【小池竜太】関西電力は14日、高浜原発(福井県)で想定される最大級の津波の高さを見直した結果、敷地に一部達するおそれがあると明らかにした。原発の新規制基準では重要施設の浸水を認めていない。関電は防潮設備を追加する考えを示したが、再稼働は当面難しい状況となった。 規制基準への適合を確認する原子力規制委員会の審査会合で報告した。審査を申請済みの全国6原発で、想定する津波の高さが敷地を上回るのは初めて。 高浜原発の敷地の高さは標高3・5メートル。この日関電が示した試算によると、想定される最大級の津波は敷地の高さを最大で約50センチ上回り、3、4号機建屋付近にあるポンプ室など、一部施設が浸水する可能性がある。 続きを読む関連リンク高浜原発1、2号機の再稼働申請は当面見送り 関電(7/28)関電、高浜原発の津波想定見直しへ 停止長引く可能性(7/27)高浜原発の再稼働「安全協定なく否定的」 京都
参院選福島選挙区で再選を果たした自民党現職の森雅子氏(48)は21日、当選後の報道陣の取材で県外原発の再稼働について「政府の方針に従う」と述べた。 森氏は選挙戦の訴えなどで県内全原発の廃炉を強調しているが、県外原発については、安倍政権の原発再稼働推進の立場に同調する姿勢を明確にした。 ただ再稼働の判断については「(原子力規制委員会の)安全基準をクリアした上で地元の理解を得ていくこと(が必要)」との見解を示した。「被災地選出の議員として原発事故の被害の悲惨さをしっかり伝え、安全な避難路の確保や対処法を訴えていく」とも述べ、東京電力福島第1原発事故の教訓を生かすよう提言する考えを示した。 一方、県内の原発について、森氏は福島民友新聞社のインタビューに対し「福島県で(再稼働に)地元理解が得られるわけがない。廃炉作業も国が前面に立つよう主張していく」と述べ、閣内で全基廃炉を訴える姿勢を示して
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く