ゆるふわ怪電波☆埼玉 @yuruhuwa_kdenpa 静岡県の副知事かっこいいな 技術者として専門知識で解説できるの有能すぎる… 本来なら許可を出した後の監督責任の追及を恐れて言及したくはないはずの盛り土について踏み込んだ解説をしていた やはり技術者しか勝たん pic.twitter.com/omItJDMl6u 2021-07-07 23:48:05
※これはポエムであり、自分語りです。ただただ時系列順に書き連ねていきます。 本記事は退職エントリというよりは入学エントリ、合格体験記に近いです。 TL;DR FROM: 株式会社リブセンス TO: 奈良先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科 博士前期課程 リブセンスは、9月27日が最終出社でした。 10月2日より奈良先端科学技術大学院大学(NAIST)の先端科学技術研究科の博士前期課程に入学します。 専攻は自然言語処理で、松本研に入る予定。 進学を考え始めた時の話 遡ること昨年の春過ぎ...。 この頃からコンピューターサイエンスをやりたいと考え始めていました。 それは自分が経済学部出身であることを負い目を感じていたことや、自身の未熟な技術力に対する欠乏感から湧いた気持ちだったように思います。 当時は「流行りを追い続けるのではなく、それらの技術が基礎に置いている技術を学びたい」と同僚によ
当社の規定により満60歳で定年退職をした。長いようで短かった会社員生活も一区切りだ。自分のプログラマとしての会社員生活を振り返ってみる。無駄に長いし結論はないのでお忙しい人は飛ばして欲しい。 9月末なのでブログ界隈では退職エントリーがそこかしこに書かれると思うが、その中で自分の退職エントリーを連ねることにどれほどの意味があろうか。もちろんないのだが、それでも多くの書き手の年齢を考えると満60歳定年退職というところに若干の希少価値を見出せなくもない。 1984年に大学院修了して以来、プログラマとしてのキャリアを重ねてきた。大学時代の同期でプログラマとして就職したものは皆無だ。当時、工学部の同期はメーカーに就職するのがほとんどで、大手家電メーカー、自動車メーカー、電力会社などなど、当時の誰でも名前を知っている人気企業に就職するものが大半だった。 その中で、日本ディジタルイクイップメント(DEC
Webサーバの高集積マルチテナントアーキテクチャと運用技術 松本 亮介 栗林 健太郎 岡部 寿男 (システム開発・ソフトウェア開発論文) 誌名 電子情報通信学会論文誌 B Vol.J101-B No.1 pp.16-30 発行日: 2018/01/01 早期公開日: 2017/09/29 Online ISSN: 1881-0209 DOI: 10.14923/transcomj.2017IAI0002 論文種別: 特集招待論文 (ネットワーク社会に向けたインターネットアーキテクチャ論文特集) 専門分野: キーワード: Webサーバ, 運用技術, マルチテナント, セキュリティ, リソース管理, 本文: FreePDF(1.4MB) あらまし: Webサービスのハードウェアコストや運用管理コストを低減するために採用される高集積マルチテナントアーキテクチャは,複数のユーザを同居させる
2018年の電子情報通信学会論文誌BのVolume J101-B No.1(発行日:2018/01/01)「ネットワーク社会に向けたインターネットアーキテクチャ論文特集」に、我々が執筆した「Webサーバの高集積マルチテナントアーキテクチャと運用技術」という招待論文が掲載されました。オープンアクセスで誰でもダウンロードして読むことができますので是非ご覧下さい。 2018年のIEICE論文集の第1号に我々が執筆した「Webサーバの高集積マルチテナントアーキテクチャと運用技術」という招待論文が掲載されました。オープンアクセスですので是非ご覧下さい。 / “IEICE SEARCH SYST…” https://t.co/LbYkHPDQg4— 松本 亮介 / まつもとりー (@matsumotory) 2018年1月1日 また、論文誌の最初に吉田先生による「ネットワーク社会に向けたインターネット
