[東京 25日 ロイター] 日立製作所6501.Tの川村隆会長は25日、ロイターなどのインタビューに応じ、社外取締役に初めて外国人を登用する狙いについて、業績や株式時価総額を「世界標準に近づけたい」ためだと説明し、執行役にも将来的に外国人を起用する意向を明らかにした。 4月25日、日立製作所の川村隆会長は、ロイターなどのインタビューに応じ、社外取締役に初めて外国人を登用する狙いについて、業績や株式時価総額を「世界標準に近づけたい」ためだと説明し、執行役にも将来的に外国人を起用する意向を明らかにした。都内の記者会見場で2009年7月撮影(2012年 ロイター/Issei Kato) リーマンショックのあった2009年3月期に国内製造業で過去最大の損失となる7873億円の最終赤字を計上した日立。川村会長は、その頃に比べると「業績はだいぶ日本の会社の標準レベルに戻してきたが、日本の標準はまだ世界