自民党は8日、2014年運動方針の最終案を発表した。靖国神社参拝に関する項目で、原案に記した「不戦の誓いと平和国家の理念を貫くことを決意し」との表現を削り、新たに「(戦没者に対する)尊崇の念を高め」との文言を加えた。 安倍晋三首相(党総裁)は昨年12月の参拝後に「不戦の誓いをした」と記者団に語っており、首相発言とは食い違う表現となった。「尊崇の念」は首相が参拝理由として繰り返し強調する言葉で、この部分では「安倍カラー」を強めた。 方針最終案は19日の党大会で正式決定する。
天皇陛下は去年、80歳(傘寿)の誕生日を迎えられた。今年は5月と10月に傘寿を記念して皇居・宮殿の内部が一般に初公開されるなど、天皇陛下の傘寿を祝う年となる。皇后さまも、10月に傘寿を迎えられる。4月には、両陛下は結婚から55年の節目も迎えられる。 新年にあたり、天皇陛下は「国民皆が苦しい荷を少しでも分かつ気持ちを失わず、助け合い、励まし合っていくとともに、世界の人々ともに相携え、平和を求め、良き未来を築くために力を尽くしていくよう願っています」と感想を寄せられた。 常に、困難に直面した国民に心を寄せ、お言葉を述べてきた天皇陛下が、年頭に「世界平和への願い」を改めて述べられているのは注目すべきことだ。両陛下はこうした平和を願う気持ちを、去年、様々な機会のお言葉の中でより鮮明にしてきた。 天皇陛下は去年11月~12月、53年ぶりに皇后さまとともにインドを公式訪問された。歓迎晩さん会では、53
▼古賀茂明と日本再生を考えるメールマガジンVol069 目次 ―第1部― 日本再生のために 1.TPP交渉に見る秘密主義とマスコミ・国民の責任 2.みずほ銀行の力団融資と半沢直樹は同根 3.ストーカー対応に見る警察の文化 4.ツイッター参事官とブログ課長が示す公務員制度の問題点 ―第2部― 読者との対話 ―第3部― 古賀さんのスケジュール 1.TPP交渉に見る秘密主義とマスコミ・国民の責任 ◆元々聖域ではなかった5品目 TPP交渉で、「聖域」と言われたコメなどの5品目について、関税撤廃の交渉に入ることが確実となった。今年2月の日米首脳会談後の記者会見で、安倍総理は、「TPPでは聖域なき関税撤廃が前提ではないという認識に立った」と胸を張った。日本のメディアはその言葉をそのまま伝えたが、一方のオバマ大統領は会見をしなかった。双方が会見すると声明の解釈に食い違いが出るからだ。 声明そのものには安
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