2017年が終わる。今年は大いに迷った年だったと思う。 これまで携わってきたサービス運用開発から念願の研究所に移動になった僕はとにかく意気込んでいた。最初の半年間は、研究と開発が一体となって事業を差別化する技術を作り出すという研究所のミッションに従い、サービス開発の経験を生かして、現場の課題を解決する技術を習得し、導入することで実際に成果を上げていった。研究報告という形で査読なしではあるものの論文を2本書いた。2017/05,2017/06 研究員になって一番変わったことは、結果を論文をまとめる工程が発生したことだ。これまで技術ブログやOSSという形で成果物を発表してきたが、論文にまとめるのは難易度が違った。Wikipediaによれば研究の目的とは 突き詰めれば新しい事実や解釈の発見 であり、それゆえ、成果に対して、新規性、有用性を論文という形で示す必要がある。僕の場合、この新規性の部分に
テーマ 道をつくる 個と組織のあり方について「道」の概念を使って考える まえがき わたしが縁側トークをおこなわせていただくきっかけは、こちらのエントリ Web System Architecture研究会の発足と挨拶 - Web System Architecture 研究会 (WSA研) に感化されたことでした。 もう少し詳しくお話をすると、masayoshiさんの「個人的な発足理由と思い」を読み、そのあとウェブシステムの運用自律化に向けた構想 - 第3回ウェブサイエンス研究会 - ゆううきブログで y_uukiさんが考えるウェブシステムとはどういうものかを読みました。お二人のブログにはこれからの展望や技術に対する思いが丁寧に書かれていて、きっとWSA研参加者のみなさんにもそれぞれ技術アイデアや思いがあるのだろうなぁと想像しました。自分は技術者ではないため力になれることはないとわかってい
このエントリは、12/23(土)に京都で開催された第1回 WSA研究会 に参加し「道をつくる」というタイトルで縁側トークをした記録です。長文です。 以下に記載する内容はWSA研に特化したもので、汎用的ではありません。また独自解釈や考えが多分に含まれているため公開を躊躇していました(解釈や記載内容に間違いがあればご容赦ください)。 でもやっぱりWSA研#1 に参加されたみなさんにお礼や振り返りを伝えたいと思って、ブログに残すことにしました。 改めて、技術を知らない自分に時間を割いていただいた運営メンバと参加者みなさまに感謝いたします。この記録がなにかのきっかけで誰かの心に触れたり、未来の自分が読み返したときの糧になるとうれしいです。 予稿 WSA研#1 縁側トーク~ 予稿 縁側トーク「道をつくる」 個と組織のあり方について「道」の概念を使って考える トーク後の議論 議論や質問は特になし。 博
ガード下 Advent Calendar 16日目 このブログで継続的に書き続けているとおり、私は人を自由にする技術を継続的に考えている。だからといって何か特別なことをしているわけではなく、人文社会系の研究の進め方は、基本的な点では似通っており、それを忠実にたどっている。私などが解説したところでたかが知れているのでKMDの奥出先生の議論を引用しよう。 okude.blogspot.jp これは非常にクリアに書かれているので、いかなることをしている方でも読んで損はないと思う。研究は知識の連鎖から成り立っている。そして、その中に自分のなすべき課題を論理的に構成していく。それをできたところでようやく自分の思考が自由になる。 私は技術と人の関係の中でも、専門的な知識の在り方、専門性へのアクセスの話に焦点を当てている。当然、これも過去の知識の連鎖の中に位置づける必要がある。そして、それを始めて既に1
エンジニアリングや研究開発について思うことをこれまで色々とツイートしたりしてきたが、それを改めて短編エッセイ集のようにまとめて整理し、自分の行動原理や思考を言語化して振り返っていた。以下目次。 基礎を学び古典を知る サーベイと評価の重要性 論文という学習と貢献を両立する手法 企業でのスペシャリストに求められるさらなるスキル 技術への深入りの効能 インフラエンジニアのキャリア再び 技術という真にフェアな領域 エンジニアへの動機付けと教育 知識をコードで表現する専門職としてのエンジニア 技術に対する思考 技術力の醸成による先行報酬 エンジニアのアウトプットと個人の実績 アカデミアか企業か家族か 楽しいことと貢献とその評価を重ねる 技術と自由 技術が目的 基礎を学び古典を知る 技術力を高めたい、成長したいという前提において、基礎を学ばずに発想で勝負などと、勉強もせずに過去の天才達とに渡り合うほど
