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ブックマーク / www.michael-sepio.com (10)

  • 茹でたホタルイカを解剖・観察してみよう - キリンはハマグリのなかま

    さて今年もこの季節がやってきた。ホタルイカの接岸である。 数あるイカの中でも特にホタルイカが好きなので、私は毎年この時期を心待ちにしている。べるのはもちろんのこと、気力があれば富山までホタルイカを掬いに行くし、ちょっといい魚屋で生ホタルイカを買い込んで解剖するのも楽しみだ。 素敵な発光器を持ったイカを観察する楽しさを皆に伝えたいと思うのだが、ホタルイカはサイズが小さく初心者が解剖するには難しい。そもそも生のホタルイカは産地から離れた場所では手に入りづらい。そこで思いついたのが茹でホタルイカの解剖である。茹でると組織がギュッと固まるので内臓などが扱いやすくなるし、一番皆が見たいであろう(?)発光器の観察もきちんとできる。 というわけで、以下に簡単な観察ポイントを生と茹での比較写真を見せながら解説するので、良かったら挑戦して欲しい。今年はホタルイカ豊漁でお買い得だしね。 発光器の観察 腕発光

    茹でたホタルイカを解剖・観察してみよう - キリンはハマグリのなかま
    toya
    toya 2024/04/28
  • イカ解剖ぬいぐるみを作ったよ - キリンはハマグリのなかま

    解剖できるイカのぬいぐるみが完成した。 構想から裁縫・刺繍・ビーズの訓練含めて4年の歳月を経て、とうとう形になったのだ。 特に誰に依頼されたわけでも何かの役に立つわけでもないが、執念で完成させたので見てほしい。 イカ解剖ぬいぐるみ全貌 物から型どった全身 ヒレ 虚ろな瞳 しんどかった腕 腹はファスナーで開く 漏斗・漏斗牽引筋 循環器 生殖腺 消化器 脳と眼球 口周り なぜこんなものを作ったのか なぜかぬいぐるみに手を出した 試作一号の製作 裁縫・刺繍・ビーズの訓練 試作二号の製作 まとめ イカ解剖ぬいぐるみ全貌 まあとにかく見てくださいな。まずは動画。Xで519万インプレッションもらって驚いた。 #イカ解剖ぬいぐるみ いつでもイカを解剖する気分を味わえるぬいぐるみを作ったよ! 構想から4年かかった(試作2匹含む) pic.twitter.com/ur0x7QTYdX— 佐野まいける (@

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    toya 2024/02/12
  • 赤いかを求めて静岡下田旅 - キリンはハマグリのなかま

    はてなブログ×codoc連携サービスのプロモーションのため、はてなからの依頼を受けて投稿しています 下田赤いかキャンペーン 五月の終わり、夫から一枚の画像が送られてきた。 下田で赤いかキャンペーンというのをやっているらしい。ここで言うところの赤いかとは、ケンサキイカのことである。確かにケンサキイカは夏のイカだけれども、下田が赤いかで有名だなんてまったく知らなかった。下田といえば金目鯛じゃないのか。 赤いかキャンペーン | 伊豆下田観光ガイド キャンペーン概要によると特に出し物があるわけではなく、赤いかを出す飲店や宿をMAPにまとめたので各自楽しんでくださいという感じのようだ。検索してもあまり情報がない。なんとなくテンションの低さを感じるが、行ってみることにした。 曇天の下田 熱海で伊豆急下田腺へ乗り換える。実は伊東より先へ行ったことはなく、下田も初めてである。車内から海を見たいと思って

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    toya 2023/07/13
  • イカ貝解剖会 α版 in 製麺会 - キリンはハマグリのなかま

