タグ

本と文学に関するtoyaのブックマーク (13)

  • 一家に一冊、『批評理論入門―『フランケンシュタイン』解剖講義』廣野由美子 (中公新書) - ゴールデンレトリバー撫でたい

    (※再公開です) 批評理論入門―『フランケンシュタイン』解剖講義 (中公新書) 作者:廣野 由美子 発売日: 2005/03/01 メディア: 新書 批評ブログやりたいわけじゃないんだけど、物語作品の考察なり分析なり書こうとするとどうしてもこういうところの参照が要請されるので再確認のためにも出してきました。 日読書文化が誇る中公新書における名著の1つなので今更感はあるけど、こういうのは書いとくに越したことはないでしょう。今はこんなのも電子版出ててすごいね。 題名は「批評理論入門」となっているけど、思い切って言えばこれは「小説の読み方」を教えてくれるです。もちろん映画でもアニメでも物語ならなんでも役に立つ。このジャンルの入門書でこのを越えるものは令和3年の今でもおそらくまだない。入門書と言っても何度も読み返すに値する深みを持っている、正しく新書版の名著と呼ぶにふさわしいです。 1.

    一家に一冊、『批評理論入門―『フランケンシュタイン』解剖講義』廣野由美子 (中公新書) - ゴールデンレトリバー撫でたい
  • 岩波文庫解説目録(2020年版)の100冊を選んでみた - 山下泰平の趣味の方法

    選んでみました 岩波文庫解説目録(2020年版)から100冊選んでみた。 あくまで2020年版から選んだものなので、岩波文庫のベストなリストではない。あと上下巻やら全6巻みたいなものもあるので、厳密には100冊ではない。 これがなんのためのリストなのかといえば、私が岩波文庫解説目録(2020年版)を眺めてたら面白くなってしまい、気が向いたので100冊選んだものでしかない。既読(含む、岩波文庫以外で読んだもの)だと思われるものから、読んで良かったような記憶があるものを抽出している。 そんなわけで紹介しているものを全部読んだところで、生き方や人生が変わることはない。ただし自分が好きなジャンルくらいは発見できるかもしれない。それに加えて私が日の近代以降の文化が好きなので、読むと近代以降の日文化を理解しやすくなるといった効果はあると思う。 意識したのはつながりで、ここは他のリストと少しだけ違

    岩波文庫解説目録(2020年版)の100冊を選んでみた - 山下泰平の趣味の方法
  • 古本夜話182 松本清張と木村毅『小説研究十六講』『私の文学回顧録』 - 出版・読書メモランダム

    加藤武雄が多くの代筆をしたとされる新潮社の「思想文芸講話叢書」の「十二講」や「十六講」という形式は、売れ行きに示されているように、読者から好評をもって迎えられたために、他社からも多くの類似した著作が刊行されたと思われる。 この読者からのヴィヴィッドな反応と、他社からの類書の刊行をふたつながらに体現している著者は木村毅である。まず後者の事実からいえば、木村は「思想文芸講話叢書」の『小説研究十六講』や共著『世界宗教十六講』を出し、その後『文芸六講』(春陽堂、大正十五年)、『大衆文学十六稿』(橘書店、昭和八年)を刊行している。 そのうちの『小説研究十六講』は恒文社、『大衆文学十六稿』は中公文庫で復刊され、中公文庫版には谷沢永一編「木村毅著作目録」が掲載され、木村のこれらの著作が出版社とタイトルを変え、戦前戦後を通じて繰り返し刊行され続けてきたことが指摘されている。それは大正時代の「思想文芸講話叢

    古本夜話182 松本清張と木村毅『小説研究十六講』『私の文学回顧録』 - 出版・読書メモランダム
  • 私信2 - いつか、書くことが好きになる日のために - illegal function call in 1980s

