えば、あれは日会議などの右派勢力が仕組んだものだったと気付くのだが、ともあれそれでフェミニズムが手痛いダメージ

    【第86回】彼女たちが「フェミニスト」を名乗るまで|世の中ラボ|斎藤 美奈子|webちくま
  • 『その問題、経済学で解決できます。』 - ミネムラ珈琲ブログ

    毎年、今年はあのを読めてよかったなと思えるが1冊ぐらいある。年末に厳密にランキングを考えているというよりもそれは読んだ瞬間にわかっていて、その他多数とは一線を画してくる。『その問題、経済学で解決できます。』はそういうだった。 2014年に出ていたこのをなぜいままで読まなかったのかと後悔したが、その答えは簡潔で邦題を見て、サラリーマンの悩みのほとんどにはすでに学問的な「答え」が出ている (マイナビ新書)となんとなく同じ類のだと勘違いしてしまっていたからに他ならない。 もっともそのも目次しか読んでいないので、誤解だったら申し訳ないのだけれども、『その問題~』は日常の薄っぺらな悩みに対応する出来上がりきった学問的結論を並べていくようなではなくて、実験経済学の第一線の研究者が現代社会の病理に向き合い、嘲笑や反感、ときには生命の危険を顧みずにデータを集め、問題を解決する、そういうドキュ

    『その問題、経済学で解決できます。』 - ミネムラ珈琲ブログ
  • 「病的な虚栄心」と寄り添って生きていくということ。『東大助手物語』 - TOKYO ESCALATOR BLOG

  • 哲学科に進まない人のための哲学書25冊 - 0000-01-01 - 呂律 / a mode distinction

    ※2013年5月くらいに書いたらしい書きかけの文書。 哲学史と哲学的論題 哲学史は問題の花園である。 それは ふつうの人は どんな問題に関わってはいけないか を教えてくれる。暮らしの中で そうした特殊な問題に出会ったときには、その問題が出ないところまで戻ってやり直すか、それを回避するようなプラクティカルな手立てを何か考えるべきだ。しかし哲学的な問題に うっかり哲学的に取り組んでしまわないためには 哲学を学ぶ必要がある。自分が特殊な問題に出会っていることに気づくためには知識が要るのであって、哲学者を目指さない人が哲学(史)を学ぶ 第一の・そして最大の意義はそこにある、と私は思う。 他方、職業哲学者たちは そうした ふつうの人が関わってはいけない問題に 人類を代表して取り組んでいるのだから、敬意をもって遇するべきであろう。 アナス&バーンズ『古代懐疑主義入門――判断保留の十の方式 (岩波文庫)

    哲学科に進まない人のための哲学書25冊 - 0000-01-01 - 呂律 / a mode distinction
  • 小保方晴子『あの日』 - 今日もてんてこ舞

    2016 - 02 - 07 小保方晴子『あの日』 あの日 作者: 小保方晴子 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2016/01/29 メディア: 単行 この商品を含むブログ (11件) を見る 研究者が自らの研究人生を語るとき,成功に向かう栄光の過程が綴られることは多くても,失敗へと向かう破滅の過程が綴られることはきわめて少ない。書はそれが世間を揺るがした大スキャンダルについての手記ということもあり,発行が報じられた瞬間に大きな話題となった。印税に貢献するのが嫌だから買わないとか潔癖な意見が多く聞かれる中,私はこの報道を見てすぐに買おうと思った。発覚以来,公の場では決定に対する不服めいたことしか発表していないように思われる小保方さんが語る事件の「真相」にはもちろん興味があったし,博士論文の総仕上げ段階である今読めば,何らかの形で他山の石となるのではないかとも思ったからである。紙の

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  • 哲学の勉強の仕方。その1。 - On bullshit

    目次 ●哲学を学ぶのが難しいワケ ①言語の問題 ②文章の問題 ③基準の問題 ●日語の哲学が難しくなった背景 ●①②③に対する返答 ●まずは哲学史を ●最後に ●哲学を学ぶのが難しいワケ なんだこれ……?となるのが日語で学ぶ哲学ですよね。 ①言語の問題。 知らずに突っ込むとト・アペイロンとかア・プリオリとかが説明なしでズバズバ出てくる。 ②文章の問題。 日語なのに一体何を言っているのかわからない。一回読んでもわからないアレ。 ③基準の問題。 哲学史として理解するのか、世界史として理解するのかで表現は変わってくる。あるいは時代、主要な論争テーマといった切り口がある。 その理解がなく、哲学者あるいは哲学思想に対して断片的にそのまま読み進めてしまう。 ●日語の哲学が難しくなった背景 ・かつて日の哲学は海外の言葉をそのまま使いこなすことがカッコいいという風潮があったらしく、そのまま言葉が流

    哲学の勉強の仕方。その1。 - On bullshit
  • 物理学者の木下是雄さん死去 「理科系の作文技術」:朝日新聞デジタル

    木下是雄さん(きのした・これお=元学習院大学長、物理学者)が5月12日、老衰で死去、96歳。葬儀は近親者で営まれた。 81~85年に学習院大学長を務めた。81年に出版した「理科系の作文技術」はベストセラーになり、現在も版を重ねている。

    toya
    toya 2014/12/16
    5月の訃報が今……
  • 数学って「思想」なんだよな - hiroyukikojima’s blog

    最近、代数幾何を勉強し始めた。来年出す新書の準備の一環としての勉強だ。 代数幾何というのは、多変数の多項式の解(零点)の点集合(放物線とか、円とか、球などの空間図形はその一種)の性質を分析する分野のことだ。高校で教わる「代数・幾何」を化け物のようにしたような分野だと思えばいい。(間に「・」があるかないかで雲泥の差なのだ)。 実は、ぼくは昔、数学科に在籍したときは、代数幾何が専攻だった。数論を専攻したかったのだけど、成績が悪くて希望のゼミに入れなくて、同級生の「数論をやるなら代数幾何は勉強しておいたほうがいいよ」という一言で、代数幾何のゼミに入れてもらうことにしたのだ。でも、そのゼミでは、代数幾何をほとんど勉強しないまま終わった。ゼミのときは毎週、準備してきたことが10分で先生に撃墜されて、残りの時間はずっとお説教をされていたからだ。(読者に優しい数学書を書く技術 - hiroyukikoj

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  • 記憶術と書物/詳細/工作舎

    人間がもつ創造的能力のうちで最高のものは何か。 現代人ならだれもが「想像力」をあげるだろう。 ところが中世ヨーロッパでは「記憶力」こそが、人間の最も偉大な能力だった。 当時、多くの書物は図書館に収められ、 人々はもっぱら書物を記憶することで学問を収めなければならなかった。 そのためにさまざまな記憶術が考案され、教育されていった。 そして、書物の体裁やレイアウトも、 テクストをより記憶しやすいように工夫された。 書物は「記録のための道具」ではなく、「記憶のための道具」だった! 序論 記憶力と想像力の地位 トマス・アクイナスの記憶力 記憶のテクニック 書く能力は記憶力を低下させたか? 中世の記憶術へのアプローチ 第1章 記憶の諸モデル 「目で見るもの」としての記憶 「記憶=蝋引き板」モデル 言語による表象のとらえ方 記憶術のシステム 「記憶=貯蔵室」モデル 「蜜蜂」「鳥」の比喩 「小銭入れ」「

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