正伝寺(しょうでんじ)は、鎌倉時代に東巌慧安(とうがんえあん)禅師が開基したと伝えられる。正式名称は正伝護国禅寺、臨済宗南禅寺派に属する。 元寇の時、東巌慧安禅師が国家安泰を願い、八幡大菩薩に「蒙古降伏祈願書」(重文)を捧げられた。 方丈前には、白砂敷平庭に7・5・3調に植えられたサツキ、奥に見える比叡山を借景にした枯山水庭園がある。この庭園は、小堀遠州作で「獅子の児渡し」という名が付けられている。 CM撮影で訪れたデヴィッド・ボウイ(David Bowie)は、正伝寺の枯山水庭園を見て涙を浮かべたそうです。 方丈は、承応2年伏見城の御成殿を移建したものです。方丈廊下の天井には鳥居元忠が自刀してはてた時の伏見城の床が張られ血天井とよばれている。 血天井は、正伝寺の他に宝泉院・源光庵・興聖寺・養源院で見ることができます。 正伝寺は、観光客も少ないオススメの穴場スポットです。8月16日の夜、正