この男は最後までカネに汚かった。やっと辞任を表明した猪瀬直樹都知事(67)にも規定通りの退職金が支給される。「盗人に追い銭」のようでフザけた話だが、猪瀬は退職金条例の「盲点」をつき、ちゃっかり金額まで増やしていた。 ■制度の盲点突き、給与も余分に 就任1年で辞任を決意。歴代最短で都知事のイスを明け渡す猪瀬が手にする退職金はナント、1001万1560円に上る。たった1年働いただけで1000万円強の退職金とは、庶民感覚からは「ありえない」厚遇ぶりだが、猪瀬のカネへの執着は常人の感覚をはるかに超えている。 都知事の退職金支給の計算式は「給与月額(148万1000円)×在職月数×0.52」と条例で定められている。クセモノなのが、この「在職月数」。てっきり「12カ月」で計算すると思ったら、違った。知事の報酬と退職金を管理する東京都の総務局人事課は「猪瀬知事の在職月数は『13カ月』になります」と
日本維新の会の橋下徹共同代表(大阪市長)は21日、大阪市中央区の読売テレビで同局制作の番組「ウェークアップ!ぷらす」(日本テレビ系列)に出演した。猪瀬直樹東京都知事の辞任表明に伴う、都知事選について語ったが、橋下氏が同番組のキャスター辛坊治郎氏に、都知事選出馬の可能性を問う場面があったという。日刊スポーツが報じた。 その後、すぐに辛坊氏に向き直り「辛坊さんはどうなんですか?」。辛坊氏が一笑に付すと、出馬予想者の顔写真を並べたボードを指し「ひとつ顔が抜けてるんじゃないですか」と、さらにつっこんだ。 (中略) ただし、橋下氏の“ラブコール”に、辛坊氏は「いやいやいや!」と完全否定していた。 (日刊スポーツ「橋下氏が辛坊治郎氏に都知事選出馬の勧め」より 2013/12/21 09:42)
東京都の猪瀬知事は、医療法人「徳洲会」グループ側から5000万円を受け取っていた問題の責任を取り、19日午前10時半から記者会見を行い、辞職を表明した。 一方、猪瀬知事に対し市民団体から出されている告発状について、東京地検特捜部は受理し捜査する方針。 猪瀬知事は、徳洲会側から受け取った現金5000万円を選挙運動費用収支報告書に記載しておらず、市民団体は、公職選挙法違反などの疑いがあるとして特捜部に告発状を提出している。 猪瀬知事は、「個人的な借入金だった」と説明しているが、告発状は「個人的な借入金であれば、大金を現金で持ち運びすることはありえない」として、「世間に公表できないヤミ献金の疑いがある」と指摘している。 特捜部は、今後、告発状を受理し、猪瀬知事から任意で事情を聴くことも視野に捜査する方針。
東京都の猪瀬直樹知事は12月9日、都議会の総務委員会に出席し、医療法人「徳洲会」グループから現金5000万円を受け取っていた問題について陳謝した上で、1年間給与を返上すると発表した。この問題で知事が自身の責任に言及したのは初めてとなる。MSN産経ニュースなどが報じた。 東京都の猪瀬知事が、大手医療法人「徳洲会」グループから5000万円を受け取った問題について集中的に審議する都議会の総務委員会が開かれ、出席した猪瀬知事は冒頭、「今後1年間、知事の給与を全額返上したい」と述べ、都知事の給与を返上するための条例案を都議会に提案する考えを明らかにしました。 (NHKニュース「猪瀬知事 1年間給与返上を表明」より 2013/12/09 15:17)
東京都議会が29日から始まり、猪瀬知事は大手医療法人「徳洲会」グループから5000万円を受け取った問題について「無利子、無担保で資金を借りた軽率さについて批判を受けることは当然であり深く反省している」と謝罪しました。 東京都議会は初日の29日、本会議が開かれ、猪瀬知事は所信表明で大手医療法人「徳洲会」グループから5000万円を受け取った問題について説明しました。 この中で猪瀬知事は「5000万円を無利子、無担保で借りた軽率さについて批判を受けることは当然であり深く反省している。都民や都議会の皆様に多大なご心配とご迷惑をかけ、心から深くおわびします」と述べ、資金を受け取ったのは軽率な行為だったとして謝罪しました。 そのうえで猪瀬知事は「1日も早い都民の信頼回復に向け粉骨砕身努力してまいりたい」と述べました。 都議会は代表質問が来月5日に、一般質問が6日に行われ、各会派は猪瀬知事に対して、受け
東京都の猪瀬直樹知事(67)が、医療法人「徳洲会」グループから5千万円を受け取っていた問題で、徳田虎雄前理事長(75)の妻(75)が、9月に返却を受けるまで「猪瀬氏側から資金を返す話は、一切なかった」と周辺に証言していることがわかった。今年初めに返却の意思を伝えた、とする猪瀬氏の主張と食い違うことになる。 猪瀬氏の説明などによると、5千万円は昨年11月中旬、東京都千代田区の議員会館で虎雄前理事長の次男・毅(たけし)衆院議員から直接、現金で受領。徳洲会が昨年の衆院選をめぐる公職選挙法違反容疑で、東京地検特捜部の強制捜査を受けた後の今年9月、秘書から前理事長の妻に返却した。 猪瀬氏は22日の記者会見で「1月から2月に徳洲会側に『返す』と伝えた。しかし、徳洲会側の事情でできなかった」と説明した。しかし妻は「そうした話は一切ない」と否定。さらに「借入時に借用書を書いて渡した」とする猪瀬氏の説明に対
【すこぶる怪しい五輪利権の全貌】 五輪招致を最初に仕掛けたのは誰なのか。出発点はすこぶる怪しい。 04年6月ごろ、大手広告代理店の社員がA4判10ページの提案書を持って、大手ゼネコン各社を訪問していた。提案名は「GAIEN PROJECT『21世紀の杜』」。国立競技場を中心とした神宮外苑の再開発構想だ。 国立競技場の建て直しや神宮球場のドーム化などのプランが並ぶ中、ナント、外苑創建100周年に向けた「五輪招致」まで掲げていた。 1年後に「週刊金曜日」が提案書の中身を報じると、代理店側は「個別取引に関することですので、ご回答は控えさせていただきます」と事実上認めた。今も依頼主は明かしていない。当時は記者として取材にあたった週刊金曜日の平井康嗣編集長が振り返る。 「外苑一帯の土地・施設は『明治神宮』の所有で、そもそもは天皇のために民間の寄付で造営された。おいそれと収益優先の再開発はで
遷都構想を狙う石原共同代表 【石井潤一郎】日本維新の会の石原慎太郎共同代表が、党本部を大阪から東京へ移す構想を温めている。橋下徹共同代表が大阪都構想に「集中したい」と述べており、石原氏には「党運営は東京で」との思いがある。ただ、大阪側が反発するのは必至。推し進めれば東西対立の火種になるのは避けられない。 今月12日に都内で開かれた党執行役員会で、石原氏は「次の党大会は東京でやろう」と切り出した。大阪府知事の松井一郎幹事長は「では東京で」と応じ、来年1月下旬か2月の開催で調整に入ることを決めた。 続きを読む関連記事維新を東京遷都? 石原氏が構想、大阪の反発必至10/19(声)堺市長選 都構想に残る懸念10/1(社説)大阪都構想 「魔法の杖」がない中で9/14(党首がゆく 2013参院選)日本維新の会・橋下徹共同代表 風雲児に逆風7/9揺らぐ維新、惑う出馬予定者 立候補辞退の動き続く 石原
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