    今週のお題「ブログ初心者に贈る言葉」 昨日の続きでもあります。久しぶりの山際淳司/津田真男の話でもあります。 * 津田真男さんのことはみなさんもうきっとご存じでしょう。 80年の「幻の」モスクワ五輪代表選手のひとりです。種目はシングルスカル。都内の名門高校から浪人して東海大学に進み日々流されていくうちに「これじゃだめだ」と思い、自己回復を思い立つ。75年(昭和50年)のことです。サッカーの得意な津田青年の選んだ手段は「オリンピックで金メダル」でした。いろいろあってシングルスカルという当時「超」のつくマイナー競技を選びます。旧態依然としたボートの製造方法にも注文をつけ、孤立無援の中で自分と練習量の契約を結び、「エゴイスティックなまでに」トレーニングに打ち込む。練習開始から1年もすると、国内選考会で上位にい込むようになります。 * 76年のモントリオールでも人としては出場に期待しました。し

    私信2 - いつか、書くことが好きになる日のために - illegal function call in 1980s
  • 【PR】黄金頭さんの薄い本が出ます PART2 - illegal function call in 1980s

    続報です。 dk4130523.hatenablog.com 改めて「アンソロジー」というのは、「異なる作者による詩文などの作品を集めたもの、または、同一作家による作品集。詩撰、歌撰、詞華集」です。 ここでは後者の意味です。 d.hatena.ne.jp 跡地、および、 goldhead.hatenablog.com 遷都後の現在地で紡がれた、あるいは新天地、 kakuyomu.jp を形作っている言の葉を集めた作品集になる予定です。新作が載るかどうかはお約束できません。書くことは黄金頭さんの負担になります。書いてくださいとお願いすることは自発性を損ねることにも。 そのようなことは待ち望む皆様も望まれないでしょう。ただ、ひとついえるのは、 おそらく世界でこれだけ熱心に(黄金頭さんの)過去の日記を読み、選定し、デザインできる人間は自分しかいない。そのあたりの腕と熱意は誰にも負けないし、自信が

    【PR】黄金頭さんの薄い本が出ます PART2 - illegal function call in 1980s
    toya
    toya 2018/12/08
    文フリ行くしか……
  • 読み通せなかったみんなの #挫折本

    軽いから重たいまで、これまで挫折してきたを教えてください。名作と言われても読めないものもあるよね……

    読み通せなかったみんなの #挫折本
  • http://scarletandjune.com/2018/03/butter-interview/

  • ある種の質問にはお答えいたしかねます - 村上さんのところ/村上春樹 期間限定公式サイト

    期間限定サイト「村上さんのところ」をご覧いただきまして、誠にありがとうございます。 連日たくさんのアクセスをいただきました当サイトですが、2015年5月13日をもって、公開を終了させていただきました。当主の村上春樹さんは、しばしの休憩をとったあと、来の小説のお仕事に戻っていらっしゃいます(当主からの最後の挨拶はこちら)。 1月15日のオープン以来、119日間という限られた期間でしたが、読者のみなさまと村上さんとの交流はたいへん面白く、そして意義深いものとなりました。3万7465通のメールをお寄せいただいたみなさん、そして、最後までご愛読いただいたみなさんに、あらためて感謝を申し上げます。 なお、当サイト上での質問者のみなさまと村上さんとのやりとりは、編集の上、新潮社より出版されます。くわしくはこちらをご覧ください。 新潮社 チーム縁の下

    ある種の質問にはお答えいたしかねます - 村上さんのところ/村上春樹 期間限定公式サイト
    toya
    toya 2015/01/27
    無理そう……「球場の中においしいカクテルを出す洒落たスポーツ・バーがあるといいですね。テレビで試合を見ながら、ウオッカ・ギムレットとかが飲めて、みたいな。蝶ネクタイをしめたバーテンダーがいて」
  • カフェと本なしでは一日もいられない。 : 赤毛のアンシリーズ

