「2/3議席」をめぐる攻防 参院選の投票まで、72時間を切った。普段の選挙なら、今頃、こう言っているだろう。「実質的に、もう選挙は終わった」と。 しかし、今回ばかりは違う。 報道各社は、参院選終盤情勢として、軒並み「改憲勢力2/3確保の勢い」と伝えている。 「改憲4党、3分の2に迫る 朝日新聞・参院選情勢調査」(『朝日新聞』2016年7月7日) 「与党、改選過半数へ堅調…民進は苦戦続く」(『読売新聞』 2016年7月5日) 「改憲勢力3分の2の勢い 野党共闘伸びず」(『毎日新聞』 2016年7月6日) いかに選挙戦の過程で改憲が話題に上らなかったとはいえ、今回の選挙の争点は、こうした情勢報道がいみじくも指し示すように、「改憲」そのものだ。「改憲」が争点であれば、注目すべき勝敗ラインは、憲法改正発議が可能となる、「2/3議席の攻防」ということになろう。 そして、「改憲に必要な2/3議席の確保
「皆さん、今度の選挙の争点は経済です」。 JR川崎駅頭で今夕行われた街宣で、アベちゃんはのっけから、こう のたまった。得意の「争点隠し」だ。 演説のほとんどをウソで固めた経済政策に費やした。そりゃ、非正規を増やせば有効求人倍率は上がるよ。 「賃金が上がった」と言っても、それ以上に物価、税金、社会保険料は上がっている。「99%」の暮らしは苦しくなる一方だ。 憲法改正については全く触れなかった。本当にやりたいことは選挙では全く言わず、選挙後に強行する。これが安倍政権のいつもの手口だ。 秘密保護法が、安保法制がそれを証明している。 もし自・公・お維を勝たせてしまったら、選挙後に、途轍もなく恐ろしいことが起きることだけは間違いなさそうだ。 田中龍作の取材活動支援基金 ■郵便局から振込みの場合 口座:ゆうちょ銀行 記号/10180 番号/62056751 ■郵便振替口座 口座記号番号/00170‐0
筆者はかつて民放テレビで長く記者をしていた経験を持ち、現在は大学で「ジャーナリズム」を専門に研究し、学生たちに教えている人間です。 このため、今回の参議院選挙でも新聞やテレビがどう報じているのかに注目してウォッチしています。 参議院選挙の公示日の6月22日(水曜日)や最初の週末を迎えた6月25日(土曜日)のテレビでのニュースでの取り扱いを検証していて、民放各局とNHKのニュースでは扱いが相当に違うことに気がつきました。 簡単にいうと民放各局のニュースは各党の党首が露出している時間が「機械的に平等」といえるほど厳密なのに比べて、NHKのニュースだけが「機械的に平等」を守っていない印象なのです。 NHKでは選挙期間中も民放と比べて安倍さんの露出時間が突出して長いという事実が判明しました。 公示から投票までの期間のニュースは、各党で不平等な扱いをすると公職選挙法に抵触してしまう可能性があるので機
【ロンドン=青木佐知子】米インターネット検索大手のグーグルは24日、英国の国民投票でEU離脱派が勝利を決めた後、英国で検索回数が最も多かった関連のキーワードは「EU離脱は何を意味する?」で、2番目は「EUって何?」だったと明らかにした。
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