つくば言語技術研究所の三森さんの著作のどれかに抽象的な指示をだされても、子ども(初心者)はどうしたら良いのかわからないので、コーチングは具体的にするべきという話があった。 日頃、学生に「卒業研究をコツコツ進めなさい!」と言っているわけだけど、夏休み前のこの時期に、何をどうしたら「コツコツ」になるのかを私なりにまとめてみることにする。 免責 テーマや分野、そして、教員によって考え方や流儀が違います。ぜひ、このエントリーをたたき台として指導教員や先輩と「『コツコツ』ってなんなんですかねぇ?」と雑談してみてください。 夏休み前の到達目標 就職活動や大学院入試があるため、卒業研究に100%注力できるわけではありません。どうしたって、就職活動や大学院入試に時間も労力もとられることと思います。 参考 就職活動: 3月情報解禁、6月採用活動開始(内々定)、10月内定。順調な学生は6月過ぎまで就職活動する
今年は2015年4月にペパボに入社して、1年目が終わり、2年目に突入する年でした。 hb.matsumoto-r.jp hb.matsumoto-r.jp その中で、以下のように今年の抱負を書きました。 一方で、技術力の向上について明らかに努力を怠っていた面については反省し、技術力不足を悔しいと思う事に対して真剣に取り組みたいと思います。悔しくてもなんとなく放置してしまう、そうなってしまうと僕のようなエンジニアは絶対にダメになってしまいます。この悔しさこそが、自分自身を変える大きな力になると信じているからです。 去年の2015年は上記の2つのエントリで振り返り、色々あったけど結局技術的成長の努力が足りなかった、と締めくくりました。そして、今年はどうだったかというとやっぱり努力が足りない1年であったと言わざるを得ません。年末になると、必ず後悔と悔しさが湧き上がってきます。 エンジニアリング以
情報処理学会インターネットと運用技術研究会が主催されているIOTS2016という研究会で、「サーバモニタリング向け時系列データベースの探究」というタイトルで招待講演をしてきました。 講演のきっかけ インターネットと運用技術研究会(以下IOT研究会)というのは僕にとっては id:matsumoto_r さんが所属されている研究会です。 matsumotoryさんが、ちょうど2年前のアドベントカレンダーで書いた僕の記事に日本語だとIPSJのIOTは分野的にもインターネットの運用技術が含まれるので興味深い論文が沢山あると思う とコメントしていただいたのが最初に研究会の存在を知るきっかけだったと思います。 そのときはそんなものもあるのかと思ってちょっとプログラムを眺めた程度でした。 しかし、まさかその2年後にこうして招待していただくことになるとはもちろん思っていませんでした。 id:MIZZYさん
ネットに蓄積された個人の経験を集めて知の宝庫に ~CGM上の経験情報を検索・分析できるデモサービス「みんなの経験」を一般公開~ 【概要】 奈良先端科学技術大学院大学(学長:安田 國雄)情報科学研究科 自然言語処理学講座の乾健太郎准教授と阿部修也研究員らの研究グループは、ニフティ株式会社(社長:和田 一也、東京都品川区)との産学連携により、ブログなどネットに書かれた個人の経験情報を検索できるシステム「みんなの経験」を開発しました。本日12月4日(木)から研究目的のサービスとして一般に公開いたします(「みんなの経験」:http://minna.naist.jp/)。 「みんなの経験」では、商品や店舗、観光地、行政サービスなど様々なトピックについて、人々がブログに書き記した膨大な数の経験を自動解析し、データベース化しています。ユーザは、例えば「アロマオイル」や「インターネットオークション」のよう
この記事ははてなエンジニアアドベントカレンダー2014の23日目とシステム系論文紹介 Advent Calendar 2014の23日目を兼ねています。 今回は、インフラエンジニア向けにシステム系論文を読むということについて書きます。 ここでいうインフラエンジニアは、Webサービスを作る会社のサーバ・ネットワーク基盤を構築・運用するエンジニアを指しており、はてなではWebオペレーションエンジニアと呼んでいます。 人が足りなくて普通に困っているので採用にご興味のある方はぜひこちらまで。 SRE (Site Reliability Engineer) 職 - 株式会社はてな はてなでは、id:tarao さんを中心に有志で論文輪読会を定期的に開催しており、システム系論文にかぎらず、言語処理系、機械学習についての論文などが読まれています。 だいたい1人でインフラまわりの論文を読んでいて、インフラ
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