このエントリーは「書き手と編み手の Advent Calendar 2019」の12月4日分の記事です。 紙の書籍を編集や制作した経験のある人にとって、台割はおなじみのものです。なお、ここでは台割とは何かについては省略します。 自分の見てきたIT系出版の世界では、台割をExcelで作ることが多いようです。台割では、最初のほうの章のページ数が変わったりすると、それ以降をずらす必要があって大変です。そのため、Excelのマクロなどを使って自動化する人もけっこういるのではないかと思います。 ここでは、Ruby言語のコードを使って台割のExcelファイル(.xlsxファイル)を生成するのを目標に、その方法の入口を解説します。あくまで入口であって、台割が完成するところまでは説明しません。 つまりは、「ただツールやライブラリの使い方を紹介するだけ」のエントリーってやつです。 注意 対象は広義の平綴じ(