    ひと月ほど前、友人であるテレサ君の結婚お麺でとう製麺会に参加してきた。 新婚のテレサ君に、料理好きの参加者たちが各人のオリジナル麵料理をふるまってお祝いしよう!という会である。キッチンスタジオを借り、製麺機でその場で製麺。情報が多い。 小野式と田中式の製麺機(玉置さんの私物) ともかくそんな楽しい会の中で、少し時間をもらって解剖会をすることになったのだった。製麺会で解剖会とはかなりの飛躍に思えるが、この解剖会は以前から私(イカ好き)とテレサ君(貝好き)とで温めていたものである。365日野草生活ののんさん(野草好き)がそれを覚えていて、ちょうど二人が揃うこの機会に練習としてやってみてはどうかと提案してくれたのだ。 二つ返事で承諾したものの、いざ当日になったら不安になってきた。幹事ののんさんは物の結婚式さながらの司会ぶりで(原稿まで作っていた)、ケーキ入刀ならぬ肉入刀からのファーストバイトで

    イカ貝解剖会 α版 in 製麺会 - キリンはハマグリのなかま
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    toya 2023/03/19
  • 春はホタルイカモドキで目を覚ませ(長い食レポ) - キリンはハマグリのなかま

    外へ出掛けると鼻水が止まらなくなってきた。春だ。春を告げるイカといえば、私にとってはホタルイカである。富山湾で生きたホタルイカを掬ったその日から、彼らの虜になってしまった。赤銅色に輝く体を膨らませて泳ぐ姿は、さながら生きた宝石だ。 ▲青白く光るところばかり取り上げられがちだけれど、光らなくても美しいんですよ そして何より、美味しい。多くの人にとって、ホタルイカの価値はこれに尽きるだろう。ちょうど一口で丸ごとべられるサイズ、濃厚な肝の旨味に卵の風味。べられるためにわざわざ深海から浮上してくるわけではないはずだが、ヒトにとっても、沿岸に棲む動物にとってもありがたい春の幸である。 ▲ぷっくりと小豆色に茹ったホタルイカで一献傾けるのが毎春の楽しみ 気になるあの子は謎めいて そんなホタルイカを愛してやまない私であるが、このごろ少し浮気心が出てきてしまった。その生き物の名は、ホタルイカモドキという

    春はホタルイカモドキで目を覚ませ(長い食レポ) - キリンはハマグリのなかま
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    toya 2021/03/23
  • 2020年のイカツドウ(イカ活動)を振り返る - キリンはハマグリのなかま

    こういうまとめは来年内にやるものだろうと思うが、間に合わなかったのだから仕方ない。まとめてるのも自分のためだし、まあいいでしょう。 2020年は計画していたイカ活動がほとんど中止になって悲しかった。そんな中でもなんとかできたイカ活動を並べてみたら、意外と色々やっていたわ。 1月 するめ雑煮で年明けを祝う するめ出汁の雑煮があると聞いてやってみたものだ。今年もたくさんイカと出会えますようにという願いを込めて。普通に美味しいので、皆さんも試すと良いですよ。 www.michael-sepio.com イカソング「恋かな愛かな」レコーディング イカへの愛をうたった「恋かな愛かな」のレコーディングをしてきた。二人で歌うので、どちらかの歌い方に合わせましょうということになり、私がよしかちゃんには合わせるようにしたんだけれど大苦戦。歌って難しいわね。 歌うよしか 完成した曲はここから聞けます。 ダイ

    2020年のイカツドウ(イカ活動)を振り返る - キリンはハマグリのなかま
  • 2019-2020年_イカ釣りチャレンジ進捗 - キリンはハマグリのなかま

    近海で採取できそうなイカ25種をピックアップし、全種類を自分の手で捕るという勝手なチャレンジ「イカ釣りチャレンジ25種+α」を始めてから2年が経過した。 www.michael-sepio.com 私の行動力(主に体力)のなさから思うように進んでいないのだが、それでも当に優しい皆様のおかげで数種類のイカと新しく出会うことができた。2019年~2020年分の進捗を記録しておく。 2019年 ミミイカ・ホタルイカ・ヒメイカ 2019年は3種類。たまたま小型のイカばかりだ。小さいイカ、可愛いよね。解剖は非常にやりづらいが。 ミミイカ Pさんのミミイカ捕りに同行させていただくことに。当にいつもありがとうございます。 結局自力で見つけ出すことはできなかったのだが、自分の網には入れたので捕ったということになっている。 その時の様子はコチラ。 www.michael-sepio.com ミミイカ

