集団的自衛権行使の憲法解釈見直しなどを巡り、政府が与党の協議会に提示した15事例のうち、5事例について賛否を聞いたところ、紛争中の外国から避難する邦人を乗せた米輸送艦を自衛隊が守れるようにすることに「賛成」との回答が75%に上るなど、4事例で賛成が半数を超えた。個別事例で国民の理解が広がっていることは、今後の与党協議の行方に影響しそうだ。 支持政党別にみると、邦人輸送中の米輸送艦を自衛隊が防護できるようにすることに「賛成」と答えた人は、憲法解釈見直しに慎重な公明党の支持層でも8割弱、自民支持層では8割強に上った。 集団的自衛権に関連する他の事例では、海上交通路周辺での紛争中に、自衛隊が国際的な機雷掃海活動に参加できるようにすることに「賛成」が74%を占めた。米国のグアムやハワイに向かう弾道ミサイルを、自衛隊が撃ち落とせるようにすることは、「賛成」44%と「反対」43%が拮抗(きっこう)した
福島第1 海水トリチウム3800ベクレル 最大値更新 福島第1原発の汚染地下水海洋流出問題で、東京電力は14日、1号機近くの海水から1リットル当たり3800ベクレルの放射性トリチウムを検出し、最大値を更新したと発表した。 採取日は11日。これまでの最大値は3100ベクレル(7月28日採取)だった。1号機と2号機の取水口近くで同じ日に採った海水からも2300ベクレルが検出された。こちらも最大値(1800ベクレル)を上回り、広範囲で海洋汚染が深刻化していることを裏付けている。 東電は海岸線の地中に「土の壁」を埋め込んで地下水を食い止める地盤改良工事を進めているが、地下水が土の壁を乗り越えて海に流れ出す現象が続いている。
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