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ブックマーク / toriyamazine.blog.2nt.com (3)

  • 王様を欲しがったカエル |文章の善し悪しをジャッジする基準・前編

    もう、そろそろ政治関連の葉梨じゃねえや、話ばっかりしているのが嫌になったので、前に電気屋さんと約束した通り、文章の善し悪しをジャッジする基準について、軽く説明をしたいと思います。 ただし、評価対象はあくまでも小説、それもフィクション色の強い長編小説限定です。 ●基準1(読書歴の浅い人物、実作前の作家志望者、あるいは短文執筆がメインの評価者) このカテゴリーの評価者は、よほど論理的でない限りインパクトのある短文を好む傾向が明確に見て取れます。具体的には、警句、コピーライト、造語、そしてメタファーなどに高い評価を下します。 これは、実際に小説を書いたことがない、あるいは小説を書いたらどうなるかをシミュレーションする能力が欠如しているせいで、特にメタファー(暗喩)を重視する一派は修辞学の知識があまりないため、メタファーという単語しか知らないケースが多いんですね(後述)。 こうした評価基準は、キャ

  • 王様を欲しがったカエル |文章の善し悪しをジャッジする基準・後編2

    さて、辞書を利用した文章鍛錬法ですが、この技法は英米文学の作家(の一部)が行っているだけであり、日はもちろんヨーロッパの作家の大多数ですら見たことも聞いたこともないはずです。前述のように、この練習法が広く知られるようになったのはヘミングウェイの知名度が上昇してからで、年代的には1920年代の後半以降ということになります。要するに、まだ百年も経ってないんですね。 おまけに、日人の大多数はヘミングウェイの原文を読む機会があまりない(というか、日語じゃないと読まない人が多い。当たり前の話ですけど)ため、ヘミングウェイのフォロワーが雨後の竹の子のように登場するという事態も起こりませんでした。ただし、起こったとしても、そうした作家が主流になり得たかどうかは疑問です。 その最大の理由は「辞書の不足」です。つまり、日には小説執筆に対応した国語辞典がなかったんです。そもそも、日最大の国語辞典であ

  • 王様を欲しがったカエル |児ポ法再整理(1)

    現行の児童ポルノ法の問題点を再整理しているのだが、法律の専門家ではないので大苦戦。この解釈で間違っているようだったら、遠慮無く突っ込んで下さい。こいつをまとめておかないと、最終戦闘時に弾薬切れを起こすのよよよん。 A)現行の児童ポルノ禁止法が抱える問題点 1:強制わいせつ罪(刑法第176条)、及びに準強制わいせつ罪(刑法第178条)と、児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律(以降は児ポ法と呼称)における、第二条3項とのバッティング。 児ポ法が成立するまで、児童のわいせつな姿態を撮影する行為は「わいせつ行為」の一種と認定されており、こうした性犯罪には強制わいせつ罪が適応されていた。 強制わいせつ罪 刑法第176条(強制わいせつ) 13歳以上の者に対し、暴行又は脅迫を用いてわいせつな行為をした者は、6か月以上10年以下の懲役に処する。13歳未満の者に対し、わいせつな

    toya
    toya 2014/03/06
    「イタズラ半分で自分の裸を携帯で撮ったデータが流出した途端に、児童ポルノ製造罪で逮捕、起訴という状況が起こっている(その子供の将来は、これでオシマイ)」
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