こんにちは。望月です。今日、仲間とともに一つの新しいことを始めました。そのことについて、少し長めの文章を書きます。 新しいことの名前。 スタディクーポン・イニシアティブと言います。 親の所得が低くて、塾に通うことができない。高校受験の準備に全力で取り組みたくても、経済的な理由でそれが叶わない。 そんな中学3年生たちが日本中にいます。 彼らに対して、みんなの力で寄付を集めて、学習塾や家庭教師、通信教育などに使えるクーポンを届けよう。 仲間たちとのそんな取り組みにつけた名前です。 https://camp-fire.jp/projects/view/42198 ・ ・ ・ 例えば、手取り20万円前後で毎月3万円、4万円の塾代を支払っていく、その厳しさを想像してみてください。 高校受験の前ともなれば、模試、夏期講習、通常の塾費用に加えて追加で必要となる費用がさらに積み重なってきます。 貧困の手触
届いてからさらっと読んでいた本ですが、再読していました。 題名の通り、大学生のレポートの質を大学の講義でどのようにして高めていけばいいのかということが論じられています。 剽窃やコピペで済まさないように、教員が工夫をしないといけません。それではそういう風に済まさないような工夫をどのようにしていけばいいのか、具体的にはどのような形式で問い、評価させ、学生がレポートに向き合い、頭を使わせるのかということが問題となります。 近年の教育に導入されつつあるルーブリックやパフォーマンス評価を取り入れています。初等中等教育では、すでに何度も聴いた話ではあるので、この本が注目されているとなると、高等教育ではまだ馴染みのないものなのだろうとも思ったりしました。 学生の学びにかなり配慮されていて良い、というのが読後感。読みながら、そうそうと思うこともありました。 大学で教えている先生には良書だと思います。何らか
僕は何かと図書館を利用します。専門書を借りることが多く、区の図書館に行って広島大学の本を移動してもらって借りるのですが、その手続は実にめんどうです。 まずは受け取り図書館に行って書面で手続きをします。その後、物流の都合により1週間近く待ってからようやく受け取りとなります。 これってものすごく時間の無駄じゃないですか?返却も合わせて3度も区の図書館に行かなければなりません。何より1週間待たされます。 そして専門書なので持ち運びも大変です。数冊借りると軽い筋肉痛になります。(どんだけ運動してないんだ!) これって、電子図書館を作ったら一発で解決しませんか? 国立電子図書館を作ればいいじゃんと思うわけですよ。ものすごくメリットが有ります。 予約待ちがなく、ネットでアクセスすると同時に本を借りることができる 図書館に行く手間もいらない 重くなく、スマホ以上のデバイスがあれば閲覧できる 専門書から一
■■チョコレート、無念の思い出 ■■■勝見勝先生 ■■■影さんを悼む ■■2019年の新年所感 ■■■9年振りの台湾訪問と講演・展示会 ■■飯粒を残すような奴は出世しない! ■■「写真撮影」への思い入れ ■■「コーポレート・アイデンティティ戦略」改訂版を刊行予定 ■我がオフィス(事務所)転々記 ■■■STRAMD、9年目を前に終了、さて次なる展開は? ■■桑沢デザイン研究所以来の友人、坂本和正君逝く ■■■STRAMD第8期生修了、そして第9期生募集へ ■■9年目を迎えるSTRAMD(戦略経営デザイン) ■■王超鷹と中国の切り絵文化展、そしてPAOS上海のこと ■■盟友「木谷精吾」逝く ■イヌ型ロボット、AIBOから復活aiboへ ■■2018新年ご挨拶 ■■■「PAOSの次を創る」人材が欲しい ■ポルトガルの旅 ■■■「中西元男の世界」展を終えて ■■■「中西元男の世界」展 開催にあたっ
大統領図書館と言えば一般的に、大統領が任期中に関与した書類や、写真などを保管したり、奨学金を推進したりする役割を果たす場所です。ですが、そんな事実よりも実際は、地味で大理石でできた古墳のような建築物の建築デザインとしての価値のみが取り上げられてきました。そんな伝統をオバマ大統領は変えようとしているようです。 2016年退任予定のオバマ大統領は、今まで一般業務で使用していたファックスを電子メールに移行し、以前はメディアチームが一晩かけて収集していた翌日の朝のニュースも、デジタルチームを駆使し、全てオンラインで収集できるようにしました。また、大統領への連絡もデジタル化され、(デジタル化について、共和党は法律違反ではないか?と反論していましたが) 各省庁の業務や記録もオンラインへ移行、こうしてオバマ大統領は長い間保たれてきたホワイトハウスの運営に変化をもたらした事は言うまでもありません。 この結
電子図書館は利用者に何をもたらし、導入する図書館はどんなことを考えるべきか。メディアドゥ取締役事業統括本部長の溝口敦氏とOverDriveアジア統括責任者のピーター・ハース氏が語った。 「メディアドゥが考えているのは、本質的にいうとITを活用して本をどうエンドユーザーに届けるか」――メディアドゥ取締役事業統括本部長の溝口敦氏は、この2週間ほど人前で語る機会が増えている。 10月29日にはJEPA主催によるセミナーで、また、11月8日までパシフィコ横浜で開催されている図書館界最大の展示会「図書館総合展」のフォーラムに登壇した溝口氏。来場者の興味は、電子図書館サービスだ。 メディアドゥは5月に、電子図書館プラットフォームの世界最大手、米OverDriveとの戦略的業務提携を発表。OverDriveは、米国で1万8000館、45カ国58言語で3万館以上に導入されている電子図書館サービスを展開して
