高速増殖原型炉もんじゅ(福井県)で大量の機器の点検が放置されていた問題で、日本原子力研究開発機構は30日、放置した機器の数が約2千点増え、1万4316点だったと発表した。原子力機構は同日、未点検だった機器の点検を終えたとする報告を、原子力規制委員会に提出した。 原子力機構によると、点検を放置した機器の数え方を見直したり、手続きをとって点検時期を遅らせた機器も算入したりした結果、約2千点増えたという。2010年7月以降、点検が必要だった約4万7500点のうち、3分の1近くに不備があった。 この日、原子力機構が報告したのは、昨年11月末以降に未点検だった7346点の点検結果。規制委は今年5月、原子力機構に点検を終えるまで運転再開の準備を禁じる命令を出した。今回の点検はそれを受けた。今後、機器の保全計画を見直す。(川田俊男) 関連リンク原子力機構、6事業に再編へ もんじゅ点検放置で処分も(9
菅直人公式ブログ Powered by Ameba 衆議院議員(東京18区=府中市・小金井市・武蔵野市)、立憲民主党最高顧問、第94代内閣総理大臣、菅直人の公式ブログです。スタッフが発信しています。新著『原発事故10年目の真実』(幻冬舎)、『民主党政権 未完の日本改革』(ちくま新書)。 比例は自民党に投票しない「落選運動」の呼び掛け 参院選も最終盤に入ってきました。自民党の圧勝が予想されています。このままでは福島原発事故以来「原発ゼロ」を求めた多くの国民の意思が生かされません。そこで、原発ゼロを求めている全国の皆さんに、全国比例区では自民党に投票しない「落選運動」を展開することを呼び掛けます。 自民党の安倍政権は福島原発事故を忘れたかのように原発推進で暴走しています。安倍政権の原発推進を止めるには、原発ゼロを求める国民が大半だということを投票で示すことが必要です。選挙区選挙は自民党候補が落
再稼働に向けた流れ地図 【室矢英樹、根津弥】関西電力が再稼働に向け7月に新規制基準の適合審査を申請するとみられている高浜原発について、地元・福井県高浜町の野瀬豊町長(53)が12日、朝日新聞の取材に応じ、再稼働を容認する考えを明らかにした。 野瀬町長は福島第一原発事故後初めてとなるプルサーマル発電も当初から容認する方針で、条件として、(1)安倍晋三首相が原発を基幹電源と位置づけて核燃料サイクル政策の継続を明言する(2)茂木敏充経済産業相らによる説明――を求めた。 プルサーマル発電は、原発の使用済み核燃料からプルトニウムを取り出し、ウランと混ぜてMOX燃料として利用する。使用済み燃料の再処理工場(青森県六ケ所村)や高速増殖原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)が稼働できないなか、核燃料サイクル政策を進める唯一の手段となる。福島事故前まで高浜原発のほか九州電力玄海原発など4原発で実施されていた。
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