東京都知事選の告示から1週間の30日、主な候補者4人が顔をそろえて政策を訴える場が初めて実現した。原発や福祉など、それぞれの姿勢をアピールした候補者たち。「討論会」は今後も予定があり、2月9日の投開票日まで論戦が交わされる。 同日夕に放送される日本テレビの番組収録に、出演を依頼された舛添要一(65)、細川護熙(76)、宇都宮健児(67)、田母神俊雄(65)の4氏が参加した。冒頭、司会者から「ほかの候補とどこが違うのか」と問われ、4氏が示したボードにそれぞれの立場がにじんだ。 舛添氏は「厚生労働大臣の経験」と書き、「都政でも重要な、出産、子育て、雇用や介護などの政策に携わった」と実績をアピールした。細川氏は「原発ゼロ! 自然エネルギーで新たな成長を」と「脱原発」を強調。「事故が起きれば大変な被害。都知事の任務は都民の命と暮らしを守ることだ」と訴えた。 宇都宮氏は「生活者の目線」。サラ金被害者