タンクからの流出は、おそらく止まらない。国民の目をそらし、忘れた頃にこっそり片をつける—もうやり口はお見通しだ。原発行政を熟知するキャリア官僚が、この国に巣食うモンスターを暴く。 私はこの目で見てきた 福島第一原発の汚染水問題が深刻化していますが、われわれ官僚、あるいは政府、東電に解決策があるのか、と問われれば「そんなものはない」と答えるほかありません。 結論から言えば、いずれ汚染水は薄めて海に流すしかなくなるでしょう。これは福島第一原発事故の発生当時から、原子力関係者の間で共有されてきたいわば「前提」であり、いまはそのための時間稼ぎをしているにすぎません。 もちろん、そんなことは誰一人口には出さない。しかし残念ながら、それが東京電力や経済産業省、そして日本政府の考えていることなのです。 2020年東京オリンピックが決まったおかげで、いずれは福島の汚染水問題に対する危機感も薄まるだろう—霞
福島第一原発事故の対応を巡り、安倍総理大臣のメールマガジンの記載で名誉を傷つけられたとして、菅元総理大臣が安倍総理を訴えた裁判が始まり、安倍総理側が争う姿勢を示しました。 安倍総理は2011年5月に掲載したメールマガジンで、福島第一原発事故における冷却用の海水注入について、「やっと始まった海水注入を止めたのは、何と菅総理その人だった」などと記載しました。菅元総理側は「海水注入が中断された事実そのものが存在しない。海水注入の中断を指示したという事実も存在しない」と主張し、嘘の記事で名誉を傷つけられたとして、慰謝料など1100万円と謝罪を求める訴えを起こしています。26日に東京地裁で始まった裁判で、安倍総理側は「訴えの棄却を求める」と述べ、争う姿勢を示しました。海水注入を巡っては、第一原発の吉田元所長が官邸の意向に反して注入を続けていました。 内閣広報室提供
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