    April 11, 201312:49 カテゴリ赤毛のアンシリーズ熊井明子 モンゴメリのスクラップ・ブック 『赤毛のアン スクラップブック 』(河出書房新社刊)より モンゴメリのスクラップ・ブック モンゴメリのスクラップ・ブックについては、熊井明子さんのエッセイを通して知った。熊井さん自身、長年あこがれていたというモンゴメリの若き日のスクラップ・ブック。そこにとじ込められているというバースディ・カード、花模様の名刺、カレンダー、詩、花や葉や果物の絵のこと──。 「自然を愛したモンゴメリらしいと思ったのは、押し花や種々の木の皮、コケ、草の穂などがたくさん貼ってあったこと。花々は百年もたつのに今もかすかに色をとどめていて心ひかれました。また、の毛や毛糸もありました」(「モンゴメリのスクラップ・ブック)より) このエッセイを読んで、どんなにモンゴメリのスクラップ・ブックへの憧れをかきたてられた

    カフェと本なしでは一日もいられない。 : 赤毛のアンシリーズ
  • ティーンズハートの作家たち(2)

    私も人間なので、相性の悪いや、蒐集のムラはあります。例えば、コミカルなタッチのミステリや、青春小説を発表した、ゆうきみすずさんや、アメリカ在住ということで洗練されたセンスの持ち主・青山えりかさんなどは、ほとんど読めていません。申しわけない限りです。また、コバルトで活躍された藤ひとみさんが、ティーンズハートではミステリを書いていて、この二つの文庫にまたがった執筆は珍しい例なのですが、これも未蒐集です。 しかし、分かる限りの作家でも、もう3回も費やしてしまいました。そろそろ、次へ進まなければ、と思いながら、印象に残る作家をご紹介していきます。 まず、小野不由美さん。もはや説明するまでもない、ホラー・ファンタジイの大家ですが、そのデビュー作は、ティーンズハートの「バースデイ・イヴは眠れない」でした。 この小説は、筆力はあるものの、ある意味たわいないサスペンスで、続く「メフィストとワルツ!」で

  • 『創世記』 久美沙織

    はじめに 第1回  「コバルト以前!」 第2回  「メディアがこうも違ってくるとねぇ……」 第3回  「生ける伝説・氷室冴子」 第4回  「輝く鬼才・新井素子」 「新井素子の感想文」 番外編 第5回  「えっ、うそ、わたしが?」 第6回  「一ツ橋VS音羽」 第7回  「読者という“強敵”」 「久美沙織通信」保管庫 第8回  「蝶はここにはすめない!」 第9回  「いまはもういないあのひとのこと」 第10回  「SFの洗礼」 「中山星香のメール」 番外編 第11回  「『おかみき』が教えてくれた“愛”に関しての深遠な問題」 第12回  「残酷なフォワードのテーゼ」 第13回  「シタヨミ職人たちに花束を」 第14回  「嗚呼憧れのハードカバー」 妹尾ゆふ子 「ライトノベル」という名称の誕生について 番外編 第15回  「“ライトノベル”ってなんなのさ?」 第16回  「突然の中断と組織とい

  • 中島敦 山月記

    隴西(ろうさい)の李徴(りちょう)は博学才穎(さいえい)、天宝の末年、若くして名を虎榜(こぼう)に連ね、ついで江南尉(こうなんい)に補せられたが、性、狷介(けんかい)、自(みずか)ら恃(たの)むところ頗(すこぶ)る厚く、賤吏(せんり)に甘んずるを潔(いさぎよ)しとしなかった。いくばくもなく官を退いた後は、故山(こざん)、略(かくりゃく)に帰臥(きが)し、人と交(まじわり)を絶って、ひたすら詩作に耽(ふけ)った。下吏となって長く膝(ひざ)を俗悪な大官の前に屈するよりは、詩家としての名を死後百年に遺(のこ)そうとしたのである。しかし、文名は容易に揚らず、生活は日を逐(お)うて苦しくなる。李徴は漸(ようや)く焦躁(しょうそう)に駆られて来た。この頃(ころ)からその容貌(ようぼう)も峭刻(しょうこく)となり、肉落ち骨秀(ひい)で、眼光のみ徒(いたず)らに炯々(けいけい)として、曾(かつ)て進士に登

    toya
    toya 2013/07/30
    何度読んでも素晴らしい
  • Amazon.co.jp: 落花流水: 谷崎潤一郎と祖父関雪の思い出: 渡辺千萬子: 本

  • 1