自由現代社から出版された拙著 『はじめての〈脱〉音楽 やさしい現代音楽の作曲法』 が好評でありがたいのだが、
![自由現代社への怒り爆発の記録](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f4960482034e75ca6a8a65d83f2bb554f4eb6c21/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2F2.bp.blogspot.com%2F-PW1l9vlkkKY%2FWxElRzmlDaI%2FAAAAAAAABZs%2FOPgvdaQtDj4-ChhgJ8rC8dJcbma4ZH4nACLcBGAs%2Fw1200-h630-p-k-no-nu%2F817HLJVPMzL.jpg)
文 上野三樹 はじめまして。音楽ライターの上野三樹です。『ROCKIN'ON JAPAN』や『音楽と人』などの雑誌やWebメディアでさまざまなアーティストへのインタビュー記事を執筆しつつ、一児の母として4歳の娘を育てています。 福岡のごく普通の家庭で生まれ育った私は、思春期のころ、よくある中高一貫教育の女子校に通っていました。そこは地方のいわゆるお嬢様学校で、地元の有名企業や開業医の娘たちがこぞって通っていたりして、入試の時にギリギリの補欠で合格した私には、地元の小学校時代には絶対にいなかった、何もかもハイレベルな女子たちが異様に輝いて見えました。6年間、「私は何も持っていない」というコンプレックスを鍋で煮詰めるような日々を支えてくれたのが「音楽」でした。 通学時にヘッドフォンをしてバスに揺られながら聴いていたのは、ユニコーン、尾崎豊、スピッツ、フリッパーズ・ギター、ビートルズ、セックス・
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