財務省が9日発表した2014年の国際収支(速報)によると、貿易や投資による日本と海外のお金のやり取りを示す経常収支は、前年より18・8%減の2兆6266億円の黒字だった。黒字額は比較できる1985年以降で最少となった。 経常黒字は4年続けて減少している。経常黒字が減ったのは、輸入額が輸出額を上回る貿易赤字が、10兆3637億円と過去最大になったためだ。
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