採用に関しては、基本的に、公務員試験に準拠した新卒一斉採用をやめて、ポストに応じた基礎資格を明示した公募による採用に切り替える。適任者が得られるまで、通年採用すればよい。プロフェッショナルが欲しければ、少なくとも未経験・未知数の新卒に期待をかけるのではなく、一定の能力要件を満たした即戦力人材を入れるという発想である。現在、研究力の高い大学で採用が進んでいるURA(大学研究事務専門職)が、一つのモデルになる。彼らは、通常の事務職員よりも相当高い給与をもらって任期付きで採用されているが、次第に任期無しの正規職員に転換することになっている。国際関係事務でも同じような動きが起こるだろう。こうした専門職には、何らかの職業的資格のようなものが形成されていくと思う。大学職員は一般的に多様な業務をこなすことを求められてきたが、一般事務は、マニュアルが整備されれば、契約職員でも十分に行うことができる。事務処
事務職員数の学生・教員数との対比は、私学との比較で語られることが多い。私が目にした極小の事務組織は、概数で学生数18000人、教員数3900人に対して職員数150人という帝京大学の例であるが、国立であれば、職員数1000人は超えているだろう。正規の職員数が非常に小さいのは、アウトソーシング、契約社員等でマンパワーを補っているからと推測する。ここまで比率が小さくなくても、大規模な私学で、職員数は国立の3分の1以下である。有名私学では、子会社の人材派遣・業務受託会社を作って、事務組織の受け皿にすることで、経営の柔軟性、効率性を確保しているところが多い。国立大学法人の経営担当にアンケートを取ると、職員のマンパワー不足を課題として挙げる向きが多いが、真の課題は人材の質である。国立大学に中央官庁から1種職員が教職員として出向している例があるが、彼らのレベルで、ようやく新規事業の企画調整の役に立つ程度
国立大学が法人化された10年前には、大学職員が多様な専門性を身につけて教員と協同しながら経営の一翼を担うという期待感がふくらんだが、現状を見ると、経営感覚を備えつつ専門性が高い職員は極めて少数で、しかも、それらの人材の多くは、一般の職員採用とは別ルートで雇用された者である。法人化直後にも、「専門性の高い職員が少ない」という問題意識が高かったが、10年たっても問題解決にはほど遠い。かつて国立大学財務・経営センターが実施したアンケート調査によれば、年齢構成に偏りがある、事務の部門間で人員配置に偏りがあるという問題も早くから意識されてきたが、何らかの施策によって解消に向かってきたかというと誠に心許ない。人事管理の焦点であった諸課題については、取り組みが不十分で、思ったほどの成果が出ていないと総括できるだろう。この2~3年で、文部科学省の施策によるURA(大学研究事務専門職)の本格的導入の動きがあ
読者を第一に考えて:図書館電子書籍ベンダーガイド,公開 米国やカナダの公共図書館等,約300機関が参加するイニシアティブ“ReadersFirst”が,2014年1月,図書館の電子書籍サービスのシステムを提供するベンダーを評価するドキュメント“ReadersFirst Guide to Library E-Book Vendors”を公開した。これから電子書籍サービスを開始することを考えている図書館をメインターゲットとして,各ベンダーの評価を提示するものである。その結果自体もさることながら,“読者のことを第一に考える”ことをコンセプトに,ベンダーの理解を仰ぎながら評価指標を作成している点は興味深い。以下,経緯から順に紹介する。 ReadersFirstは,2012年6月,米国及びカナダの約70の図書館の連名で,共同声明を発表した。この共同声明では,図書館には,利用者が電子書籍についても印刷
2013-12-13 承認欲求で研究者にはなれません 理系の大学ならどこにでもこういう人はいると思う。 いわゆる、著名な研究者になってみんなにちやほやされたいっていう勘違いした人。 職質アンチパターン:研究に対する情熱や愛が死んだ さて,研究に対する情熱を死に至らしめた理由は以下の通りだ. 良いフィードバックが無い 研究室の雰囲気としてコンピュータサイエンスを軽視している サーバー管理などの本質的ではない雑務を押し付けられる 研究テーマが特殊で適切な評価を得にくい ということらしいが、すでに自身の結論は出ていて 結局のところ,僕は適切なフィードバックや評価が欲しいだけなのだと思う.この研究室でそうした適切な評価を得ることは不可能だと判断した僕はアルバイト という,少なくとも金銭というかたちでフィードバックが得られる世界に傾いていった. 研究室を変えるとか,研究テーマを変えるとか,そういう事
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く