化石って、無性に太古の時代への想像をかきたてられますよね。 今年の始めに南極で行なわれた調査で、クイーンズランド大学の科学者たちが、およそ1tにものぼる化石を発掘しました。しかもそのうちのいくつかは、白亜紀の時代までさかのぼる物だとか。 12名の科学者で構成されたチームの報告によると、今回の化石発掘は、南極半島の近くに位置するジェイムズ・ロス島にて行なわれたもので、少なくとも7100万年前までさかのぼる時代の海洋生物と恐竜の化石が混在して発掘されたそうです。 クイーンズランド大学のSteve Salisbury博士がプレスリリースの中で次のように語っています。 我々はプレシオサウルスやモササウルスなど、多くの海洋爬虫類の遺骨を発掘しました。私たちが重点的に調査を進めていた岩は恐竜時代の終わり頃からのものだったので、今回発掘された化石のほとんどが7100万年前から6700万年前のものというこ