    2019-2020年_イカ釣りチャレンジ進捗 - キリンはハマグリのなかま
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    toya 2020/12/29
  • 「世界一わかりやすいイカとタコの図鑑」をみんなに読んで欲しい - キリンはハマグリのなかま

    今年の11月に発売された「世界一わかりやすいイカとタコの図鑑」は、一瞬にして私の心を虜にした。目次を眺めるだけで涎が垂れ、ページをめくるたびに胸が高鳴る。この気持ち、誰かに伝えたい。 ここでは、そんなイカ愛好家から見たこのの魅力を紹介する。 イカ界(頭足類界)待望の新刊 何かの愛好家というものは、大抵「推し」に関する公式からの情報供給に飢えている場合が多い。例えばとあるアニメの主人公が好きなら、公式から提供されたプロフィールや画像から妄想を膨らませたり、それを元に二次創作をするなどの所業に身に覚えのある人もいるだろう。特にマイナージャンルは供給が少ないので、そういったジャンルの愛好家はわずかな情報も逃すまいと目を血走らせている(偏見)。 イカの場合、公式からの供給とはすなわちイカの専門家が出す論文や書籍である。イカは研究対象としては決してマイナーなものではないと思うが、愛好する一般人はま

    「世界一わかりやすいイカとタコの図鑑」をみんなに読んで欲しい - キリンはハマグリのなかま
  • イカは解剖するのにうってつけの生き物 - キリンはハマグリのなかま

    メシ通さんに、『「イカを楽しく解剖しながら部位別に美味しくべる方法」を日いか連合員が手とり足とり教えます』という記事を寄稿させていただいた。読んでくださった皆様、ありがとうございます。 www.hotpepper.jp 常々、イカを解剖することの楽しさを伝えたいと思っていたので、この記事を書くのは当に楽しかった。記事を制作していて改めて思ったのだが、イカってすごく解剖向きだ。私のように理系でもなく、解剖の経験もそんなにない人が、最初に手を付けるのにうってつけの生き物だと思う。 ▲イカを開く喜びは、プレゼントの包装紙を開けるときの喜びに近い いい機会なので、その理由をまとめておく。まあ、まず「解剖したい」という欲求を持っていることが前提になるわけだが。みんな知りたいでしょ?生き物の体の中身。私は知りたい。 いつでもどこにでも安く売っている 自宅にある道具でできる 赤い血が出ない 奇妙で

    イカは解剖するのにうってつけの生き物 - キリンはハマグリのなかま
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    toya 2020/05/15
  • まいける特製_汁なし担々麺レシピ - キリンはハマグリのなかま

    いつかの記事で自画自賛していた汁なし担々麺を 家族以外の方々にべていただく機会があり、 「美味しい!」と言って貰えてうれしかったので調子乗ってレシピを公開する。 ※マダラさん(@shiibasama)が用意してくださった「麺が」美味しかったという説もある。 sepio.hatenablog.jp 正直に言うと、汁なし担担麺は、「かなり適当に作っても不味くならない」。 ※ただし、「美味しい麺」でつくること。 私のような料理初心者向きのメニューだと思う。 まず、合わせダレを予め用意してから麺に絡めるので、 その時点で味の調整が可能。何度でも可能。 いろいろ加えて濃くなりすぎたら、和えるタレを減らせばよいし 余ったタレはとっておけばいい。茹で鶏にかけても旨い。 もしくは敢えて濃くして、麺をべ終わったあとに飯を投入すると2度幸せ。 あくまで参考にレシピを載せるので、好きなように冒険してください

    まいける特製_汁なし担々麺レシピ - キリンはハマグリのなかま
    toya
    toya 2020/05/03
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