菅官房長官は、秘密をもらした公務員らに最長で懲役10年を科すことなどを盛り込んだ秘密保護法案について、同盟国と機密情報を共有するために必要な法案だと理解を求めました。 菅官房長官:「同盟国と情報を共有する時に、秘密保護法案もどうしても必要だと思う」 このほか、「世界のどこでも総理を中心に安全保障が行われている」と述べ、司令塔となるNSC=国家安全保障会議を設置する法案の必要性を強調しました。菅長官は、秘密保護法案も今の国会で成立させる意欲を示しましたが、野党からは、政府が恣意(しい)的に秘密の範囲を決められるなどと批判が出ていて、28日から激しい国会論戦が始まります。