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原子炉(後方)北側の山頂掘削地点で「F―6断層」を調べる原子力規制委員会の調査団=28日午前9時58分、福井県おおい町の大飯原発、代表撮影 【小池竜太、川田俊男】国内で唯一稼働中の関西電力大飯原発(福井県)の敷地内に活断層がある疑いが指摘されている問題で、原子力規制委員会の専門家会合は28日、3回目の現地調査を終えた。島崎邦彦委員長代理は活断層かどうかの見解を示さず、慎重に見極める考えを示した。規制委が調査を始めて9カ月。難航する背景には、建設時の関電の調査の甘さがある。3、4号機が定期検査で止まる9月までに結論を出すのは難しくなってきた。 問題の断層は2号機と3号機の間を走る「F―6」。重要施設の非常用取水路を横切り、活断層と判断されれば、国の規制基準に適合しないため大規模な付け替え工事が必要になる。 今回の現地調査では、主に3号機南側の掘削現場をみた。活断層かどうかについて、
国内で唯一運転している福井県にある関西電力大飯原子力発電所の2基について、国の原子力規制委員会は、新たな基準に基づく確認の結果、「直ちに安全上重大な問題が生じるものではない」とする報告書を了承し、定期検査で停止することし9月までの運転継続を正式に認めました。 原子力規制委員会は、国内で唯一運転している大飯原発の3号機4号機について、今月8日に施行される原発の新たな規制基準に基づいて、深刻な事故などへの対策がとられているかどうかを、ことし4月から確認してきました。 そして、3日の会合で、「直ちに安全上重大な問題が生じるものではない」とする報告書の案を協議しました。 その結果、田中俊一委員長は「緊急対策を講じたことを含めてより安全になった」と述べ、報告書を了承し、規制委員会は、定期検査で停止することし9月までの運転継続を正式に認めました。 一方で、報告書では「対策を小出しにし、基準を満たす最低
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