東京都の豊洲市場(江東区)の土壌汚染対策をめぐり、都が続けている地下水検査の最終結果で、環境基準の最大79倍に上るベンゼンなどの有害物質が検出されたことが14日分かった。検査した敷地内の全201カ所のうち、基準を超えるベンゼン、シアン、ヒ素が約70カ所で検出された。これまでとの変動が大きいため、都は「暫定値」としている。小池百合子知事は安全性の評価指標として地下水検査を重視しており、築地市場(中央区)からの移転の判断に影響を与えるのは必至だ。 検査結果は14日午後、豊洲市場の安全性について検討している都の専門家会議(座長=平田健正・放送大和歌山学習センター所長)で報告された。小池知事は同日午前、主宰する政治塾のあいさつで「かなり厳しい数字が出ている。専門家が議論するが、もう少し調べようとなるかもしれない」と話した。 報告によると、市場の敷地内201カ所で地下水1リットルあたりの濃度を観測し
東京都の豊洲市場(江東区)で主な施設下に盛り土がなかった問題で、施設の基本設計を受注した設計会社・日建設計が受注前の段階で「盛り土工事の省略」について都の担当幹部らに説明していたことが13日、分かった。都の土壌汚染対策と矛盾しかねない内容だが、問題視されていなかった。 都が同日公表した「プロポーザル技術審査委員会」の議事録から明らかになった。審査委は、設計の受注を望む業者から提案された工法などを検討。外部有識者2人と都の担当部局幹部7人が委員を務めた。 議事録によると、2011年2月4日、日建設計と別の1社から委員が聞き取りをした。日建設計の担当者が「盛り土工事の省略によるコスト削減と工期短縮」として、「基礎の形に合わせ、必要な箇所にだけ盛り土をする」と説明。都の委員が工期短縮の見込みを尋ねると、同社は「1~2カ月短縮できる」と答えた。盛り土をしないことを疑問視する意見は出なかった。別の1
豊洲新市場の地下水から環境基準を上回るヒ素とベンゼンが検出された。小池百合子東京都知事は市場問題プロジェクトチームを立ち上げ、過去の意思決定の経緯や豊洲の安全性について徹底究明する構え。ますますヒートアップする豊洲問題だが、落としどころはあるのか。大阪府知事、大阪市長を経験した橋下氏が直言する。 「感性」ではなく「論理」で考えることが問題解決のカギ 僕がツイッターで、「豊洲の地下水は飲むわけじゃない」と書いたら、小池さんに記者会見で「それは感性の違いだ」と反論された。 確かに安全基準をどのレベルに設定するかはトップの判断だ。しかし、専門家会議の議論の流れをしっかり頭に入れておきさえすれば、地下水対策として設定された環境基準や排出基準は、地下水を飲んだり利用したりするために設定されたものでないことは一目瞭然。これは感性の問題ではなく、ロジック、論理の問題だ。 環境基準と聞くと、それが絶対の基
建築エコノミスト 森山高至「土建国防論Blog」Powered by Ameba マンガ建築考の森山高至が「たてものと生活と社会と文化」を考えています。 twitter始めました。https://twitter.com/mori_arch_econo 連絡先は moriarchecono@gmail.com 築地市場というものがあります。 元々は魚のプロの方々が魚を卸し、かつ仕入れるために集まる施設です。そのため、かつては漁業関係者と魚屋さんと、こだわりの寿司屋さんや料亭の仕込みの方々しか行かない、行けない、入ると怒られそうな施設でした。 プロが集まりプロだけの用語でプロだけの動きをする。 ちょうど同じような材木市場に木場がありますが、素人がチョロチョロするには非常にハードルの高い、緊張感が漲っていました。 私が若いころ木場での出来事を書いた→ある日の斉藤ジムショ しかし、バブル時代のころ
建築エコノミスト森山 @ mori_arch_econo 「マンガ建築考」著者、綾波の部屋は本当に打ち放しなのか?、カイジの鉄骨渡りに関する建築的考察、めぞん一刻館は今建てられるのか?、仮面ライダーの悪の組織にみる経済的考察、カイジの地獄チンチロに関する経済的考察、グラップラー刃牙の地下闘技場に関する建築的考察、「矢沢化」のススメ
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