南シナ海で中国とベトナムの当局の船どうしが衝突するなど緊張が高まるなか、11日、都内でも日本に住むベトナム人たちが「中国はベトナムの主権を侵害するな」などと訴えながら、中国に対する抗議デモを行いました。 中国とベトナムが領有権を争っている南シナ海の西沙諸島の周辺海域では、中国の国有石油会社が進めようとしている海底の掘削作業を巡って双方の当局の船どうしが衝突するなど、緊張が高まっています。 こうしたなか、11日、都内でも日本に住むベトナム人たちが、インターネットの交流サイト、フェイスブックを通じてデモを呼びかけ、東京・港区の公園にはおよそ300人が集まりました。 参加者は「南シナ海に平和を」などと書かれた横断幕やベトナムの国旗を掲げてデモ行進し、「中国はベトナムの主権を侵害するな」とか「大国らしく、国際法を守れ」などと、日本語やベトナム語で声を上げていました。 デモに参加した留学生の男性は「