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ブックマーク / q.livesense.co.jp (6)

  • 重要な役割を担うはずの「従業員代表」はなぜ空疎になってしまうのか | Q by Livesense

    二〇二二年の四月一日に、米アマゾンで労働組合が結成された。立ち上げの中心的人物となったのは、元ラッパーのクリスチャン・スモールズ氏。一九九四年の創立以来、無労組経営を貫いてきたアマゾンにとって、初めての出来事だった。アマゾンは組合設立を阻止するためにコンサルティングを雇い、キャンペーンを展開していた。 労働組合の組成の動きは、アマゾンだけの話ではない。ここ二、三年でグーグルやアップルでも労働組合の動きが報道された。シリコンバレーの労使関係は、新たな展開を迎えつつある。 以前のテック企業は労働組合を持っていなかった。そういうものは時代遅れの制度だとさえ思っていただろう。 シリコンバレーに勤める人たちは、みな高待遇で転職しやすい人たちだった。産業の発展とともに彼らの待遇はインフレを続け、高い給与、手厚い福利厚生、遊園地のようなオフィス、そして十分なストックオプションが用意された。 そうした環境

    重要な役割を担うはずの「従業員代表」はなぜ空疎になってしまうのか | Q by Livesense
  • 「安定期に入ってから報告」の風習に隠れる妊娠初期の苦悩 | Q by Livesense

    同僚から妊娠の知らせを受けたとき、あなたは何を思うだろうか。おめでとう。よかったね。いなくなっちゃうの寂しい。育休はどれくらいとるのかな。チームの体制どうしよう。 純粋な祝福と、現実的な体制変更への対応と、頭にはいろいろと浮かぶだろう。四ヶ月後には産休? もっと早く教えてほしかった。そう思う人もいるかもしれない。 近しい間柄でない限り、産休の知らせを聞いて初めて同僚の妊娠を知ることも少なくない。リモートワークが浸透してからは一層、職場で同僚の大きくなったお腹を目にして、妊娠をそっと理解することもなくなった。 一方、妊娠した当人も、妊娠をいつ誰に伝えるかには苦慮している。わからないことだらけの妊娠。多くの人はマタニティ誌や情報サイトから知識を積み重ねていくが、それらには妊娠を周囲に報告するのは安定期に入ってからが望ましいとされている。直属の上司など、仕事の采配に関わるメンバーにはもう少し早い

    toya
    toya 2022/08/30
  • 親身になって疲弊するマネージャーたち。感情労働としてのマネジメントを考える | Q by Livesense

    「最近、人の悩みを聞くのが辛いんですよね」 そう打ち明けてくれたAさんは、多数の部下を抱えるマネージャーだ。柔らかな物腰で人当たりがよく、温和な雰囲気をまとっている。 部下からの信頼も厚く、悩みもよく相談されるらしい。丁寧に聞き入っているのだろう。ヒアリングの話しぶりからも、そういうふうに想像される。 そんなAさんだが、部下の悩みを聞くことに疲労感を覚えてしまうという。 「たまにカウンセラーみたいなことやってるな、と思うんですよね。悩みを聞いても、解決できることばかりじゃないし。なのに色んな人の悩みを聞いて、自分のなかで蓄積されちゃって」 人の悩みを聞くと、自分の心に負担がかかる。なんとなく引き摺られて、気持ちが沈んでしまう。そういうことは確かにある。多くの人から悩みを相談されれば、負担の量も増えていく。 相談事はさまざまだ。一朝一夕で解決できないことも多いし、聞くに徹するしかないときもあ

    親身になって疲弊するマネージャーたち。感情労働としてのマネジメントを考える | Q by Livesense
    toya
    toya 2022/04/09
  • 誰も手をつけたがらない仕事を拾う親切心とその危うさ | Q by Livesense

    落ちているボールを拾う、という比喩がある。職場で使われるときはもっぱら、ボールという言葉は仕事を意味している。 だから、落ちているボールを拾うという比喩は、誰も手をつけていない仕事に自ら手をつける、ということを指す。ボールというくらいだから、だいたいそれは軽微な仕事に限られる。 落ちているボールを拾うことは、基的にはいいことだとされている。ボールが落ちていては、仕事が進まない。 ちょっと資料を直したり、誰かに依頼の連絡をしたり、スケジュールを引き直すほどではない、小さな仕事は日々たくさん生まれる。会議の終わりには「これは誰のボール?」と聞いて、TODOが零れ落ちないよう確認したりする。 それでも落ちてしまうのがボールというものの(つまり仕事というものの)困った特性で、拾ってくれた人には「拾ってくれてありがとう」と声をかけることもある。 落ちるボールはさまざまだが、誰でもできるようなものが

    誰も手をつけたがらない仕事を拾う親切心とその危うさ | Q by Livesense
    toya
    toya 2022/02/15
  • 今企業は何を書くべきか?オウンドメディアの現在地点 | Q by Livesense

    昨年一二月一五日にリリースしたブログ Q by Livesense はさいわいにも多くの人にご愛読いただいた。新春初となる記事では、このブログの企画プロセス――なぜ縦書き長文なのか、なぜQ(Question)を前面に出したのか、なぜリブセンスがこんなメディアをつくったのか。その経緯について書いていきたい。 制作物は機能しなければ意味がない リブセンスは今年で設立から十五年になる。ぼくは二〇二〇年の春からコーポレート・アイデンティティ(以下、CI)を再考するプロジェクトを立ち上げ、社内の数十人にインタビューをしながら、現在の会社の姿を捉えなおそうとしていた。インタビューを重ねて見えてきた今の会社の実相はそれなりに新鮮で、新しいビジュアルのポスターもチームでつくりあげ、それはそれで大きな収穫にはなった。しかし、そこから「CIブック」のような制作物に落とし込んで終わりにする気にはなれなかった

    今企業は何を書くべきか?オウンドメディアの現在地点 | Q by Livesense
  • #今年買ってよかったもの と #買わなくてもよかったもの | Q by Livesense

    年の瀬になるとブログやSNSで「今年買ってよかったもの」をよく見かけます。魅力的なガジェットや、生活を充実させるアイテムが写真やイラストに彩られながら並んでいて、リアルな利用体験を綴った巧みな文章を読んではついつい購買意欲をそそられます。自分も書いてみようかな、なんて思いながら部屋をぐるり見渡すと、所狭しと並んだモノの数々が目に飛び込んできて、はっと気づくのです。いつの間にこんなにモノを買ったのだろう。 今日はそんなQuestionを考えるべく、買って後悔したもの、買う必要がなかったものを振り返ってみたいと思い、リブセンス社員にヒアリングした「今年買わなくてもよかったもの」をお届けします。誤解してほしくないのは、決してこれらの商品が「品質の低いもの」や「買うべきでないもの」ではないということです。あくまでそれぞれの人にとって、タイミングや用途が合わなかっただけ。無駄な買い物とは往々にしてそ

    #今年買ってよかったもの と #買わなくてもよかったもの | Q by Livesense
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